辺野古の工事現場(通称シアター前、N5近く)仮設道路工事現場の地下にウミガメ用トンネルが作られ「ふ化したウミガメが海へ向かって行けるように」と沖縄防衛局の職員が市民にウミガメの保護策と説明したという。
私は9月1日、近くまで行った時実際のトンネルを見た(長さは目測だが10mくらいはある)。その時、私は流れ込んでる小川か下水の放水溝と思った。残念ながら「コガメの保護策」とは思い付かなかった😰。
私は本当にこのトンネルをふ化したばかりのコガメが通り過ぎ海までたどり着けるのか疑問に思う。過去にそのような実績があるのか、沖縄防衛局の職員に是非聞いてみたい?
通過したとしてもその先には2重、3重のフロートやオイルフェンスがある。これをどのようにクリアするのかも聞いてみたい?
また、「ウミガメは数年してから元の浜に戻って産卵する」と言われている。大浦湾の海岸、辺野古側の海岸の多くは仮設道路または埋め立て対象になっている。ということは今回のトンネルはほんの見せかけで単なるアリバイ作りと思わざるを得ない。(実際は今のトンネルの先から約200m先まで埋め立てるのだ!)
ほんの一時的なまやかしで「保護策」(=環境に配慮してる)などと言って欲しくない。辺野古/大浦湾には5000種以上といわれる生物や絶滅危惧種200数10種も生息していると言われている。これらのことを含めどのように対応するのか明確に説明すべきだ。単にウミガメの話だけじゃなく、環境の変化により多くの生き物がこの海から消えてなくなる恐れがあると思う。
いま、私たち及び未来の人々にどのように説明するのかが問われているのではないでしょうか。
写真;コガメが通り過ぎるトンネル?
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