2024.6.9大阪大集会報告とお礼.pdf
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原発再稼働阻止、原発全廃のためにご奮闘の皆様

皆様には「老朽原発動かすな!」の行動で、多々お世話になり、ありがとうございます。

さて、69日、大阪市立うつぼ公園で開催された「とめよう! 原発依存社会への暴走大集会 -地震も事故もまったなし-」(主催:老朽原発うごかすな!実行委員会)には、関西、福井、富山、愛知、岐阜、首都圏、四国、青森、福島など全国から1400人を超えるご参集をいただき、原発推進に暴走する岸田政権や電力会社に「NO!」の決意を突き付けることができました。この大集会には、「核汚染水ストップ世界市民行進(GLOMA)」の一環として訪日中の韓国の皆さん約20人も参加されました。

6.9大阪大集会にご支援、ご参加を頂きました皆様に、衷心より感謝申し上げます。

本メールには、6.9大阪大集会についての「報告とお礼」を添付します。ご高覧いただければ幸いです。

 

老朽原発うごかすな!実行委員会・木原壯林(090-1965‐7102

6.9大阪大集会本チラシ.pdf
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69日(日)「とめよう!原発依存社会への暴走 大集会

-地震も事故もまったなし-」(うつぼ公園;大阪市)に

ご支援、ご助力、ご参加をお願いします(再度のお願い)

皆様には、「老朽原発うごかすな!実行委員会」が企画・開催した数々の「原発うごかすな!」行動に、格段のご支援をいただき、ありがとうございます。

さて、本年元日に発生した能登半島地震および発生後13年を経た福島原発事故は、「地震は、いつ、どこで、どの規模で発生するか予知できないこと、原発は地震に脆弱であり、過酷事故を起こしたとき、避難は困難を極めること一刻も早い原発全廃が求められること」を大きな犠牲の上に教えています。 

福島原発事故は、当時、原発が稼働中であったため過酷事故に至りました。一方、能登半島地震では、震源近くの珠洲市で計画されていた原発の建設が阻止され、志賀原発の稼働が食いとめられていたため、過酷事故を回避できました。原発の建設、再稼働を阻止し、全廃を求める行動が、原発過酷事故から人の命と生活を守ったと言えます。

この大地震では、若狭でも震度4の強い地震動を観測しました。それでも関電は、高浜原発3号機、大飯原発34号機だけでなく、老朽原発・高浜12号機まで稼働を継続しました。また、定期点検中であった老朽原発・美浜3号機を、予定通り、118日に再稼働させました。さらに、121日には、高浜1号機で、配管からの蒸気漏れなどが見つかったにも拘らず、運転を停止せず、出力を40%に落として運転を継続しました。原子力規制委員会もこれらを黙認しています。安全第一を標榜するのであれば、稼働を止めて、詳細な点検を行うのが当然であり、責務です。

このように、政府や電力会社は、大地震を目の当たりにしても、稼働中の原発を停止しないだけでなく、「原発依存社会への暴走」、「原発推進経営」を止めようとはしません。彼らにとって、人の命や尊厳は二の次で、目先の経済的利益のみが関心事です。

さらに、去る315日には大阪高裁が、329日には福井地裁が「老朽原発美浜3号機の運転差し止め」を申し立てた仮処分裁判で、申し立てを棄却しました。臆病な裁判官が、政府や関電に忖度して、三権分立の一角を自ら否定したのです。民主主義の危機です。

ところで、岸田政権は、数を頼んで「原発推進法案(GX束ね法案)」を昨年5月に成立させましたが、関連法の整備が必要であるため、60年運転に関わる部分などは未だ施行されていません。完全施行は来年6月といわれています。脱原発を求める市民の行動が拡大すれば、骨抜きに出来、実行不能に追い込むことも出来ます。今が私たちの正念場です。「市民の命と尊厳は市民の手で守る」覚悟の、目に見え、耳に聞こえる行動が求められています。

「老朽原発うごかすな!実行委員会」は、69日(日)、「とめよう!原発依存社会への暴走 大集会 -地震も事故もまったなし-」を、うつぼ公園(大阪市)で開催します(添付のチラシをご覧下さい)。

6.9大集会では、いま、多くの人々の共感を得ている課題「原発は地震に極めて脆弱」「原発過酷事故では避難は至難」「使用済み核燃料の行き場はないぞ!」「老朽原発うごかすな!」「放射能汚染水を流すな!」を前面に押し立てて昨年123日開催の大阪集会(1600人参加)をはるかに上回る原発全廃の大きなうねりを出現させたいと考えます。

6.9大集会の成功によって、老朽原発の運転をはじめ、原発推進に暴走する岸田政権や電力会社に「NO!」を突き付けましょう!

老朽原発の廃炉を実現し、それを突破口に「原発のない、人の命と尊厳が大切にされる社会」を展望しましょう! 6.9大阪大集会への皆様のご支援、ご参加をお願いします。

 

202464日「老朽原発うごかすな!実行委員会」・木原壯林(090-1965‐7102

24.1.12約束破りの関電糾弾緊急行動チラシ.pdf
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皆様には、昨年、「老朽原発うごかすな!実行委員会」が、大阪のうつぼ公園、関電本店前、あるいは原発現地・高浜で繰り返し展開した原発全廃を求める闘いに多大なご支援、ご貢献をいただき、ありがとうございました。本年もよろしくお願い申し上げます。

以下は、「関電は約束守れ! 老朽3原発をただちに止めろ!」1.12関電本店抗議行動のお知らせとお願いです。ご参加、ご支援をお願いします。

 「老朽原発動かすな!実行委員会」・木原壯林

関電は「2023年内に使用済み核燃料の中間貯蔵地を福井県外に探す。探せなければ老朽原発を停止する」とした約束を反古にしています。約束の履行と全老朽原発の廃炉を求めましょう!

元旦に発生した能登大地震は「今年こそ、原発、核施設を全廃せよ」と警告しているようにも思えます。

さて、岸田政権や電力会社は、能登震災の悲惨を目の当たりにしても、「原発依存社会への暴走」を改めようとはしません。

関電は、運転開始後47年になろうとする老朽原発・美浜3号機を2021年来稼働させ(現在は定期点検中)、昨年は、49年超えで最古の原発・高浜1号機、48年超えの老朽高浜2号機の再稼働を強行しました。さらに、定期点検中であった高浜原発3号機(運転開始後38年)を、1222日に再稼働させ、来る1月中旬には美浜3号機を再稼働させようとしています。

その関電は「使用済み核燃料の中間貯蔵地を2023年末までに福井県外に探す。探せなければ老朽原発を停止する」と約束していますが、約束履行の見通しが無くなり、切羽詰まって「保有する使用済み核燃料のわずか5%のフランスへの搬出」や「上関での中間貯蔵地建設調査」などの小手先の奇策と詭弁を弄して、昨年末で、約束を反古にしました。人々を愚弄するものです。

一方、使用済み核燃料の行き場に関して、福井県から説明を求められた関電は、1010日、「使用済み核燃料対策ロードマップ」を発表しましたこのロードマップで、関電は、青森県の再処理工場の活用、中間貯蔵施設の確保を盛り込み、いかにも近々使用済み核燃料の福井県外搬出が可能であるかのように見せかけています。しかし、いずれも実現の可能性はありません。「絵に描いた餅」です。

それでも、関電は「使用済み核燃料搬出の円滑化のために原発構内に乾式貯蔵施設の設置を検討する」とし、福井県内での乾式貯蔵に向けての布石を打ちました。

関電の燃料プールは3~7年後には満杯になって、原発を停止せざるを得なくなるため、プールに空きを作ろうとする策略です。福井県知事は、わずか3日後の13日これを容認しています。「原発の運転継続ありき」の出来レースです。

何としても、関電と福井県に当初の約束を履行させ、全ての老朽原発を廃炉に追い込まなければなりません。

「老朽原発うごかすな!実行委員会」は、112に、添付のチラシにご案内の集会を開催して、関電に、当初の約束を履行して老朽原発・高浜12号機を停止し、美浜3号機の再稼働を断念して、全老朽原発の廃炉を決定するよう求めます

皆様のご参加、ご支援をお願いします。

 

老朽原発うごかすな!実行委員会(問合先:090-1965-7102 木原)

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2023.8.22汚染水流すな!緊急抗議声明.pdf
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2023822

緊急声明・「放射能汚染水」海洋放出を即時断念せよ!

老朽原発うごかすな!実行委員会

岸田政権は、「ALPS処理水」と称して、「放射能汚染水」の太平洋への放出を、早ければ824日から開始すると決定しました。福島県漁連、全国漁連をはじめとする全国民と交わした約束を反故にし、世界の世論を蹂躙する暴挙です。環境の放射能汚染を許さず、すべての原発の廃炉を願う私たちは、満腔の怒りをもって抗議します。

日本は「国連海洋法条約」を批准しています。

「第194条第1項 いずれの国も、あらゆる発生源からの海洋環境の汚染を防止し、軽減し及び規制するため、利用することができる実行可能な最善の手段を用い、かつ、自国の能力に応じ、単で又は適当なときは共同して、この条約に適合するすべての必要な措置をとるものとし、また、この点に関して政策を調和させるよう努力する。」

日本が国際社会で尊敬される国であろうとするなら、この精神を実現すべきです。

12年前、東京電力が福島原発から大量の核物質を世界にばらまいてしまいました。多くの国の人々が、援助の手を差し伸べてくれました。しかし、今、政府や東電は「タンクの土地がないからもう一度核物質をばらまかせて欲しい」と言っているのです。手前勝手な恥ずべき主張です。

もし、隣国である中国や韓国で万一にも原発事故が起きて同様の事態が起きたら、日本政府はどうするというのでしょうか?最初は事故でも、12年後に税金を使って核物質を世界にばらまくのは国家の犯罪です。近隣の政府が国民の健康・生命・財産を守るため反対するのは当然です。

私たちも、岸田政権が「原発推進への暴走政策の一環として行う放射能汚染水の海洋投棄」に強く反対します。

政府・経産省は、2020年、ALPS汚染水処理の「検討諸案」で当時80m3汚染水処理を『34億円の経費(東電でさえ、「海底トンネルからの放出施設建設費、測定のためなどに21年から24年度の3カ年で約437億円必要」としていた)と91か月の期間』で海洋放出するのが他の案よりも安くて早いと提案しました。海洋放出に導くための結論ありきの提案でした。ところが、政府・経産省は本年1月、「需要(風評)対策300億円、漁業者支援事業500億円」を予算計上しています。海洋放出期間は78年としていましたが、市民団体からの批判と指摘を受けて、3040年かかると訂正しています政府、東電の海洋放出のコスト期間は、いずれも大きく前提が崩れています。34億円は1千億円を超え、78年が3040年になっています。海洋放出しなければ海底トンネル工事の437億円も、風評対策費800億円も不要です。もっと安全で効果のある方法を考えるべきです。

東電は「タンクを設置する場所がないから放出」するとしていますが、30年も40年もかけて放出する間に地震や災害によってタンクが破損する恐れがあります。汚染水をモルタル固化して陸上に保管すべきです。そうすれば、風評被害も起きず、風評対策費も不要です。国内外の人々の安全を守るためにはコストを問題にすべきではありません。

政府や御用学者は、トリチウムは「自然界にも存在している」「放出する放射線のエネルギーは弱い」「他の放射性物質と比べて人体への影響は低い」「体内に入っても、水と同じように体外へ排出される」としています。人体への影響は「低い」「ほとんどありません」と、安全神話を振りまいています。しかし、体はトリチウムを判断して体外に出すわけではありません。体内に入ったトリチウムは他の水と同様に細胞内にも入り、とどまります。細胞の中に入ればDNAを破壊する可能性があります。安全で無害な放射性物質は存在しません。放射線に、これ以下なら安全と言う「しきい値」はありません。さらに「トリチウムの生物学的効果比(RBE)は、セシウムより2倍~6倍高い」と言う研究発表もあります。母乳からトリチウムが検出されたこともあります。細胞分裂が最も活発な乳幼児の体に入れば大変です。トリチウムの研究はまだ途上です

政府と東電は「国際機関・IAEAが報告書でお墨付きを与えたから、海洋放出は安全」としていますが、IAEA は「国際原発推進機関」であり、原発推進国からの出資と原子力ムラからの人員派遣で運営されていることを考えれば、全くの欺瞞です。そのIAEAのグロッシ事務局長でさえ「IAEAの報告書は、処理水の海洋放出計画を認めるものではなく、最終決定は日本政府が下すもの」とし、IAEAは海洋放出計画の承認も推奨もしていないことを認めています。

福島原発は、事故前には2.2兆ベクレル/年のトリチウムを排出していましたが、海洋投棄では10倍の22兆ベクレル/年の放出を予定しています。原発推進派は「海外の原発からはもっと大量にトリチウムを海に流している」「トリチウムは安全だ」と言いますが、実に通常運転時の10倍を放出する予定です。ちなみに、操業延期を何度となく繰り返し、いまだに稼動していない六ケ所再処理工場では、年間で大気中に1900兆ベクレル、海洋に18千兆ベクレルを放出するとしています(国に提出した再処理事業指定申請書)。実に900倍です。自然界に影響がないと言う証明はありません。

海洋放出されるのはトリチウムだけではありません。タンクに貯められている130m3 の汚染水はメルトダウンした核燃料に触れた汚染水です。政府、東電は2018年マスコミに暴露されるまで2014年の資料を使い、「トリチウム以外は基準を満たしている」と国民をだましていました。

ALPSを通してタンクに貯められている130m3 の7割には「基準値」を超えたセシウム、ストロンチウム、ヨウ素など、半減期が長い放射性物質が残っています。

東電は130m3のうちの64核種のデータがとれている3つのタンク群(3.6m3)の結果を公表しているだけであり、放射性物質の核種ごとの総量は不明のままです。タンクに溜まっている核種ごとの総量が分からなければ、自然界に対する影響も分かりません。

なお、政府と東電の説明は、科学とは程遠いものです。例えば、汚染水を希釈して、トリチウム濃度を基準値以下にして海洋放出するから安全と言っています。では、基準値なるものはどこで、どのような根拠で決まったのでしょう?天然水1リットル(L)中のトリチウムの濃度は約1ベクレル(Bq)です。ところが、トリチウムを含む水の環境放出規制基準は1L当たり60,000Bqと定められています。この基準は、原発を運転すれば、この程度のトリチウムが放出される可能性があり、基準値をこの高濃度にしておかないと原発を運転できないから定められたのです(原発や原子力施設の稼働の都合で定めた基準です)。この濃度でも、人や生物にとって安全というものではありません。政府と東電は、このような原発運転の都合で定めた高濃度を規制基準とし、その40分の1の濃度(1,500 Bq/L)まで希釈して放出するから、海洋放出は安全としているのです。

海洋放出に対しては、当初より県漁連の強い反対が表明されていました。また、周辺自治体からも「住民理解を得ることが重要だ」との強い要望が出されていました。政府と東電は2015年、県漁連に「関係者の理解なしにいかなる処分もしない」と文書で約束を交わしています。政府がこれを反故にすることは、民主主義の根幹にかかわります。海洋放出は福島の漁民のみならず近隣諸国、太平洋諸島に影響を与えます。

他方、「海洋放出は危険だ」「風評被害が起こるから中止しろ」と言う人たちに対しては「風評加害者」のレッテルを貼っています。地元の漁業者に対しては「ごね得だ」と言う心ない言葉がかけられています。海洋放出は人々を分断します。

一たび放射能汚染水を海洋放出すれば地元漁民の問題にとどまらず、太平洋、ひいては地球規模の海洋生物の生態系に影響を与え、その影響を私たちも回避できません。

「放射能汚染水の海洋放出」に強く抗議し、計画の白紙撤回を強く求めます。

(連絡先:木原090-1965-7102

 

 

老朽原発うごかすなニュース 第97号.pdf
PDFファイル 1.5 MB
230429高浜全国集会チラシ完成.pdf
PDFファイル 1.4 MB

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リレーデモチラシ.pdf
PDFファイル 495.2 KB
23.2.8老朽原発うごかすなニュース 第91号.pdf
PDFファイル 1.1 MB
岸田政権の暴走を許すなチラシ最終版.pdf
PDFファイル 951.0 KB

原発再稼働阻止、原発全廃のためにご奮闘の皆様(BCCでお送りしています。)

岸田政権は、原発推進、軍事費倍増に向かって暴走しています。原発過酷事故と戦争の足音が段々大きくなり、近づいています。

 去る28日には、第71回原子力規制委員会が開催されましたが、原発に関する法制の改定案に関して約2000通のパブコメを通して寄せられた反対意見をことごとく退けています。人々を愚弄し、岸田政権の源発推進政策のお先棒を担ぐ原子力規制庁と規制委員会には、やり場のない憤りを感じます。唯一、石渡委員の抵抗によって8日の議決が延期されたことは、執行猶予の感はしましたが、昨13日、この意見も 蔑ろにした決定が行なわれました。報道は「規制委の独立性に疑問」 の声をあげています。

 私たちの目に見える行動の爆発なしには、岸田政権の暴走を止めることが出来ないことを実感するところです。

 ところで、8日の規制委員会では、1月30日に高浜原発4号機で発生した「中性子低減」のトララブルについても報告されましたが、トラブルの原因は特定されず、「過去に経験したことのない制御棒関係の異常」と推量されています。原因不明のトラブルは、今後も多発するでしょう。原発が老朽化すれば、その危険性はますます大きくなります。

運転開始後46年を経て、トラブル続きの美浜原発3号機の運転を止めさせ、48年、47年超えの高浜原発12号機の再稼動を阻止し、それを突破口に、原発全廃の大世論を形成し、岸田政権の野望を葬り去らなければなりません!

 人の命と尊厳が大切にされる社会に向かって前進しましょう!

 本メールには、最近、「老朽原発うごかすな!実行委員会」が関西で配布している『岸田政権の「原発依存釈迦」社会」への暴走にNO!を』と題するチラシ、『3.21-4.2関電本店ー高浜原発「老朽原発うごかすな!」230 kmリレーデモ』案内チラシ、「老朽原発うごかすな!ニュース」最新号(91号)を添付します。ご参考になれば、幸いです。

なお、前2者のチラシの印刷物は、ご要望に応じてお送り申し上げます(無料)ので、本メールへの返信で、あるいは下記電話に、ご連絡ください。

  老朽原発うごかすな!実行委員会:木原壯林(090-1965-7102

 

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原発再稼働阻止、原発全廃のためにご奮闘の皆様(BCCでお送りしています。)

福井、関西の9人が大阪地裁に申し立てていた大阪地裁「美浜原発3号機運転差止め仮処分裁判」の決定交付について緊急のお知らせとお願いをいたします。

上記「仮処分裁判」の決定は1220日(火)に交付されることはすでにご連絡していますが、交付時刻について、大阪地裁は「13時~19時の間に交付」と全く理解できない発表をしました。

このように大阪地裁の動きは、不可解極まりないものですが、それでも、私たち「老朽原発うごかすな!実行委員会」は、毅然とした行動で「老朽原発廃炉!」を求めたいと考え、以下の行動を提案します。

1220日の行動

122012時に大阪地裁前の広場に結集し、前段集会を開催して「美浜3号うごかすな!」を訴える。決定を受け取り、旗出しの後には、地裁前で、弁護団からの簡単な報告を受け、関電本店前に移動して、「老朽原発うごかすな!」を訴える集会を開催する。ただし、一部は、記者会見および報告集会に参加する。

 皆様のご賛同、ご支援、ご参加をお願いします。

 市民運動と裁判闘争が結合した闘いの構築によって、原発のない、人の命と尊厳が大切にされる社会に向かって前進しましょう!

老朽原発うごかすな!実行委員会・木原壯林(090-1965-7102

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 12.4関電包囲全国集会の報告とお礼

原発再稼働阻止、原発全廃のためにご奮闘の皆様

 124日の「老朽原発うごかすな!関電包囲全国集会」には900人のご結集をいただき、「超危険美浜3号、もう廃炉!」の怒りの声を関電にたたきつけ、引き続いた御堂筋デモでは「老朽原発廃炉を突破口に、原発全廃を!」を大阪市民、ご通行中の皆さんに訴えることが出来ました。この行動は、ARDドイツテレビも取材して下さいました。脱原発を合言葉にした国際連帯の契機になればと考えます。

 ここに、124日行動の「報告とお礼」(チラシ)添付いたします。ご参加、ご支援をいただきました皆様に厚くお礼申し上げます。

  ところで、福井、関西の9人が大阪地裁に申し立てていた「老朽美浜3号運転禁止仮処分」裁判について、大阪地裁は、122日になってやっと「1212日(月)~20日(火)の間に決定を出す」と発表しました。決定発表の日は1週間前に井戸弁護団長宛に連絡するとのことです。

 「老朽原発うごかすな!実行委員会」は、大阪地裁の決定発表の日の行動を次のように設定しています。

 決定発表を受け取るための入廷行進の1時間前より、大阪地裁前で前段集会を開催し「美浜3号うごかすな!」を訴えます。決定を受け取り、旗出しの後には、地裁前で、弁護団からの簡単な報告を受け、関電本店前に移動して、「老朽原発うごかすな!」を訴える集会を開催します。

 市民運動と裁判闘争が結合した闘いの構築によって、原発のない、人の命と尊厳が大切にされる社会に向かって前進しましょう!皆様のご賛同、ご参加をお願いします。

 老朽原発うごかすな!実行委員会・木原壯林(090-1965-7102

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原発再稼働阻止、原発全廃のためにご奮闘の皆様(BCCでお送りしています。)

以下、緊急のお知らせとお願いを申し上げます。 

関西電力・関電は、定期点検中であった高浜原発4号機の再稼動を21(金)に強行しようとしています。

 高浜4号機は、320℃160気圧近くの高温高圧水が流れる蒸気発生器伝熱管などの一次冷却系配管の減肉・損傷を頻発させている危険極まりない原発です。今回の定期点検でも、12本の伝熱管の損傷が発覚し、すでに、全10146本の伝熱管の内の415本が使用不能となり、栓がされています。伝熱管損傷の主原因は、伝熱管の外側に自然発生した鉄さびの塊がはがれて、冷却水に乗って流れて伝熱管に衝突し、伝熱管を削ったためとされています。蒸気発生器内部はたびたび薬剤で洗浄されていますが、それでも、蒸気発生器3台の中には、2トン以上もの鉄さびや鉄イオンが発生しているといわれています。高温高圧水が流れる一次冷却系配管が完全破断すれば、冷却水が噴出し、原子炉が空焚きになる危険性があります。

 トラブル続きで危険極まりない高浜4号機の再稼動を許してはなりません!

 老朽原発実行委員会は、再稼働当日の21日(金)、1230分に、高浜原発から音海地区側300mのところにある展望台に結集し、高浜原発北門前までデモ行進した後、糾弾集会を開催し、再稼働阻止を訴えます。皆様のご賛同、ご参加をお願いします。

20221019日        

老朽原発うごかすな!実行委員会

連絡先・木原(090-1965-7102

 

付記 本メールには、124日(日)開催予定の「老朽原発うごかすな!関電包囲全国集会 -超危険な美浜3号、もう廃炉―」の案内チラシを添付しています。老朽原発・美浜3号機、高浜12号機の完全廃炉を目指した大集会です。ご予定下さい。この集会については、近々詳細をお知らせします

 

22.8.9老朽原発うごかすなニュース 第82号②.pdf
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報告とお礼 猛暑にもコロナにも負けず 8.10「老朽原発・美浜 3 号再稼働阻止現地緊急行動」に 80 人

2022.8.10現地緊急行動報告とお礼FF.pdf
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7.24「老朽原発・美浜3号うごかすな!現地全国集会」に関する報告とお礼

原発再稼働阻止、原発全廃のためにご奮闘の皆様(BCCでお送りしています。)

 「老朽原発完全廃炉」に向けてご奮闘のこと、感謝申し上げます。

 ここに、7.24「老朽原発・美浜3号うごかすな!現地全国集会」に関する報告とお礼を申し上げます。

724日の「老朽原発・美浜3号うごかすな!現地全国集会」には、コロナ急増を乗り越え、猛暑にもめげず、約300人が大結集され、弁天崎(美浜原発を望む岬)集会町内デモ関電原子力事業本部前抗議・申入れ集会町内デモを敢行しました。先の5.29「原発のない明日を ー老朽原発このまま廃炉!大集会inおおさかー」(2,100人結集)に引き続いて「老朽原発うごかすな!」の決意と怒りが噴出した行動でした。町内デモの途中、各所で美浜町の皆さんのご声援を得ました。

この集会には、福井、大阪、京都、滋賀から大型バスで駆け付けた皆さんをはじめ、地元・若狭、兵庫、奈良、岐阜、愛知(名古屋地裁で老朽原発廃炉訴訟を闘う皆さんなど)、遠くは、東京など関東(老朽・東海第2原発廃炉を闘う皆さんなど)、愛媛、香川などの四国(伊方原発廃炉を闘う皆さんなど)からのご参加を得、文字通り「全国集会」となりました。

ご参加、ご支援いただきました皆さん、ありがとうございました。

老朽原発・美浜3号機廃炉に向けて、さらに前進しましょう!

関電は、810日の美浜3号機再稼働を画策していると推測されます(確定ではありません)。それは、関電は89日を「安全の誓いの日」としていて、この日までの再稼動は避けようとする一方、812日「運転再開(並列)」を公表しているからです。なお、89日は、2004年のこの日(1522分)に、美浜3号機の2次系配管(復水配管)が大破損し、約140度の熱水と蒸気が噴出して協力会社の5人が亡くなられ、6人が重症を負われた日です。 

「安全を誓う」のであれば、「原発全廃」を宣言すべきです。とくに、次々に配管の減肉や損傷が発覚し、腐食によって数トンもの鉄さびや鉄イオンが発生し、ボロボロになった蒸気発生器を抱える加圧水型原発の再稼動など許されるものではありません。しかも、美浜3号機の蒸気発生器は、交換後26年を経た老朽装置です。

 「老朽原発うごかすな!実行委員会」は、老朽原発完全廃炉まで闘い続けます。皆様のご支援、ご参加をお願いします。

老朽原発完全廃炉を勝ち取り、それを突破口に原発のない、人の命と尊厳が大切にされる社会を実現しましょう!

老朽原発うごかすな!実行委員会:木原壯林(090-1965-7102

 

追伸  京都自治体問題研究所原子力災害研究会の市川章人さんが「原発政策一気に加速原発の最大限活用は何をもたらすのか?」と題する、非常に分かりやすい動画を(約13分)をアップしておられます。次記から見ることができます。 是非ご覧ください。

https://net-kyoto-online.com/

2022.7.24現地全国集会報告とお礼(最終).pdf
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原発再稼働阻止、原発全廃のためにご奮闘の皆様(BCCでお送りしています。)

 昨日324日の「電気新聞」は、「関電の発行済み株式の7.64%を保有する、自治体として最大の株主である大阪市の松井市長は23日、関西電力の定時株主総会で行ってきた脱原発提案について内容を改める考えを示唆した」と報じています(添付した記事をご参照ください)。事実だとすれば、大阪市民のみならず、脱原発を願う民意に対する背信行為です。目の前の経済的利益のために「大阪市民を含む広域の住民に放射性物質汚染を強いることになりかねない原発運転」を容認しようとしているのです。自治体住民の安心・安全な生活を最優先にしなければならない地方自治体の首長の原発推進への変節を許してはなりません。なお、松井市長の属する「日本維新の会」は15日、関電の老朽原発・美浜3号機、高浜12剛毅の緊急稼働を求める要望を政府に行っています。

今、原発推進派は、炭酸ガス削減を口実にして、また、ロシアによるウクライナ侵攻に起因するエネルギー逼迫、東北地震での発電所損傷による電力不足等を声高に叫んで、原発再稼動に躍起です。原発は、一旦重大事故を起こせば、住民の生活基盤を根底から奪い去り、住民に塗炭の苦悩を与えることは、事故後11年を経てもなお収束の見通しも立たない福島原発事故が、大きな犠牲の上に教えています。いかなる理由があろうとも、人類の手に負えない原発の推進は許されるものではありません。

危険極まりない老朽原発の完全廃炉を勝ち取り、それを突破口に原発のない、人の命と尊厳が大切にされる社会を実現しましょう!

「老朽原発うごかすな!実行委員会」は、529日に開催される「原発のない明日を‐老朽原発このまま廃炉!大集会in おおさか‐」へのご結集を呼びかけています。また、この大集会を頂点として、リレーデモ、リレー集会、ヒトリデモ、原発電気不買運動などの多彩な行動を企画しています。皆様の、ご賛同、ご支援、ご参加をお願いします。

 現在停止中の老朽原発。高浜12号機、美浜3号機、東海第二原発をこのまま廃炉に追い込み、原発全廃に前進しましよう!

なお、本メールには、「老朽原発うごかすな!ニュース」の最近号も添付しています。ご参考になれば、幸いです。

 

老朽原発うごかすな!実行委員会:木原壯林(090-1965-7102

22.2.23老朽原発うごかすなニュース 第68号③.pdf
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22.3.12老朽原発うごかすなニュース第69号③.pdf
PDFファイル 1.5 MB
22.3.21老朽原発うごかすなニュース 70号④.pdf
PDFファイル 1.5 MB

20211204滋賀のデモ100回目

脱原発市民ウオークin滋賀が2011年5月8日以来、12月4日で100回目を迎えた。

稲村守

(さいなら原発・びわこネットワーク&脱原発市民ウォークin滋賀呼びかけ人の一人)

20211204滋賀のデモ100回目.jpg
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老朽原発 このまま廃炉!.pdf
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2021.12.5「老朽原発このまま廃炉!大集会inおおさか」報告とお礼.pdf
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報告とお礼

原発再稼働阻止、原発全廃のためにご奮闘の皆様(BCCでお送りしています。)

 

 以下に、報告とお礼を申し上げます。

12.5老朽原発このまま廃炉!大集会inおおさか」に全国から1600名が結集し、昨年の9.61600人結集)、本年の6.61300人結集)「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」に引き続く大集会となりました。集会後は、圧巻の御堂筋デモ行進を行いました。コロナ禍で、市民団体や労働団体の組織参加は自粛されたものの、脱原発を目指す市民団体、労働団体、政党の多くの代表が参加されました。

125日のうつぼ公園(大阪市西区)では、赤く染められた「老朽原発うごかすな!」の大横断幕が参加者を待っていました。一時間前から始まった川口真由美さん等のミニライブで盛り上がった後、中嶌哲演さんの主催者あいさつで集会が開始されました。中嶌さんは、「目に見え、耳に聞こえる運動で世論を作ろう」と訴え、さらに大きな運動の構築を目指す次回実行委員会(1214日)への結集を呼びかけました。井戸謙一弁護士は、大阪地裁に申し立てた「美浜3号機運転差し止め仮処分」の経緯と現状を報告しました。また、「裁判官も一人の人間。老朽原発の稼働は誤りと思わせるように、大衆運動の力で背中を押そう」と呼びかけられました。名古屋地裁の老朽原発廃炉訴訟、老朽原発の地元(若狭町、小浜市、東海)からの発言が続き、全員でのポスタ掲示行動の後、原発賠償関西訴訟原告の発言、全国から駆け付けた闘うみなさん(青森、福島、首都圏、石川、四国)20数名および参加政党の代表の紹介、関西の市民団体からからのアピール、「キャンペーン期間」の行動報告、労働団体からのあいさつと続き、最後に、「原発のない、人の命と尊厳が大切にされる社会を実現しよう!」という集会アピールが提案され、拍手で採択されました。集会後の御堂筋デモは、にぎやかに貫徹され、道行く人から熱い応援を得ました。

 集会には、全国で脱原発、核施設建設反対を闘う立地の団体、住民からのメッセージが寄せられ、冊子として配布されました。また、集会に先立つライブ、集会、デモの様子は、IWJにより全国に中継されました。

ご参加、ご支援くださいました皆さん、

ありがとうございました。

老朽原発をこのまま廃炉に追い込み、

原発全廃の突破口にしよう!

来る年には、さらなる大行動を!

 老朽原発うごかすな!実行委員会:木原壯林(090-1965-7102

2021.12.5 大阪市靭公園で開催された「老朽原発このまま廃炉」の集会

https://fb.watch/9IsS3KQm_9/  <--クリック

原発再稼働阻止、原発全廃のためにご奮闘の皆様(BCCでお送りしています。)

 以下に、報告、お礼、お知らせ、お願いを申し上げます。

11023日に高浜原発前を出発し、27日に美浜町に到着した、約60 km の「老朽原発このまま廃炉リレーデ  モ」には述べ130人が参加され、「原発全廃」を若狭の皆さんに訴えました。

 初日の23日には約60人が、名古屋、岐阜、関西一円、福井から参加されました。この日を含め、今回のリレーデモでは、若狭の住民からのご声援が格段に多くなっていることを実感しました。最終日の27日は、

あられ、みぞれ、強風の荒天でしたが、参加者20数名は 荒天にもめげず、美浜町の皆さんに「老朽原発このまま廃炉!」を訴えました。関電原子力事業本部前では、力いっぱい関電を糾弾しました。この日の荒天下の行動では、「こういうところに犠牲を強いて原発が建設されたこと」に強い憤りを覚えました。

(初日と最終日の[リレーデモニュース]を添付します。)ご参加、ご支援いただきました皆さんにお礼申し上げます。

2125日(日)に、大阪市西区の「うつぼ公園」で「老朽原発このまま廃炉!大集会in おおさか」を開催し(1時開会)、御堂筋デモで「老朽原発このまま廃炉!」を訴えます(2時半出発)。詳細は添付チラシをご覧ください。集会、デモはIWJによって全国に中継、配信されます。皆様のご支援、ご参加をお願します。

  なお、当日は12時より、*川口真由美*まっすん*へじゃ*カオリンズの皆さんによる「オープニングライブ」を予定しています(添付チラシ参照)。是非、ご参加下さい。

 

 老朽原発うごかすな!実行委員会:木原壯林(090-1965-7102

21.11.24 リレーデモニュース2号.pdf
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21.11.28リレーデモニュース6号 .pdf
PDFファイル 1.9 MB

211205本チラシおもて.pdf
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211205本チラシうら.pdf
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12.5ライブ・チラシ .pdf
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1123日(火)- 27日(土)「老朽原発このまま廃炉リレーデモ」について:

11.23-11.27「老朽原発このまま廃炉リレーデモ」について  

現在停止中の老朽原発・高浜12号機、美浜3号機の特重施設の完成は早くても20235月、6月頃、20229月頃といわれていますが、これらの老朽原発は、特重施設の完成後に再稼働されたとしても、2023年末には停止に追い込まれる可能性が大です。それは、関電が「使用済み核燃料の県外中間貯蔵地を2023年末までに探せなければ、老朽原発を停止する」と明言していますが、中間貯蔵候補地探しは至難であるからです。

「老朽原発うごかすな!実行委員会」は、何としても危険極まりない美浜原発3号機の再稼動を阻止し、それを突破口に、原発のない、人の命と尊厳が大切にされる社会を実現したいと考えています。その視点に立った行動の一つとして、

1123日(火、休)~27日(土)高浜-美浜リレーデモを以下の行程で実施します。

1123日(火、休)1130分に高浜原発北ゲートから約300 m 先の展望所に集合、デモで北ゲート前に向かい、抗議行動(1230分まで)。高浜町役場まで車で移動。1330分に町役場前で簡単な抗議行動の後、デモ出発。16時頃にJR和田駅着。

1124日(水)10時におおい町役場からデモ出発。尾内まで。昼食後、小浜公園まで車で移動し、1330分にデモ開始、1530分頃にJR小浜駅着。

1125日(木)10時にJR東小浜駅からデモ出発。国道27号線の一筋山側の道の国分付近まで。昼食後、国道27号線天徳寺前信号付近まで車で移動し、1330分にデモ開始、15時頃に三宅の神社前着。

1126日(金)10時に道の駅「若狭熊川宿」からデモ出発。関、瓜生を経て、農村総合公園で昼食後、同公園から13時にデモ出発。JR十村駅まで。相田付近まで車で移動し、15時頃に相田からデモ出発。16時頃にJR三方駅着。

1127日(土)10時にJR美浜駅集合。車で移動し、1020分に久々子西端からデモ出発。JR美浜駅まで。昼食後、13時に美浜駅からデモ出発。関電原子力事業本部前で40分程度の抗議行動の後、デモを継続し、1530分頃に佐柿の若狭国吉城跡付近着。リレーデモ終了。

 なお、125日(日)に、大阪市西区の「うつぼ公園」で「老朽原発このまま廃炉!大集会in おおさか」を開催し、御堂筋デモで「老朽原発このまま廃炉!」を訴えます。集会、デモはIWJによって全国に中継、配信されます。皆様のご支援、ご参加をお願します。  

老朽原発うごかすな!実行委員会:木原壯林(090-1965-7102

10.25「美浜3号もう動かすな!現地行動」   <--クリック

日時;1025日(月:特重施設設置期限日)11

場所美浜原発先の「シーパーク丹生」集合(予定)

行動(予定);美浜原発前デモ→関電原子力事業本部前集会→美浜町内デモ→美浜町役場前集会

主催;老朽原発うごかすな!実行委員会

10.25緊急抗議行動チラシ.pdf
PDFファイル 298.8 KB
21.10.15老朽原発うごかすなニュース 第56号.pdf
PDFファイル 1.1 MB
21.10.9老朽原発うごかすなニュース 第55号.pdf
PDFファイル 1.2 MB

原発再稼働阻止、原発全廃のためにご奮闘の皆様

「老朽原発・美浜3号機もう動かすな!現地行動」にご支援、ご参加下さい。

関電は、老朽原発・美浜3号機を、623日に再稼動させました。一方、特重施設(いわゆるテロ対策施設)の設置が期限の69日に間に合わなかった老朽原発・高浜12号機の当面の再稼動を中止しました。

この再稼働を巡って、関電は、立地自治体の議会や首長に同意を要請し、苦悩の選択を迫りました。それでも、福井県知事が428日に同意を表明した直後の30日、2週間後の512日に、突然、高浜2号機、1号機の再稼働断念を発表しました。このように、関電は、自社の都合のみで、立地自治体や多くの人々を混乱に陥れているのです。企業倫理に欠け、私利私欲に走る傲慢企業と言わざるを得ません。なお、その関電が再稼動させた美浜3号機も、特重施設の設置が間に合わないため、設置期限(1025日)の前の1023日には、わずか3ヶ月の営業運転で、停止を余儀なくされます。

ところで、高浜12号機、美浜3号機の特重施設の完成は早くても20235月、6月頃、20229月頃といわれていますが、これらの老朽原発は、特重施設の完成後に再稼働されたとしても、2023年末には停止に追い込まれる可能性が大です。それは、関電が「使用済み核燃料の県外中間貯蔵地を2023年末までに探せなければ、老朽原発を停止する」と明言していますが、中間貯蔵候補地探しは至難であるからです。老朽原発停止を突破口に原発全廃に向かって大きく前進する好機です。

「老朽原発うごかすな!実行委員会」は、美浜3号機の特重施設の設置期限日(1025日)に、美浜町現地で、下記の要領で「老朽原発もう動かすな!現地集会」を開催し、老朽原発運転に抗議するとともに、老朽原発の廃炉を訴えることを呼びかけます。皆様のご参加、ご支援をお願いします。 

10.25「美浜3号もう動かすな!現地行動」

日時;1025日(月:特重施設設置期限日)11

場所; 美浜原発先の「シーパーク丹生」集合(予定)

行動(予定);美浜原発前デモ→関電原子力事業本部前集会→美浜町内デモ→美浜町役場前集会

主催;老朽原発うごかすな!実行委員会

当日、美浜に向けて、京都(京都駅南830分発)、大津(大津地裁前830分発)、大阪(新大阪駅正面口8時発)から配車します。いずれも出発15分前までにご集合ください。

乗車ご希望の方は、下記に、お名前、携帯電話番号(携帯電話がなければ、他の連絡法)をご連絡下さい。

橋田(090-5676-7068)、木戸(090-9213-7395)または松原(090-9540-1959)

老朽原発うごかすな!実行委員会:木原壯林(090-1965-7102


原発再稼働阻止、原発全廃のためにご奮闘の皆様

老朽原発うごかすな!実行委員会:木原壯林

 3A(安倍、麻生、甘利)の強い影響下での論功行賞的人事を行い、安倍・菅路線を継承して、破局に突き進む政権が誕生しました。看板だけを書き換えて、さらに巧妙に国民に犠牲を強いる岸田政権です。岸田首相は、温室効果ガス削減を目指すとして、原発再稼働、新型炉開発、核融合開発を含めた「クリーン・エネルギー戦略」の策定を掲げ、「再生可能エネルギーの一本足打法ではない」と述べています。脱炭素政策には消極的であるにも拘らず、原発には前のめりです。

 岸田自民党総裁は、「原子力ムラのドン」の一人・甘利明氏を幹事長にすえ、エネルギー基本計画を見直すと明言し、小型新型原子炉の開発を・・・

21.9.20老朽原発うごかすなニュース第54号.pdf
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配管損傷美浜号機大飯3号機.pdf
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2021年7月27日拓(投稿複製).pdf
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最近再稼働した原発で早速トラブル

 関電は、最近、美浜原発3号機および大飯原発3号機を再稼動させましたが、両原発とも早速トラブルを起こしています(添付資料をご覧ください)。

 623日に再稼動した老朽原発・美浜3号機は、72日に早速、「タービン動補助給水ポンプ」に関わるトラブルを起こしています(710日のメールで既報)。

 一方、加圧器スプレーライン配管のひび割れのために配管を交換して、半年遅れで73日にやっと再稼動し、730日に本格運転に入ったたばかりの大飯3号機でも、84日、タービンを回した蒸気を冷やすために海水を復水器に送る配管からの水漏れが見つかりました。2系統ある配管の1系統の空気抜き弁枝管の付け根付近に直径4 cm 程度の穴が開いていました。漏れた海水は約20トンとされています。この配管が大きく破損すれば、十分に原子炉を冷やせなくなる恐れがあります。それでも関電は、原子炉を停止せず、この系統のポンプを止め、出力を65%に下げて運転を続けています。安全軽視としか言いようがありません。

上記の相次ぐ配管トラブルは、若狭の原発の配管は、相当危険な状態にあることをうかがわせます。老朽原発だけでなく、運転開始後40年に満たない原発でも重大事故が発生しかねません。老朽原発の運転などもってのほかです。なお、大飯原発3号機は、運転開始(199112月)後29年の原発です。

ところで、特重施設の完成が期限(69日)に間に合わず、再稼働できなかった高浜12号機の特重施設の完成は早くてもそれぞれ20235月頃、6月頃といわれています。また、特重施設の完成が期限(1025日)に間に合わず、1023日に停止に追い込まれる美浜3号機の特重施設の完成は、20229月頃とされています。

さらに、これらの原発は、特重施設の完成後に再稼働されたとしても、2023年末には停止に追い込まれる可能性が大です。それは、関電が「使用済み核燃料の県外中間貯蔵地を2023年末までに探せなければ、老朽原発を停止する」と明言しているにも拘らず、中間貯蔵候補地探しは至難であるからです。 

老朽原発停止を突破口に原発全廃に向かって大きく前進する好機です。

「老朽原発うごかすな!実行委員会」は、1600人が結集した昨年96日および1300人が結集した本年66日の「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」をさらに拡大した「老朽原発このまま廃炉!大集会in おおさか」を来る125日に開催し、美浜3号機停止日の1023日~124日を「老朽原発このまま廃炉!キャンペーン期間」として、老朽原発廃炉に向けて「やれることは全てやる」ことを決定しました。

皆様のご賛同、ご参加をお願いします。

 

老朽原発うごかすな!実行委員会:木原壯林(090-1965-7102

「老朽原発うごかすな!実行委員会」実行委員および関係各位

日々の「老朽原発うごかすな!」行動でのご奮闘、有難うございます。

さて、関電は、昨年来、老朽原発再稼働をめぐる混乱を自治体に持ち込み、苦悩の選択を強要したにも拘らず、福井県知事が同意を表明した(428日)直後の430日、高浜2号機の安全対策工事が遅れ、当面の再稼動が不可能になったと発表し、512日、特重施設が設置期限である69日までに完成しない高浜1号機の当面の再稼働も断念したと発表しています。このように、関電は、自社の都合のみで、何の成算もなく立地自治体や多くの人々を混乱に陥れる、思い上がりの塊のような企業です。

一方、623日に再稼動した美浜3号機では、72日、事故時に蒸気発生器に給水するポンプに大きな圧力がかかるトラブルが発生しています。関電は、「ポンプ入り口にある金属製のフィルターに鉄さびが詰まったことが原因」としています。これが事実であれば、配管の中には多量の鉄さびが懸濁していることになり、この懸濁物が、配管の減肉やフィルターの目詰まりの原因になり、今後もトラブルを起こしかねないことになります。何よりも、老朽原発を全国に先駆けて動かそうとして準備してきたにも拘らず、鉄さびによる目詰まりにも気づかなかった関電と規制委のいい加減さを糾弾しなければなりません。こんな関電や規制委に原発を安全に動かせるはずがありません。なお、美浜3号機の特重施設の設置は期限・1025日に間に合わず、この原発は、わずか3ヶ月の営業運転で1023日には停止を余儀なくされます。

ところで、721日の福井新聞は、関係者の話として「高浜12号機および美浜3号機の特重施設の完成は、20194月時点の見通しより約半年間短縮でき、それぞれ20235月頃および20229月頃になる見通し」と報道しています。したがって、最低でもこの時期までは、これらの老朽原発は運転できないことになります。(完成時期の見通しが甘すぎるとの見方もあります。)

さらに、老朽原発は、特重施設の完成後に再稼働されたとしても、2023年末には停止に追い込まれる可能性が大です。それは、関電が「使用済み核燃料の県外中間貯蔵地を2023年末までに探せなければ、老朽原発を停止する」と明言しているにも拘らず、中間貯蔵候補地探しは至難であるからです。

老朽原発の停止に追い討ちをかけ「老朽原発そのまま廃炉」を勝ち取り、原発全廃へと前進しましょう!

次回(第15回)の「老朽原発うごかすな!実行委員会」実行委員会は、727() 14:0016:30、大阪市内(国労大阪会館3階大会議室:添付地図参照)で開催されます。ZOOM参加も可能です(その場合は、当日までにご一報下さい)。

次回実行委員会では、7.3おおい行動の総括と反省を行い、629日の実行委員会以降の原発情勢に関して討論し、同実行委員会で決定した「12.5老朽原発このまま廃炉!大集会in おおさか(仮称)」および「10.23(美浜3号機停止日)-12.4老朽原発このまま廃炉!キャンペーン期間(仮称)」の具体化のための議論をお願いしたいと考えます。

 皆様のご出席をお願いいたします。なお、マスク等のコロナウイルス感染防止対策をよろしくお願い申し上げます。

老朽原発うごかすな!実行委員会:木原壯林(090-1965-7102

 

 

6.6 老朽原発うごかすな!大阪集会報告とお礼(11日以降).pdf
PDFファイル 1.1 MB
21.6.11老朽原発うごかすなニュース 第48号② (1).pdf
PDFファイル 1.6 MB
2021.6.23緊急抗議行動チラシ(確定版.pdf
PDFファイル 387.9 KB

原発再稼働阻止、原発全廃のためにご奮闘の皆様(BCCでお送りしています。

 関電は危険極まりない老朽原発美浜3号機を623日に再稼働させました。関電は、昨年来、美浜3号機および高浜12号機を再稼働させるとして、立地自治体の議会や首長に同意を要請し、苦悩の選択を迫りました。

にも拘らず、福井県知事が428日に同意を表明した直後の30日に、高浜2号機の安全対策工事が遅れ、当面の再稼動が不可能になったと発表し、512日に、特重施設が設置期限までに完成しない高浜1号機の当面の再稼働も断念したと発表しています。

このように、関電は、自社の都合のみで、立地自治体や多くの人々を混乱に陥れる、傲慢極まりない企業です。

こんな企業であるから、特重施設の完成が設置期限・1025日に間に合わず、僅か3ヶ月しか営業運転できない美浜3号機を無理矢理再稼働させる暴挙を行ったのです。

ところで、上述のように、関電に高浜12号機の当面の再稼働を断念させ、美浜3号機の再稼働を5ヶ月も遅れさせたのは、圧倒的な脱原発の民意に支えられた脱原発運動の成果といっても過言ではありません。もっともっと大きな行動を展開すれば、危険極まりない老朽原発を廃炉に追い込み、それを突破口に、原発のない、人の命と尊厳が大切にされる社会を実現できます、

そう考えた「老朽原発うごかすな!実行委員会」は、1300人が結集した66日の「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」に引き続いて、関電本店前(大阪市)で611日、18日(各々70人、75人が参加)に、関電原子力事業本部前および美浜原発前(美浜町)で623日(350人が参加)に、標記の緊急行動を行いました。11日、23日には関電宛てに申し入れも行いました。(添付資料をご覧ください。)

ご参加、ご支援いただきました皆様、有難うございました。

なお、621日には「老朽美浜原発3号機運転禁止の仮処分」を求める申立てが大阪地裁に提出されましたが、「老朽原発うごかすな!実行委員会」は、この裁判闘争に連帯する行動も展開しました。

関電が73日(土)に大飯原発3号機再稼働を画策

・配管損傷などのトラブル続きで、耐震性も全く不十分な大飯原発再稼働を、許してはなりません!

・原発を動かせば、処分法も保管地もない使用済み核燃料が溜ります。

・大飯原発から100 kmの圏内には、福井県、京都府、滋賀県の全域、大阪府、兵庫県、奈良県、岐阜県、愛知県の多くの部分が含まれます。大飯原発で重大事故が起これば、何100万人もの人々が長期にわたる避難を強いられます。重大事故では、琵琶湖が汚染され、関西1400万人以上の飲用水が奪われます。

大飯原発3号機再稼働を糾弾しましょう! 原発全廃を求めましょう!

73日には、大飯原発前での抗議行動、おおい町内デモを計画しています。(添付資料をご覧ください。) ご参加、ご支援をお願いします。

「老朽原発うごかすな!実行委員会」(連絡先:木原壯林 ☏090-1965-7102

 

 

追記 「老朽原発うごかすな!ニュース」最新号(49号)も添付します。

7.3おおい原発3号機再稼働報告とお礼.pdf
PDFファイル 1.8 MB
21.6.29老朽原発うごかすなニュース 第50号 (1).pdf
PDFファイル 1.3 MB
21.7.10老朽原発うごかすなニュース 第51号②.pdf
PDFファイル 1.4 MB

21.6.21老朽原発うごかすなニュース 第49号③.pdf
PDFファイル 1.3 MB
2021年6 月23日美浜闘争報告とお礼.pdf
PDFファイル 1.9 MB
2021年7月3日大飯原発3号機再稼働抗議チラシ.pdf
PDFファイル 134.7 KB

原発再稼働阻止、原発全廃のためにご奮闘の皆様(BCCでお送りしています。)

先のメールに添付漏れがありました。再送します。

 

 66日の「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」には、コロナ緊急事態宣言発令中にも拘らず、「老朽原発再稼働阻止」の固い決意の下、1300人以上が参加され、果敢な御堂筋デモで「老朽原発うごかすな!」を訴えました。全国の原発立地のほとんど全てから、脱原発を闘う皆さんの熱いメッセージが届きました。全国各地で、様々な連帯行動が取り組まれました。(詳細は添付の「報告とお礼」をご覧ください。)大集会にご参加、ご支援、ご助力いただきました皆さんに心よりお礼申し上げます。

さて、関電は、運転開始後45年を超え、とっても危険な老朽原発・美浜3号機の623日再稼動を企んでいます。

関電は、当初、美浜3号機および高浜12号機を、本年1月および3月に再稼働させると公言し、立地自治体の議会や首長に再稼働同意を要請し、立地自治体に苦悩の選択を強いました。それにも拘らず、福井県知事が428日に同意を表明した直後の30日に、高浜2号機の安全対策工事が、コロナ禍による人員不足で遅れ、当面の再稼動が不可能になったと発表し、512日、特重施設完成が69日の期限に間に合わないため、高浜1号機の当面の再稼働を断念し、燃料装荷テストのみ行うと発表しています。このように、関電は、自社の都合のみで、何の成算もなく立地自治体や多くの人々を混乱に陥れる、コンプライアンスのかけらもない企業です。こんな企業であるから、特重施設の完成が設置期限・1025日に間に合わず、そのため、わずか3ヶ月の営業運転しかできない美浜3号機を無理矢理再稼働させ、再稼動のアリバイを作り、全国の原発の60年運転への道を開こうとする暴挙を平気で行おうとするのです。関電が原発の運転に足る資質、体制、企業倫理に欠けることは明らかです。

断固とした抵抗もなく美浜3号機再稼動を許せば、全国の原発の60年運転への道を開ことになるばかりか、世界の原発の60年運転への口実を与えることにもなります。

今、私たちは、子々孫々にまで、負の遺産を残す原発を許すのか、それとも、人の命と尊厳が大切にされる社会を実現するのか、歴史の岐路に立っていると言っても過言ではありません!あらゆる可能な行動で「老朽原発うごかすな!」を訴えましょう! 理は私たちにあります。老朽原発再稼働の理不尽に、もっともっと大きな運動で対抗しましょう! まだまだ、老朽原発再稼働阻止は可能です!

「老朽原発うごかすな!実行委員会」は、美浜3号機再稼働阻止に向けて、次の緊急行動を提起しています。(詳細は添付チラシをご覧ください。)

関電本店への緊急抗議行動

611日(本日)および18日(金)、14時から15時半まで、大阪中之島の関電本店前で緊急抗議行動を行います。本日は申し入れも予定しています。

美浜での緊急抗議行動

関電が美浜原発3号機の再稼働を画策している623日(水)には、12時に美浜町保健福祉センター「ハートピア」(美浜町役場南隣、消防署西隣)駐車場に集合、町内デモ、関電原子力事業本部前で抗議行動の後、美浜原発先のシーパーク丹生に移動し、14時より抗議集会を行い、原発前を通ってデモ行進を予定しています。

23日には、大阪、京都、滋賀から美浜に向けてバスも配車します。

ご賛同、ご支援、ご参加を強くお願い申し上げます。

「老朽原発うごかすな!実行委員会」(連絡先:木原壯林 090-1965-7102

 

 

追記 「老朽原発うごかすな!ニュース」最新号(48号)も添付します。

6.6 老朽原発うごかすな!大阪集会報告とお礼(11日以降).pdf
PDFファイル 1.1 MB
21.6.11老朽原発うごかすなニュース 第48号② (1).pdf
PDFファイル 1.6 MB
2021.6.23緊急抗議行動チラシ(確定版.pdf
PDFファイル 387.9 KB

差出人: Sorin Kihara <kiharas-chem@zeus.eonet.ne.jp>

送信日時: 2021年4月30日金曜日 11:25

宛先: Sorin Kihara

件名: [zenkokunet:01685] 速報です

原発再稼働阻止、原発全廃のためにご奮闘の皆様(BCCでお送りしています。 

 福井県議会と県知事は、大慌ての茶番劇を演じた後、4月28日、超危険な老朽原

発・高濱1、2号機、美浜3号機の再稼動に同意しました。結局、

・政府、関電、一部の原発関連企業の意のみに依拠し、「自治体住民の安全・安

寧を保全することが地方自治の基本」であることを忘れた福井県知事や議会は、

中間貯蔵候補地問題は棚上げにし、人々の安心・安全を犠牲にして、原発マネー

を得ようとし、

・原発マネー不祥事、原発トラブル(蒸気発生器配管の損傷など)、約束違反

(使用済み核燃料中間貯蔵候補地など)を頻発させている関電は、安全確保を空

約束し、

・原発関連企業の利益のみを優先させる政府は、税金によって立地自治体を買収

して、

老朽原発再稼働を強行しようとしているのです。許してはなりません!

速報です。

 今朝の福井新聞は、4月29日、関電が、高浜1号機の再稼働を当面見送る方向で

最終調整していると報じています。特重施設の完成が間に合わず、再稼働して

も、1週間程度で停止せざるを得ないためです。市民運動、裁判闘争をはじめとす

る反原発運動の成果ともいえます。ただし、関電は、美浜3号機の再稼働を優先さ

せ、5月10、11日に、核燃料をサイトに搬入しようとしているという情報もあり、

五月中の再稼働も危惧されます。あらゆる可能な行動で「老朽原発うごかす

な!」を訴えましょう!

「老朽原発うごかすな!実行委員会」 (連絡先:木原壯林・若狭の原発を考える

会:090-1965-7102 )

 

2021年4月老朽原発チラシ.pdf
PDFファイル 558.2 KB

関電よ💢老朽原発うごかすな!高浜全国集会の報告とお礼

320日の「関電よ💢老朽原発うごかすな!高浜全国集会」および町内デモには400人以上が参加されました。また、この集会の前段として行われた、高浜原発周辺でのデモ行進、抗議・申し入れ集会には250人以上が結集され、集会の行われた北ゲート前広場は溢れかえりました。

高浜町文化会館での全国集会では様々な地域、多様な団体からの発言がありました。中嶌哲演さんの「福井県知事や県議会に老朽原発うごかすな!の声を」「原発で作った電気は買わない」「原発ゼロ基本法案を成立させよう」などを訴える主催者挨拶、福島で次々と出てくる困難な状況の紹介、水戸地裁判決の報告、青森・福島・富山・東京・愛媛・香川など全国各地の代表の自己紹介、若狭湾沿岸の8つの市や町の代表の「故郷を放射性物質汚染地域にしてはならない」という切実な訴えと反原発運動の報告、被ばく労働についての問題提起、3つの労働団体からの連帯の挨拶、いずれにも大きな拍手がわきました。井戸謙一弁護士の「エリート裁判官までもが原発運転を許さない判決をする時代がやってきた」との指摘と「次の過酷事故が起こる前に原発全廃を勝ち取るスピード感を持った運動の重要性」の訴え、京都北部の2反原発団体からの連帯表明、全国ほぼ全ての原発、核施設立地で闘う皆さんから寄せられ、原発、核施設の現状、運動の様子をまとめたメッセージ集も配布されました。
 集会後は、歴史を感じさせる旧街道を経由して、「老朽原発動かすな!」を訴える力強いコールを挙げながら、長蛇の町内デモを敢行しました。デモは、狭い街道ながら、道一杯に拡がり、フランスデモの様相を呈するものとなりました。窓を細く開けて見ている人、玄関前で笑顔で手を振ってくれる人、肩を震わせて泣きながら手を合わせて感謝を述べる老婦人など、反原発の願いの大きさを感じました。

 「関電よ💢老朽原発うごかすな!高浜全国集会」にご参加、ご支援、ご助力いただきました皆様、有難うございました。

 同集会、デモに関する「報告とお礼」を添付いたします。ご参考になれば幸いです。

 

 「老朽原発うごかすな!実行委員会」 (連絡先:木原壯林・若狭の原発を考える会:090-1965-7102

2021.3.20高浜闘争報告とお礼.pdf
PDFファイル 1.7 MB

着情報 2021.3.5

 最近の老朽原発うごかすな!ニュース  

緊急のお願い 

原発再稼働阻止、原発全廃のためにご奮闘の皆様(BCCでお送りしています

関電と政府は、運転開始後40年をはるかに超えた老朽原発・高浜12号機,美浜3号機の再稼動を画策し、全国の原発の60年運転を先導しようとしています。また、高浜町議会、美浜町議会は、去る11月、12月に、高浜原発1号機、美浜3号機の再稼働に同意しています。また、先月、高浜町長、美浜町長も同意を表明しました。

もう一つの原発立地自治体である福井県の杉本知事は、「運転に同意するには、関電が使用済み核燃料の中間貯蔵施設の県外候補地を示すことが前提」としていましたが、212日、経産大臣、資源エネルギー庁長官、関電社長との4者会談の後、それまでの発言を一転させ、16日の県議会初日で、「再稼働に向けた議論」の開始を要請しています。県民の命と安全を軽視する裏切り行為です。

このように、福井県および福井県議会をめぐる動きが急を告げています。

これに関して、オール福井反原発連絡会は添付のように「福井県知事と福井県議会議長に電話か手紙を届けて下さい」という緊急の要請を行っています。

是非、ご協力をお願いします。

連絡先:木原壯林(若狭の原発を考える会:090-1965-7102

 

追記 (度重なるご案内で恐縮です)

 以下は「3.20関電よ💢老朽原発うごかすな!高浜全国集会」の概要です。皆様のご参集をお願いいたします。

名称:「関電よ💢老朽原発うごかすな!高浜全国集会」

主催;老朽原発うごかすな!実行委員会

日時;320日(土、休)14時 

所;高浜町文化会館 (各地から、バス等を配車する予定です。)

行動;1時間強の集会後、高浜町内デモ(1630分解散)

 集会の前段行動として、高浜原発への抗議、申入れ行動を行います。(原発北門から300m先の「音海展望台」から北門にデモで向かい、北門前で抗議行動) 

ご参集の皆様に、コロナ感染防止のために、以下をお願いします。

マスクあるいはフェースガードは必ずご着装下さい。

参加のバス内、会場内、デモの間は、大声での私的会話は避けてください。

個人と個人の間隔は出来るだけ空けて下さい。

除菌薬を用意してありますので、ご活用下さい。

なお、コロナの中でも、集会、デモは元気よく行いたいと考えます。

 鳴り物、旗指物、ポスター、携帯拡声器、などをお持ちの方は、ご持参下さい。

 320日には、大阪、京都、滋賀から高浜に向けて配車します(奈良からも配車予定とのことです)。乗者ご希望の方は、担当者(橋田;090-5676-7068 dkddw406@kyoto.zaq.ne.jp)にご連絡下さい

「老朽原発うごかすな!実行委員会」

連絡先:木原壯林(若狭の原発を考える会:090-1965-7102

21.2.19老朽原発うごかすなニュース 第37号③.pdf
PDFファイル 1.2 MB
21.2.8老朽原発うごかすなニュース第36号.pdf
PDFファイル 1.2 MB

木村(雅)(再稼働阻止全国ネットワーク)です。 (メールより一部転載)

前半で、木原壯林さんから「危険すぎる老朽原発」と題して、
危険な若狭原発トラブルと老朽原発を中心に広範な原発問題のお話を聞きました。
後半では、原子力規制庁の担当にヒアリングをし、
私たちの原子力規制委員会・原子力規制庁への不信感を訴えるとともに、
「国民」の命と健康を守るために、安全を保障できないならそのことを明確に、
関電原発の不具合続出の危険、美浜3号の事故をくり返さない、事業者を鵜呑みにしない、…
などを訴えました。
原子力規制庁の担当も丁寧に応答していただいたので、両者の思いの違いが明確になったと思います。
長時間のヒアリングですが、よろしければ動画をご覧願います。
使用した資料もアップしました。よろしければダウンロードしてご覧願います。

【動画」UPLAN
20210302 UPLAN 木原壯林「危険すぎる老朽原発」
https://www.youtube.com/watch?v=CNVKA-i2tgg
20210302 UOLAN 規制庁ヒアリング「危険すぎる老朽原発動かすな~若狭の不具合続出原発・老朽原発の再稼働と運転延長を問う~」
https://www.youtube.com/watch?v=HYA_iuNSA9I
【資料】ギガファイル
https://xgf.nu/av7j
https://19.gigafile.nu/0402-e5900a33ccf1d8e9c001e5ece84f196c

・・・

21.1.29老朽原発うごかすなニュース 35号③.pdf
PDFファイル 1.2 MB

「関電よ💢老朽原発うごかすな!高浜全国集会」

原発再稼働阻止、原発全廃のためにご奮闘の皆様(BCCでお送りしています

関電と政府は、運転開始後40年をはるかに超えた老朽原発・高浜12号機,美浜3号機の再稼動を画策し、全国の原発の60年運転を先導しようとしています。

また、高浜町議会、美浜町議会は、去る11月、12月に、高浜原発1号機、美浜3号機の再稼働に同意しています。また、 先月、高浜町長、美浜町長も同意を表明しました。

もう一つの原発立地自治体である福井県の杉本知事は、「運転に同意するには、関電が使用済み核燃料の中間貯蔵施設の県外候補地を示すことが前提」としていましたが、212日、経産大臣、資源エネルギー庁長官、関電社長との4者会談の後、それまでの発言を一転させ、16日の県議会初日で、「再稼働に向けた議論」の開始を要請しています。県民の命と安全を軽視する裏切り行為です。

さらに、関電(原子力事業本部長)は、210日、戸嶋美浜町長に対して「競争入札を経ない発注(特命受注)などにより、地元企業の活用に努める」として、町長の美浜3号機再稼働への同意を取り付けました。関電の経営体質は、原発マネー不祥事後に行った「人事刷新」によっても全く変わっていないことを証明しています。関電幹部には、企業倫理や法令を遵守する姿勢がないことは明らかです。約束を平気で蹂躙し、金品まみれでなければ推進できない原発の運転を許してはなりません。

一方、このような関電、政府、立地自治体の悪あがきにも拘らず、関電が1月、3月に再稼動としていた美浜3号機、高浜1号機は、未だに燃料装荷すらされていません。通常、原発起動は、燃料装荷の1ヵ月後ですから、再稼動は少なくとも3ヶ月遅れています。私たちの「老朽原発うごかすな!」運動の成果ともいえます。3.20「関電よ老朽原発うごかすな!高浜全国集会」「町内デモ」の大成功を勝ち取り、関電、政府、立地自治体の野望を粉砕しましょう!

 以下は「3.20関電よ💢老朽原発うごかすな!高浜全国集会」の概要です。皆様のご参集をお願いいたします。

名称:「関電よ💢老朽原発うごかすな!高浜全国集会」

主催;老朽原発うごかすな!実行委員会

日時;320日(土、休)14時 

所;高浜町文化会館 (各地から、バス等を配車する予定です。)

行動;1時間強の集会後、高浜町内デモ(1630分解散)

 集会の前段行動として、高浜原発への抗議、申入れ行動を行います。(原発北門から300m先の「音海展望台」から北門にデモで向かい、北門前で抗議行動) 

ご参集の皆様に、コロナ感染防止のために、以下をお願いします。

マスクあるいはフェースガードは必ずご着装下さい。

参加のバス内、会場内、デモの間は、大声での私的会話は避けてください。

個人と個人の間隔は出来るだけ空けて下さい。

除菌薬を用意してありますので、ご活用下さい。

なお、コロナの中でも、集会、デモは元気よく行いたいと考えます。

 鳴り物、旗指物、ポスター、携帯拡声器、などをお持ちの方は、ご持参下さい。

 320日には、大阪、京都、滋賀から高浜に向けて配車します(奈良からも配車予定とのことです)。乗者ご希望の方は、担当者(橋田;090-5676-7068 dkddw406@kyoto.zaq.ne.jp)にご連絡下さい。

「老朽原発うごかすな!実行委員会」

連絡先:木原壯林(若狭の原発を考える会:090-1965-7102

 

追記

  関電は、「特重施設」未完成のために、起動が遅れていた高浜原発3号機を、37日に再稼動させようとしています。危険きわまりないプルサーマル運転を再開しようとしているのです。断固とした抗議行動に経ちましょう!

  去る32日、「再稼働阻止全国ネットワーク」の主催で院内集会が開かれ、私(木原)が1時間講演し、その後、2時間30分にわたって、規制委を追及しました。講演の方は時間切れで、今一ですが、規制委追及は、我ながら面白いと思っています。以下にUPされていますので、ご覧いただければ幸いです。

【動画」UPLAN

20210302 UPLAN 木原壯林「危険すぎる老朽原発」

https://www.youtube.com/watch?v=CNVKA-i2tgg

20210302 UOLAN 規制庁ヒアリング「危険すぎる老朽原発動かすな~若狭の不具合続出原発・老朽原発の再稼働と運転延長を問う~」

https://www.youtube.com/watch?v=HYA_iuNSA9I

「関電よ💢老朽原発うごかすな!高浜全国集会」

 原発再稼働阻止、原発全廃のためにご奮闘の皆様(BCCでお送りしています。

 関電は、美浜原発3号機を本年1月に再稼働させようとしていましたが、未だに燃料装荷すら行っていません。通常、燃料装荷は、稼働の1ヶ月前に行いますから、再稼動は少なくとも2ヶ月間は遅れていることになります。その上、杉本福井県知事の裏切り的変節によって、福井県議会が再稼働同意への議論を開始したとはいえ、未だ福井県の同意は出ていません。再稼動の遅延は、老朽原発うごかすな!行動を始めとする反原発運動の成果ともいえます。

 一方、老朽原発・高浜原発12号機、美浜3号機の特重施設(いわゆるテロ対策施設)の完成期限は6月、10月で、完成がこの期限に間に合うとは考えられませんから、この期限以降の再稼動はありません。さらに、この3月には、大阪地裁での「コロナの中で原発うごかすな!」仮処分裁判の判決を始め、各種の裁判の判決が目白押しです。去る124日の原子力規制委員会審査の問題点を指摘した大阪地裁判決、昨日219日の避難者への東電と国の責任を認めた東京高裁判決を鑑みれば、3月に老朽原発再稼動阻止に有利な判決を勝ち取ることも期待できます。

 これらを考え合わせれば、私たちの行動いかんでは、老朽原発再稼働を阻止することはまだまだ可能であることは明らかです。

 断固とした「老朽原発うごかすな!」行動に起ちましょう! 3.20{関電よ💢老朽原発うごかすな!高浜全国集会」に総結集をお願いします。

 本メールには「老朽原発うごかすな!ニュース」の最近号(No.35,36,37 号)を添付しています。ご参考になれば、幸いです。

「老朽原発うごかすな!実行委員会」・木原壯林(電話;090-1965-7102E-mailkiharas-chem@zeus.eonet.ne.jp

 

追記;以下は「3.20関電よ💢老朽原発うごかすな!高浜全国集会」の概要です。皆様のご参集をお願いいたします。

名称:「関電よ💢老朽原発うごかすな!高浜全国集会」

主催;老朽原発うごかすな!実行委員会

日時;320日(土、休)14時 

所;高浜町文化会館 (各地から、バス等を配車する予定です。)

行動;1時間強の集会後、高浜町内デモ(1630分解散)

 集会の前段行動として、高浜原発への抗議、申入れ行動を行います。(原発北門から300m先の「音海展望台」から北門にデモで向かい、北門前で抗議行動) 

ご参集の皆様に、コロナ感染防止のために、以下をお願いします。

マスクあるいはフェースガードは必ずご着装下さい。

参加のバス内、会場内、デモの間は、大声での私的会話は避けてください。

個人と個人の間隔は出来るだけ空けて下さい。

除菌薬を用意してありますので、ご活用下さい。

なお、コロナの中でも、集会、デモは元気よく行いたいと考えます。

 鳴り物、旗指物、ポスター、携帯拡声器、などをお持ちの方は、ご持参下さい。

 320日には、大阪、京都、滋賀から高浜に向けて配車します(奈良からも配車予定とのことです)。乗者ご希望の方は、担当者(橋田;090-5676-7068 dkddw406@kyoto.zaq.ne.jp)にご連絡下さい

 

 

処理法も行き場もない使用済み核燃料

関電は使用済み核燃料の中間貯蔵候補地も

探せないまま、老朽原発再稼働まで画策

約束やぶりの関電を許すな!

福井県知事の背信行為を糾弾しよう!

関電は、201711月、「2018年末までに、使用済み核燃料の中間貯蔵候補地を福井県外に探す」と明言していました。西川前福井県知事が、大飯原発の再稼働に同意したのは、この約束を前提としていました。

しかし、関電は、この約束を反古(ホゴ)にし、「候補地提示期限を2020年末まで」と再約束して、原発の運転を継続し、使用済み核燃料を増やし続けました。

さらに関電は、再約束の期限も反古にし、去る212日、候補地提示期限を「2023年末まで」と先送りし、「この期限が守られなければ老朽原発・高浜12号機、美浜3号機を停止する」として、福井県に老朽原発再稼働への同意を求めました。

これを受けて、杉本福井県知事は、それまでの「中間貯蔵地を示すことが再稼働議論の前提」とした発言を一転させ、「県議会に再稼働に向けた議論を促す」と発表しました。

なお、関電が「2023年末を期限」とした拠り所は、青森県むつ市の中間貯蔵施設の共同利用の可能性ですが、宮下むつ市長は、これを否定し、猛反発しています。

関電は、二度までも、何の成算も無く「空約束」をし、平気でそれを反古にした、倫理のかけらも持ち合わせない企業です。三度目の「空約束」が反古にされる可能性は極めて高いと言っても過言ではないでしょう。こんな関電に原発を安全に運転できるはずがありません。

それでも、杉本知事は、老朽原発再稼働へと変節したのです。県民の安全より経済を優先させようとする背信行為です。許されるものでは在りません!

一方、関電は、210日、戸嶋美浜町長に対して「合理性のある特命受注(競争入札を経ない発注)などにより、地元企業の活用に努める」として、町長の美浜3号機再稼働への同意を取り付けようとしています。

関電は、公共性の高い電力供給を「電気料金」という「税金」に似た性格を持つ資金で行っていることを鑑みれば、競争入札もなく発注することは極力避けなければならないことは自明です。このような言動が「汚れた原発マネー」を発生させているのです。

1昨年9月、関電が支払った原発関連工事費が、多額の金品として関電幹部に還流されていたことが暴露され、また、昨年3月には、電気料金値上げの際にカットした役員報酬や役員が追加納税した税金を、退任後、関電が補填していたことが発覚し、多くの人々の怒りをかっています。昨年、関電は、不祥事を反省して役員人事を刷新したとし、旧経営陣を告発していますが、不祥事の発覚後も、原発の運転を継続し、危険極まりない老朽原発まで再稼働させようとしています。関電幹部には、企業倫理や法令を遵守する姿勢がないことは明らかです。

関電の、使用済み核燃料中間貯蔵候補地に関する度重なる約束違反、美浜町長に対する発言は、「関電の経営体質は、人事刷新後も全く変わっていない」ことを照明しています。関電幹部には、企業倫理や法令を遵守する姿勢がないことは明らかです。約束を平気で蹂躙し、金品まみれでなければ推進できない原発の運転を許してはなりません。

関電が、真に信頼回復に努めるのであれば、不祥事の原因となった原発の稼働や稼働準備を中止して、原発稼働の是非を再考すべきです。

 

老朽原発うごかすな!実行委員会 連絡先:木原(090-1965-7102

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 使用済み核燃料の中間貯蔵地に関して二度も約束を反古にした関電が、三度目の「空約束」をチラつかせて、老朽原発の再稼動への福井県の同意を取り付けようとしています。

「老朽原発うごかすな!実行委員会」は、昨日の実行委員会で、「約束やぶりの関電をゆるすな!緊急行動」を、本日(215日)正午より、関電本店前で行うことを提起し、本日実行しました。呼びかけから20時間も経ない本日開催された緊急集会には、雨模様の中、35名が決起しました。老朽原発うごかすな!の強い決意を示し、再稼動への同意に変節しようとしている福井県知事への抗議を表明しました。ご参加、ご支援の皆様、有難うございました。

 ここに、本日配布したチラシを添付します。ご参考になれば、幸いです。

 老朽原発再稼動の風雲は急を告げています。何としても「3.20関電よ💢老朽原発うごかすな!高浜全国集会」を大成功に導き、老朽原発廃炉を勝ち取りましょう!

「老朽原発うごかすな!実行委員会」・木原壯林(電話;090-1965-7102E-mailkiharas-chem@zeus.eonet.ne.jp

 

追記;以下は「3.20関電よ💢老朽原発うごかすな!高浜全国集会」の概要です。皆様のご参集をお願いいたします。

名称:「関電よ💢老朽原発うごかすな!高浜全国集会」

日時;320日(土、休)14時 

所;高浜町文化会館 (各地から、バス等を配車する予定です。)

行動;1時間強の集会後、高浜町内デモ(1630分解散)

 集会の前段行動として、高浜原発への抗議、申入れ行動を行います。(原発北門から300m先の「音海展望台」から北門にデモで向かい、北門前で抗議行動) 

ご参集の皆様に、コロナ感染防止のために、以下をお願いします。

マスクあるいはフェースガードは必ずご着装下さい。

バス内、会場内、デモの間は、大声での私的会話は避けてください。

個人と個人の間隔は出来るだけ空けて下さい。

除菌薬を用意してありますので、ご活用下さい。

なお、コロナの中でも、集会、デモは元気よく行いたいと考えます。

 

 鳴り物、旗指物、ポスター、携帯拡声器、などをお持ちの方は、ご持参下さい。 使用済み核燃料の中間貯蔵地に関して二度も約束を反古にした関電が、三度目の「空約束」をチラつかせて、老朽原発の再稼動への福井県の同意を取り付けようとしています。

「老朽原発うごかすな!実行委員会」は、昨日の実行委員会で、「約束やぶりの関電をゆるすな!緊急行動」を、本日(215日)正午より、関電本店前で行うことを提起し、本日実行しました。呼びかけから20時間も経ない本日開催された緊急集会には、雨模様の中、35名が決起しました。老朽原発うごかすな!の強い決意を示し、再稼動への同意に変節しようとしている福井県知事への抗議を表明しました。ご参加、ご支援の皆様、有難うございました。

 ここに、本日配布したチラシを添付します。ご参考になれば、幸いです。

 老朽原発再稼動の風雲は急を告げています。何としても「3.20関電よ💢老朽原発うごかすな!高浜全国集会」を大成功に導き、老朽原発廃炉を勝ち取りましょう!

「老朽原発うごかすな!実行委員会」・木原壯林(電話;090-1965-7102E-mailkiharas-chem@zeus.eonet.ne.jp

 

追記;以下は「3.20関電よ💢老朽原発うごかすな!高浜全国集会」の概要です。皆様のご参集をお願いいたします。

名称:「関電よ💢老朽原発うごかすな!高浜全国集会」

日時;320日(土、休)14時 

所;高浜町文化会館 (各地から、バス等を配車する予定です。)

行動;1時間強の集会後、高浜町内デモ(1630分解散)

 集会の前段行動として、高浜原発への抗議、申入れ行動を行います。(原発北門から300m先の「音海展望台」から北門にデモで向かい、北門前で抗議行動) 

ご参集の皆様に、コロナ感染防止のために、以下をお願いします。

マスクあるいはフェースガードは必ずご着装下さい。

バス内、会場内、デモの間は、大声での私的会話は避けてください。

個人と個人の間隔は出来るだけ空けて下さい。

除菌薬を用意してありますので、ご活用下さい。

なお、コロナの中でも、集会、デモは元気よく行いたいと考えます。

 鳴り物、旗指物、ポスター、携帯拡声器、などをお持ちの方は、ご持参下さい。

 

着情報 2021.1.20

木原壯林さん情報

原発再稼働阻止、原発全廃のためにご奮闘の皆様BCCでお送りしています)

コロナ対策を施して「1.24関電よ💢老朽原発うごかすな!大集会」、梅田デモにご参集下さい。

 原子力規制委員会(規制委)が、老朽原発の運転を認可したのは2016年ですが、認可以降に、関電の原発では、トラブル、人身事故が頻発しています。トラブルの中でも、高温・高圧の一次冷却水が流れる蒸気発生器や加圧器の配管の損傷はとくに深刻です。もし、これらの配管が完全に破断すれば、冷却水が噴出し、原子炉が空焚きになる可能性があるからです。配管の損傷は、昨年だけでも、高浜3および4号機の蒸気発生器伝熱管、大飯3号機の加圧器スプレイ配管で発見されています。

蒸気発生器伝熱管の減肉・損傷を生じさせた原因物質について、関電は、配管内で自然発生した鉄さびの塊であると発表しています(16日)。鉄さびの塊や腐食で生成した金属の破片などが、冷却水の流れに乗って原子炉内を高速でかけ巡って、配管を損傷させているのです。このような異物は、原発が老朽化すればどんどん増えます。運転開始後40年をはるかに超える圧力容器を持ち、更新後25年を超えた蒸気発生器を持つ高浜12号機、美浜3号機が安全な筈がありません。それでも、規制委はこれらの老朽原発の運転を認可しているのです。原発の40年超え運転が理不尽であり、新規制基準が極めて不完全で、規制委の審査がいい加減であることを示しています。

規制委審査のいい加減さを端的に指摘したのが、去る124日に大飯原発34号機の設置許可取り消しを命じた大阪地裁判決です。規制委は、原発運転の認可にあたって、基準地震動として過去の地震の大きさの平均値を採用し、原発の耐震性は平均値に見合ったもので可としています。大阪地裁は、これは、「バラツキ」を考慮していず、過小評価であるとしたのです。この判決に従えば、同様な方法で推定された老朽原発敷地の基準地震動も過小評価していることになります。

一方、関電に関して、1昨年発覚した原発マネーに係わる不祥事の調査は,未だに納得できるものではなく、関電が企業体質を抜本的に改善したとするにはほど遠い状態にあります。さらに、関電は、使用済み核燃料中間貯蔵候補地を福井県外に探すとした約束を2度(2018年末、2020年末)もホゴにしています。このように、関電が原発を運転するに足る資質、体制、企業倫理を持たたないことは明らかです。

しかも、今、新型コロナウイルスの感染が拡大し、終息の兆しも見えません。この中で、無責任きわまりない関電によって超危険な老朽原発が稼働され、重大事故を起こしたら、集団避難のバスの中で、長期にわたる避難生活の中で、ウイルスの感染を防ぐことは不可能です。それでも関電は、コロナはないかのごとく老朽原発再稼働を企てています。許してはなりません。

今、私たちの運動はコロナの制約を受けていますが、私たちが萎縮すれば、政府や関電の意のままの政策がまかり通ることになります。コロナによって制約された分以上の行動を、創意と工夫によって創造し、老朽原発再稼働を阻止し、それを突破口に、原発のない、人の命と尊厳が大切にされる社会を実現しましょう! 

「老朽原発うごかすな!実行委員会」は、以下の集会を呼びかけています。皆様のご参集をお願いいたします。

名称:「関電よ💢老朽原発うごかすな!大集会」

日時;124日(日)1330分 

所;関電本店前(大阪市:地下鉄肥後橋駅/京阪中之島線渡辺橋駅) 

行動;1415分まで集会後、西梅田公園まで徒歩で移動し、西梅田公園から梅田までデモ行進(約75分)

ご参集の皆様に、コロナ感染防止のために、以下をお願いします。

マスクあるいはフェースガードは必ずご着装下さい。

大声での私的会話は避けてください。

個人と個人の間隔は出来るだけ空けて下さい。

除菌薬を用意してありますので、ご活用下さい。

なお、コロナの中でも、集会、デモは元気よく行いたいとかんがえまス。

 鳴り物、旗指物、ポスター、携帯拡声器、などをお持ちの方は、ご持参下さい。

 

「老朽原発うごかすな!実行委員会」・木原壯林(電話;090-1965-7102E-mailkiharas-chem@zeus.eonet.ne.jp

着情報 2020.12.9

木原壯林さん情報

原発再稼働阻止、原発全廃のためにご奮闘の皆様(BCCでお送りしています)

 「老朽原発うごかすな!実行委員会」の呼びかけに応えたリレーデモは、1123日の関電包囲大集会(大阪、550名が結集)を旅立ちとして、美浜町を目指していましたが、明日・129日(水)が最終日となります。今回のリレーデモは、天候に恵まれ、大阪地裁からのプレゼント「大飯原発設置許可取り消し」付きでした。延べ約1100人が参加されました。皆様の、ご参加、ご支援、ありがとうございます。

 明日は、早朝8時より、美浜町議会・原子力発電所特別委員会(10時開始)に対してアピール行動を行い(町役場前)、13時より、美浜町内デモ、美浜町役場前集会、関電原子力事業本部包囲集会を実行し、老朽原発再稼動の策動を断罪します。13時よりの行動に間に合うように、関西からの配車も行います。まだ、乗車可能ですので、是非ご参集をお願いします。(乗車申込は、090-5676-7068橋田まで) 

  さて、老朽原発・美浜3号機、高浜1号機の再稼動を策動する動きが急を告げています。

高浜町では、1125日、町議会が老朽・高浜1号機の再稼働に同意する意向を町長に伝えました。

美浜町では、129日に原子力発電所特別委員会が開かれ、町議会本会議最終日(1215日)には、美浜3号機の再稼動への同意を強行しようとしています。

しかし、もう一つの原発立地自治体・福井県の杉本知事は、「運転に同意するには、関電が使用済み核燃料の中間貯蔵施設の県外候補地を示すことが前提」と明言しています。また、候補地の一つと目されていたむつ市の宮下市長は、去る1125日に受け入れを否定しています。

さらに、去る124日、大阪地裁が以下のような画期的な判決を下しました。原子力規制委員会は、原発敷地で起こり得る地震規模の推定について、推定に用いる式(経験式)で得られる規模は平均値であり、バラツキを考慮すればさらに大きな地震が発生する可能性があるから、「バラツキを考慮せよ」と規定していました。しかし、この規定にも拘らず、原発運転の認定にあたって規制委員会は平均値を基準地震動として採用し、平均値に見合った耐震性で可としています。大阪地裁は、これが過小評価であるとして、大飯原発34号機の設置許可の取り消しを命じたのです。この判決に基づけば、同様な方法で推定された老朽美浜原発3号機、高浜原発12号機敷地の基準地震動も過小評価していることになります。このバラツキに関する議論は、いやしくも科学・技術に携わる関電のような者なら、納得できて当然のものです(納得しないのは、彼らが、科学を捻じ曲げているからか、科学が分かっていないからです)。

以上のような状況は、私たちの行動如何では、老朽原発即時廃炉の可能性はまだまだ十分あることを示しています。

 何としても老朽原発を廃炉に追い込み、それを突破口に原発全廃を実現しなければなりません。

 今は、老朽原発廃炉を勝ち取り、それを突破口に原発全廃を実現する私たちの正念場です。「老朽原発うごかすな!」行動に精一杯取り組みます。よろしくお願い申し上げます。

「老朽原発うごかすな!実行委員会」

連絡先:木原壯林(「若狭の原発を考える会」090-1965-7102kiharas-chem@zeus.eonet.ne.jp

追記 このメールとと引き続く4通のメールで、最近の「老朽原発うごかすな!ニュース」(23号ー28号、号外1-10号)を添付します。ご参考になれば幸いです。(大量になって恐縮です) 

 

老朽原発再稼働の風雲は急を告げています

着情報 2020.11.23

原発再稼働阻止、原発全廃のためにご奮闘の皆様(BCCでお送りしています)

老朽原発・高浜1号機、美浜3号機の再稼動を策動する風雲が急を告げています。

高浜町では、1112日、臨時町議会を開いて、高浜原発1号機再稼動を求める請願を採択し、「立地地域の振興や原発の安全管理の徹底を求める」意見書を議決し、経産省などに提出しました。また、25日に議会全員協議会を開催し、再稼働同意について議会の意見をまとめ、野瀬町長に報告するスケジュールを進めています。

一方、美浜町では、1112日に原子力対策特別委員会、19日に資源エネルギー庁からも出席した議会全員協議会を開きました。今後、24日に意見交換会・全員協議会、26日にも意見交換会、129日に原子力安全特別委員会を開き、30日開会の議会本会議の最終日(1215日)に、美浜3号機の再稼動への同意を強行しようとしています。

しかし、もう一つの原発立地自治体である福井県の杉本知事は、1022日、「運転に同意するには、関電が使用済み核燃料の中間貯蔵施設の県外候補地を示すことが前提」と明言しています。どんなカラクリがあるかは疑問ですが、私たちの行動如何では、老朽原発即時廃炉の可能性はまだまだ十分あります。

すでに何度もお知らせしていますように、 「老朽原発うごかすな!」実行委員会は、101日から本日(1122日)までを「老朽原発うごかすな!キャンペーン期間」として、大阪府、京都府、福井県の約20の自治体に「関電や政府に老朽原発即時廃炉を求めること」などを申入れ、各地で「老朽原発うごかすな!」集会を開催し、高浜町や美浜町での緊急行動も行ってきました。申入れ行動は、今後、滋賀県、兵庫県でも行います。

また、明日(1123日)は、13時より、関電本店包囲大集会を開催し、関電の人の命と尊厳を蹂躙する老朽原発再稼動の策動を、断固として糾弾します。その後(15時過ぎ)、西梅田公園を出発し、129日に美浜町に至るリレーデモを敢行し、「危険極まりない老朽原発うごかすな!」を訴えます。リレーデモ最終日には(129日、13時より)、美浜町内デモ、美浜町役場前集会、関電原子力事業本部包囲集会を実行し、老朽原発再稼動の策動を断罪します。(添付のチラシをご覧ください)。

皆様のご支援、ご協力、ご参加をお願いします。 

なお、マスク等のコロナウイルス感染防止対策をよろしくお願い申し上げます。

「老朽原発うごかすな!実行委員会」・木原壯林(若狭の原発を考える会:電話090-1965-7102 

追記、ここに、最近の「老朽原発うごかすな!ニュース」を添付します。ご参考になれば、幸いです。

リレーデモチラシ.pdf
PDFファイル 498.6 KB
20.11.20老朽原発うごかすなニュース 25号④.pdf
PDFファイル 943.0 KB
20.11.17老朽原発うごかすなニュース 24号② (1).pdf
PDFファイル 1.1 MB

着情報 2020.11.6

 

木原壯林さん情報

原発再稼働阻止、原発全廃のためにご奮闘の皆様(BCCでお送りしています)

 岐阜の近藤ゆり子さん(k-yuriko@octn.jpから、「老朽権発・美浜3号機、高浜12号機が重大事故をを起こせば、岐阜県一帯にも高濃度放射性物質が降下し、岐阜県民は甚大な被害を受ける可能性がある」ことを示す、20123月に行われた調査結果の報告チラシをお送りいただきましたので、添付にて転送します。

 この調査について、近藤さんは以下のように述べておられます。
 『201233日、「さよなら原発・ぎふ」として、美浜原発の目の前の水晶浜から、タグをつけた風船1000個を飛ばす実験を行いました。早い知らせは1時間で届きました(岐阜県垂井町)。4月末までに99個の風船の落下地点から連絡を頂きました。85%は岐阜県内でした。

20129月には、岐阜県が「敦賀原発事故想定時の放射性物質拡散シミュレーション結果」を公表しました。仮に敦賀原発(美浜原発の近く)の過酷事故で福島第1原発に匹敵する放射性物質が放出された場合のシミュレーションです。最悪の気象条件では、大垣市(16万人)の中心部で110mSv/年、岐阜市(41万人)のほぼ全域で20mSv100mSv/年の汚染という衝撃的な結果が出ています。20mSv/年以上の住民を避難させるとすると、岐阜県(約200万人)全体では75万人~98万人が対象となります。「岐阜県が消滅する」のです。』 

若狭の原発が重大事故を起こせば、原発立地だけでなく、関西、中部を始め、極めて広域に途端の苦しみを与えかねません。危険きわまりない老朽原発の運転などもってのほかです。

老朽原発再稼動の風雲は急を告げています。「老朽原発うごかすな!」の緊急行動にたちましょう!

 

「老朽原発うごかすな!実行委員会」・木原壯林(若狭の原発を考える会:電話090-1965-7102

 

201212チラシ裏120501風船地図-強調版縮小.jpg
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着情報 2020.11.5

原発再稼働阻止、原発全廃のためにご奮闘の皆様(BCCでお送りしています)

いま、老朽原発再稼働の風雲は急を告げています。

関電は、928日、異例の取締役会を美浜町の原子力事業本部で開催し、老朽原発・高浜12号機、美浜3号機の再稼動への意欲をあらわにしました。私たちへの「宣戦布告」ともいえます。

一方、1019日に美浜町が、23日に高浜町が、臨時議会で再稼動を求める請願などを審議しようとしましたが、私たちの断固とした抗議行動もあって、継続審議となりました、

1027日には「福井県原子力安全専門委員会」、30日には高浜町で「高浜原発12号機の運転に関する意見交換会」、31日には「美浜町主催住民説明会」が開催されました。

私たちは、これらの全ての暴挙に緊急現地行動で抗議し、再稼働絶対阻止を訴えました。

今後、116日には、高浜町が「原子力特別委員会」を開き、高浜1号機の再稼動を求める請願などを審議し、その結果を受けて、12日に「臨時議会」で再稼働同意を取り付けようとしています。私たちは、これらにも下記のような緊急行動で起ちます。

なお、もう一つの立地自治体である福井県の杉本知事は、1022日、美浜3号機、高浜1号機の運転に関して「運転に同意するには、関電が使用済み核燃料の中間貯蔵施設の県外候補地を示すことが前提だと思う」と明言し、今後の日程についても「考える状況ではない」と述べています

私たちの行動如何では、老朽原発廃炉の可能性は十分あります。今が私たちの正念場です。高浜町、美浜町、福井県に老朽原発再稼動に同意しないように求めましょう!

「老朽原発うごかすな!実行委員会」は、次の緊急行動を呼びかけます。奮ってのご参加をお願いします。

1116日(金)に高浜町役場で開催される「高浜町原子力特別委員会」(1330分~)

 ・12時~、役場前で抗議・要請行動を行います。

21112日(木)に高浜町役場で開催される「高浜町臨時議会」(10時~)

 ・8時~、役場前で抗議・要請行動を行い、930分~、議会の傍聴を行います。

 これらの緊急行動については、京都、大阪、滋賀からの配車予定もあります。

 詳細のお尋ね、ご参加いただける方、車を出せる方は、橋田(090-5676-7068)または木原(090-1965-7102)にご一報下さい。

「老朽原発うごかすな!実行委員会」・木原壯林(若狭の原発を考える会:電話090-1965-7102

 追記 ここには、最近の「老朽原発うごかすな!ニュース」(21号、22号)を添付します。ご参考になれば幸いです。

20.10.27老朽原発うごかすなニュース第 21号②.pdf
PDFファイル 1.1 MB
20.11.4老朽原発うごかすなニュース 22号②.pdf
PDFファイル 927.1 KB

 

着情報 2020.10.27 木原壯林さん情報

原発再稼働阻止、原発全廃のためにご奮闘の皆様(BCCでお送りしています)

 老朽原発再稼動の風雲が急を告げています。

 関電は、928日、わざわざ美浜町の関電原子力事業本部で取締役会を開きました。あたかも、私たちへの宣戦布告です。この日、関西、福井の約30人は緊急行動に起ち、事業本部前で断固とした「老朽原発うごかすな!」の声をあげました。また、美浜町内をデモ行進し、美浜町役場前で「老朽原発再稼動に同意するな!」のアピールを行いました。町民からはご声援もいただきました。

 一方、1016日、資源エネルギー庁の長官などの幹部が、福井県、高浜町、美浜町、舞鶴市を訪れ、老朽原発再稼動への協力を要請しています。功を焦(あ)せる菅政権は、トラブル、人身事故、不祥事、約束違反続きの関電が画策する老朽原発再稼動の後押しを本格化させたのです。菅政権は、経済に偏重し、人の命と尊厳をないがしろにする姿勢をますます顕(あらわ)にしています。

 これらの状況を受けて、原発立地町の動きも急です。

 1019日)、『美浜町議会臨時会が「美浜発電所3号機の再稼働を求める請願」2件を採択するのでは?』という情報があったため、関西一円、福井から約50人が急遽結集し、役場前で、大横断幕を掲げて精一杯の抗議行動を行いました。また、傍聴席を満席にする傍聴によって、「老朽原発うごかすな!」の強い意志を表明しました。さらに、関西から2台、福井から2台の街宣車による街宣とチラシ配布を美浜町全域で行いました。これらの緊急行動の効果とも相俟(あいま)って、この日の議会は、老朽原発再稼働に関して議論することができず、議会閉会中の特別委員会および本会議で継続審議することを決定するに留まりました(いつ開かれるかは未定)。

 高浜町議会は、925日、原子力対策特別委員会を開き、高浜原発12号機の再稼働を求める請願(福井県原子力平和利用協議会高浜支部が提出)を審議しようとしましたが、紛糾の末、継続審議となり、928日の本会議で継続審議が確定しています。1023日には高浜町議会全員協議会が開かれ、新たに請願書(自民党高浜支部が提出)、2つの要望書(高浜経営者同友会、原子力国民会議が提出)、1つの陳情書(高浜町商工会など3団体が連名で提出)が提出されたことを明らかしましたが、これらについては審議せず、116日に原子力対策特別委員会、1112日に臨時議会を開いて審議することを決めるに留まりました(これらの委員会、議会で請願・陳情が採択される可能性があります)。また、この全員協議会では、1030日に野瀬町長が国(内閣府、資源エネルギー庁)を招いて住民説明会(同町文化会館で)を開催することが明らかになりました。

 この全員協議会が開かれた1023日には、「老朽原発うごかすな!実行委員会」の呼びかけで約30人が高浜町役場前に結集し、冷たい秋雨の中、早朝7時半より昼前まで抗議の行動を行い、登庁してくる役場職員等へのチラシ配布も行いました。高浜町議会・事務局長が「朝早くから声が聞こえていました。ご苦労さまでした」と言っていたそうです。午後には、高浜町全域で、車2台での街宣とチラシの一斉配布を行いました。老朽原発再稼動に対する怒りの声も聞くことが出来ました。
 もう一つの立地自治体である福井県の杉本知事は、1022日、美浜3号機と高浜1号機の運転に関して「運転に同意するには、関電が使用済み核燃料の中間貯蔵施設の県外候補地を示すことが前提だと思う」と明言し、今後の日程についても「考える状況ではない」と述べています。ただし、福井県は、1027日に原子力安全専門委員会を開催して、老朽原発について議論するとしています。

 さて、上記のように、老朽原発再稼働の動きが急展開していますが、この動きを座視することは出来ません。

「老朽原発うごかすな!実行委員会」は、次の緊急行動を呼びかけます。奮ってのご参加をお願いします。

11027日(火)に福井県庁で開催される「福井県原子力安全専門委員会」(1330分~1530分)

   13時に福井県庁1階県民ホールに集合し、傍聴行動を行います。

21030日(金)に高浜町文化会館で開催される「高浜原発12号機の運転に関する意見交換会」(19時~21時;内閣府、資源エネルギー庁の各23人、高浜町町長が出席)

 ・1730分~1930分、文化会館前で抗議行動を行います。

31031日(土)に美浜町生涯学習センター(役場の隣)で開催される「美浜町主催住民説明会」(1330分~17時)

 ・13時~、生涯学習センター前で抗議行動を行います。

4116日(金)に高浜町役場で開催される「高浜町原子力特別委員会」(1330分~)

 ・12時~、役場前で抗議・要請行動を行います。

51112日(木)に高浜町役場で開催される「高浜町臨時議会」(10時~)

 ・8時~、役場前で抗議・要請行動を行い、930分~、議会の傍聴を行います。

 これらの緊急行動については、京都、大阪、滋賀からの配車予定もあります。

 詳細のお尋ね、ご参加いただける方、車を出せる方は、橋田(090-5676-7068)または木原(090-1965-7102)にご一報下さい。

「老朽原発うごかすな!実行委員会」・木原壯林(若狭の原発を考える会:電話090-1965-7102

 追記 ここには、「老朽原発うごかすな!ニュース」最新号(20号)を添付します。ご参考になれば幸いです。

20.10.26老朽原発うごかすなニュース 20号.pdf
PDFファイル 896.8 KB

着情報 2020.10.21 木原壯林さん情報

原発再稼働阻止、原発全廃のためにご奮闘の皆様(BCCでお送りしています)

 昨日(1019日)は、『美浜町議会臨時会が「美浜発電所3号機の再稼働を求める請願」2件を採択するのでは?』という情報があったため、緊急抗議行動が呼びかけられていました。この緊急行動には、関西一円、福井から約50人が参加され、役場前で大横断幕を掲げて、精一杯の抗議行動を行いました。また、傍聴席を満席にする傍聴によって、「老朽原発うごかすな!」の強い意志を表明しました。さらに、関西から2台、福井から2台(共産党、社民党)の街宣車による街宣とチラシ配布を美浜町全域で行いました。緊急行動に決起された皆様、お疲れ様でした、有難うございました。

 昨日は、結局、議運で案件を原子力特別委員会に付託することが決まり、その後、13分遅れて開会した本会議でも、同委員会に付託されることが決まりました。すなわち、昨日は、本会議での老朽原発に関する議論は無く、議会閉会中の特別委員会(いつ開かれるかは未定)および本会議で継続して審議することのみを決定したことになります。

 この継続審議決定は、緊急行動を始めとする「老朽原発うごかすな!」の大きなうねりに、美浜町議会としても配慮せざるを得なかったためとも受け取れます。河本猛美浜町議によれば、宣伝行動や傍聴に、議長も『すごいことになってる』と述べていたとのことです。

 今後も、さらに広範な行動を次々に展開し、何としても老朽原発・美浜3号機の廃炉を勝ち取らなければなりません。

 一方、同じ老朽原発である高浜1号機の再稼動に関する高浜町の動きも急を告げています。去る16日には、資源エネルギー庁の長官などの幹部が、福井県、高浜町、美浜町、舞鶴市を訪れ、老朽原発再稼動への協力を申し入れましたが、これを受けて、高浜町議会は、1023日、全員協議会を開いて再稼働問題を議論するようです。

 危険きわまりない老朽原発を、トラブル、人身事故、不祥事、約束違反を頻発させている関電が安全に運転できるとは考えられません。原発を運転すれば、行き場のない使用済み燃料がたまります。

 何としても、老朽原発の再稼動を許してはなりません!高浜町議会および高浜町長に、老朽原発廃炉の決断を要求しましょう!

 1023日(金)は、早朝730分より、高浜町役場前で、「老朽原発うごかすな!」行動を展開します。遠方よりご参加の方は、全員協議会が10時より開催されますので、945分までに高浜町役場前にお集まりください。(車はJR高浜駅駐車場に)

京都山科から配車します。730分に山科駅から50m南のラクト公園から出発します。滋賀からの配車も検討中です。

 なお、「老朽原発うごかすな!実行委員会」有志は、前日から熊川宿に泊まり込み、730分から、高浜町役場前で登庁の職員にチラシ配布を行います。

 23日は、抗議行動終了後、若干のチラシ各戸配布も行う予定です。時間の許す方はご参加ください

 詳細のお尋ね、ご参加いただける方、車を出せる方は、橋田(090-5676-7068)または木原(090-1965-7102)にご一報下さい。

 

「老朽原発うごかすな!実行委員会」・木原壯林(若狭の原発を考える会:電話090-1965-7102

原発再稼働阻止、原発全廃のためにご奮闘の皆様(BCCでお送りしています)

 昨日(1019日)は、『美浜町議会臨時会が「美浜発電所3号機の再稼働を求める請願」2件を採択するのでは?』という情報があったため、緊急抗議行動が呼びかけられていました。この緊急行動には、関西一円、福井から約50人が参加され、役場前で大横断幕を掲げて、精一杯の抗議行動を行いました。また、傍聴席を満席にする傍聴によって、「老朽原発うごかすな!」の強い意志を表明しました。さらに、関西から2台、福井から2台(共産党、社民党)の街宣車による街宣とチラシ配布を美浜町全域で行いました。緊急行動に決起された皆様、お疲れ様でした、有難うございました。

 昨日は、結局、議運で案件を原子力特別委員会に付託することが決まり、その後、13分遅れて開会した本会議でも、同委員会に付託されることが決まりました。すなわち、昨日は、本会議での老朽原発に関する議論は無く、議会閉会中の特別委員会(いつ開かれるかは未定)および本会議で継続して審議することのみを決定したことになります。

 この継続審議決定は、緊急行動を始めとする「老朽原発うごかすな!」の大きなうねりに、美浜町議会としても配慮せざるを得なかったためとも受け取れます。河本猛美浜町議によれば、宣伝行動や傍聴に、議長も『すごいことになってる』と述べていたとのことです。

 今後も、さらに広範な行動を次々に展開し、何としても老朽原発・美浜3号機の廃炉を勝ち取らなければなりません。

 一方、同じ老朽原発である高浜1号機の再稼動に関する高浜町の動きも急を告げています。去る16日には、資源エネルギー庁の長官などの幹部が、福井県、高浜町、美浜町、舞鶴市を訪れ、老朽原発再稼動への協力を申し入れましたが、これを受けて、高浜町議会は、1023日、全員協議会を開いて再稼働問題を議論するようです。

 危険きわまりない老朽原発を、トラブル、人身事故、不祥事、約束違反を頻発させている関電が安全に運転できるとは考えられません。原発を運転すれば、行き場のない使用済み燃料がたまります。

 何としても、老朽原発の再稼動を許してはなりません!高浜町議会および高浜町長に、老朽原発廃炉の決断を要求しましょう!

 1023日(金)は、早朝730分より、高浜町役場前で、「老朽原発うごかすな!」行動を展開します。遠方よりご参加の方は、全員協議会が10時より開催されますので、945分までに高浜町役場前にお集まりください。(車はJR高浜駅駐車場に)

京都山科から配車します。730分に山科駅から50m南のラクト公園から出発します。滋賀からの配車も検討中です。

 なお、「老朽原発うごかすな!実行委員会」有志は、前日から熊川宿に泊まり込み、730分から、高浜町役場前で登庁の職員にチラシ配布を行います。

 23日は、抗議行動終了後、若干のチラシ各戸配布も行う予定です。時間の許す方はご参加ください

 詳細のお尋ね、ご参加いただける方、車を出せる方は、橋田(090-5676-7068)または木原(090-1965-7102)にご一報下さい。

 

「老朽原発うごかすな!実行委員会」・木原壯林(若狭の原発を考える会:電話090-1965-7102

着情報 2020.10.2 木原壯林さん情報

原発再稼働阻止、原発全廃のためにご奮闘の皆様(BCCでお送りしています)

関電は、918日、老朽原発安全対策工事を終えたとし、来年1月に美浜3号機を、3月に高浜1号機を再稼働させる工程を示しています。しかし、関電の原発では、最近でも、蒸気発生器配管の破損・減肉をはじめとするトラブル、死亡事故を含む人身事故が頻発し、関電が原発を安全に運転できる体勢にないことを示しています。また、昨年9月以来発覚した数々の原発マネーに関わる不祥事の真相解明も半ばで、経営体制を一新したとするには程遠い状態です。関電は、それでも原発の運転を続け、老朽原発の運転まで画策しています。関電幹部は、人の命と尊厳を大切にし、企業倫理を全うし、コンプライアンス(法令遵守)を徹底する資質を持ち合わせていないのです。

その関電は、928日、大阪市の本店以外での開催は初ての取締役会を、美浜町の関電原子力事業本部で開催しました。「金品受領問題の再発防止や信頼回復に向け、経営層と現場の距離を縮め、風通しの良い組織の構築につなげる狙い。」と報じられていますが、老朽原発再稼働への強い意欲と決意を示すものであり、老朽原発の即時廃炉を求める私たちへの挑戦とも受け取れます。

私たち「老朽原発うごかすな!実行委員会」は、928日、関電取締役会の会場である原子力事業本部前に結集し、傲慢で経済的利益以外は念頭にない関電幹部に、断固とした「老朽原発うごかすな!」の声をたたきつけ、抗議・申入れ書を提出しました。また、秋晴れの美浜町内デモを行い、「老朽原発うごかすな!」を訴えまました。 

ここに、申入れ書と抗議集会、町内デモの写真を添付します。ご参考になれば、幸いです。 

「老朽原発うごかすな!実行委員会」・木原壯林(若狭の原発を考える会:電話090-1965-7102

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着情報 2020.9.15  木原壯林さん情報

原発再稼働阻止、原発全廃のためにご奮闘の皆様(BCCでお送りしています)

秋の気配が感じられます。すでにご報告しましたように、9.6老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」は、新型コロナウイルス、台風、酷暑を乗り越えて、1600人を超える結集を得て開催され、「老朽原発うごかすな!」の強い決意が示されました。集会後のメール、フェイスブック、ツイッターなどでは、集会の成功への賛辞が多数寄せられ、主催者の一翼を担ったものとして、大変嬉しく、感謝しています。9.6大集会に連携する集会やデモも各地で開催されています。

9.6大集会の報告や感想を掲載した「老朽原発うごかすな!ニュース」13号、14号が、早々に発行されました。執筆者の早速のご寄稿、編集者のご多忙にも拘らない、また、間髪(かんはつ)を容れない編集・発行に感謝します。これらのニュースからは、大集会に結集した皆様の熱気と「老朽原発再稼動は絶対に許さない」決意が読み取れます。ニュースをここに添付します。ご参考になれば幸いです。

 9.6大集会の成功を起点として、関電が来年1月、3月に画策する老朽原発・美浜3号機、高浜1号機の再稼働を阻止する戦線をさらに拡大し、老朽原発廃炉を勝ち取り、それを突破口に原発のない社会を実現しましょう! 

「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」実行委員会・木原壯林(若狭の原発を考える会:電話090-1965-7102 

追記 経済のためには人の命も平気で蔑ろにする政府は「GoTo Travel」を喧伝していますが、私たちは、「GoTo Movement」「GoTo Anti-Nuclear Power Plant Movements」「Rise Up Movement」でいきたいものです。(本日、若狭の石地さんからお聞きした話をヒントに、そう考えました。)

20.9.11老朽原発うごかすなニュース 13号②.pdf
PDFファイル 1.3 MB
20.9.13ニュース14号②.pdf
PDFファイル 1.3 MB

着情報 2020.9.9  木原壯林さん情報

原発再稼働阻止、原発全廃のためにご奮闘の皆様(BCCでお送りしています)

9.6老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」は、新型コロナウイルス、台風、酷暑を乗り越えて、1600人を超える結集を得て開催され、引き続く御堂筋デモにも多くの方が参加され「老朽原発うごかすな!」の強い決意が示されました。

 コロナウイルスの終息が見えない中、市民団体や労働団体の組織参加は自粛されたものの、脱原発を目指す市民団体、労働団体、政党のほとんどの代表が参加されました。大集会への賛同は全国から寄せられ、賛同総数は1000をはるかに超えています(団体は212、賛同845人:96日現在)。

 

老朽原発うごかすな!大集会inおおさかへのご参加、ご賛同、ご支援に深くお礼申し上げます。

   9.6大集会やデモは全国に中継され、この大集会に連帯する各種の集会やスタンディングアピールも添付のPDFに記しましたように、96日前後に開催され、あるいは予定されています。

9.6大集会に連携して、関電の原発が立地する自治体(福井県、高浜町、美浜町、おおい町)への申入れハガキおよび関電への抗議ハガキを送る行動も進められ、多くの皆さんのご協力を得ています。

 9.6大集会の成功によって、「老朽原発うごかすな!」の声はますます大きくなっていることが実証されました。この成功を橋頭保として、関電が来年1月、3月に画策する老朽原発・美浜3号機、高浜1号機の再稼働を阻止する戦線をさらに拡大し、老朽原発廃炉を勝ち取り、それを突破口に原発のない社会を実現しましょう!

本メールには、97日の大飯原発の配管損傷に関わるチラシも添付しています。ご参考になれば幸いです。

「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」実行委員会・木原壯林(若狭の原発を考える会:電話090-1965-7102

 

2020.9.6蒸気発生器配管破損.pdf
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2020.9.6報告とお礼 (1).pdf
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着情報 2020.9.2  木原壯林さん情報

原発再稼働阻止、原発全廃のためにご奮闘の皆様

9.6「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」が4日後です。コロナウイルスに加えて、台風10号も心配です。それでも、「老朽原発うごかすな!」の声を萎縮させるわけには行きません。

 さて、集会前最後の「老朽原発うごかすな!ニュース」(12号)が発行され、You tube「怖ーい老朽原発」第2話(その1、その2)がUpされました。

 ニュースは添付します。You tubeは以下にアクセスしてご視聴下さい。ご参考になれば幸いです。

第2話(その1)原発が老朽化するとさらに危険

https://youtu.be/0HTFkxxPZIY
第2話(その2)老朽化にともなう金属疲労・腐食・減肉
https://youtu.be/lOMSINa_fbw
 よろしくお願いいたします。 

「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」実行委員会・

木原壯林(若狭の原発を考える会:電話090-1965-7102

20.9.2老朽原発うごかすなニュース 12号③.pdf
PDFファイル 953.7 KB

着情報 2020.9.1  木原壯林さん情報

原発再稼働阻止、原発全廃のためにご奮闘の皆様(BCCでお送りしています)
  96日(日)の「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」まで、1週間をきりました。この大集会を頂点とする、多様な大行動を展開し、老朽原発・高浜12号機、美浜三3号機を廃炉に追い込まなければなりません。これらの原発の再稼動を許せば、国内の全ての原発の60年運転の先例となるからです。40年超え老朽原発

の廃炉を勝ち取り、原発新設を許さなければ、最悪でも、2033年には若狭から、2049年には全国から、稼働する原発がなくなります。原発のない、人の命と尊厳が大切にされる社会を展望できます。(もちろん、もっと早期に原発全廃を勝ち取らなければなりません)

 新型コロナウイルスの感染は、数ヶ月の内に終息するとは、考えられません。この間にも、関電は、老朽原発再稼働工事を進め、来年1月、3月に美浜3号機、高浜1号機の再稼動を画策しています。私たちの運動がコロナウイルスによって萎縮すれば、関電の意のままになってしまいます。コロナウイルスが続く長期にわたって、政府や大企業の意のままの政策がまかり通ることになります。コロナウイルスを利用した「民主主義破壊」が進みます。

 さて、「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」実行委員会では、9.6大集会への連帯行動の一つとして、

YouTube による学習資料の配信を計画していましたが、今般、全5話の「こわ~い 老朽原発」というお話ののうち、第1話をUPすることができました。出演者の私(木原)も視聴してみましたが、上手く語れていなくて 恥ずかしい限りです。それでも内容については、私なりに熟考したものです。皆さんにご覧いただき、原発全廃のための行動の1助にしていただければ幸いです。
 このYouTube 資料は、下記にアクセスして視聴できます。
https://www.youtube.com/watch?v=HIBBnQBXKwg
 第2話から第5話も近々のUPを予定しています。 よろしくお願いします 

「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」行委員会・木原壯林(若狭の原発を考える会:電話090-1965-7102

着情報 2020.8.30  木原壯林さん情報

原発再稼働阻止、原発全廃のためにご奮闘の皆様

ハッシュタグ「#老朽原発うごかすな」をつけたTwitterデモに参加しましよう!

関電は、来年1月、3月に老朽原発・美浜3号機、高浜1号機を再稼働し、全国の原発の60年運転を先導しようとしています。危険極まりない老朽原発の再稼働は、何としても阻止しなければなりません。

「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」実行委員会では、96日のうつぼ公園(大阪)での大集会を頂点に、すそ野の広い大行動を呼びかけています。

その1つが、すでに始まっているツイッターデモです。

①   ツイッターでもフェイスブックでも、原発反対関連記事を、ハッシュタグ「#老朽原発うごかすな」をつけて投稿し、「老朽原発うごかすな!」の声を爆発的に拡大させましょう!

②   すでに 9.6おおさか集会に関わるいくつかの投稿があります。例えば、川口真由美さんがハッシュタグ「#老朽原発うごかすな」をつけて投稿しています(川口さんのアカウントは@KawakawaMayumiです。それらをリツイートしましょう。

③   投稿がむずかしくても「#老朽原発うごかすな」のついた記事に、リツイートする、シェアする、「いいね」をつけるなど、可能な応答をお願いします。

④   「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」実行委員会Blogも紹介してください。
  https://blog.goo.ne.jp/takahamakarakanden

以上、よろしくお願いします。

 

「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」実行委員会・木原壯林(若狭の原発を考える会:電話090-1965-7102

20.8.28老朽原発うごかすなニュース 11号.pdf
PDFファイル 1.2 MB

原発再稼働阻止、原発全廃のためにご奮闘の皆様(BCCでお送りしています)

822日の新聞は、関電は老朽原発・美浜3号機、高浜1号機の再稼動を、早ければ、来年1月、3月に画策していると報道しています。96日の「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」を頂点とする裾野の広い大運動を高揚させ、何としても関電の野望を打ち砕き、それを突破口に、原発全廃を勝ち取り、人の命と尊厳が大切にされる社会を目指したいと想います。

9.6「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」まで10日余りとなりましたが、賛同は今でも増え続け、集会参加への問合せは数多く、連帯する各地での取り組みも伝えられています。また、ハガキでの原発立地自治体(福井県、高浜町、美浜町、おおい町)、関電への申入れ、抗議行動も拡大しています。時宜を得た9.6大集会を成功させ、「老朽原発うごかすな!」の声をさらに大きくしたいものです。

 皆様のご助力、ご支援、ご参加をお願いします。

  ここに、「老朽原発動かすな!ニュース」最新号(第10号)を添付します。「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」および関連行動の成功に向けて、ご参考になれば幸いです。

 

「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」実行委員会・木原壯林(若狭の原発を考える会:電話090-1965-7102

着情報 2020.8.26

20.8.24老朽原発うごかすなニュース 10号 (1).pdf
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着情報 2020.8.13 木原壯林さん情報

原発再稼働阻止、原発全廃のためにご奮闘の皆様(BCCでお送りしています)

 

 先日、「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」は、9月6日に予定通り開催することをお知らせしました。この決定を行った実行委員会(8月8日)では、新型コロナウイルスの終息が見込めない現状を鑑みて、団体等の組織的参加は、各団体の自主判断にゆだねること、集会、デモに参加できない皆さんのために、御堂筋などでのスタンディングアピールやチラシ配布、ツイッターやフェイスブック等の媒体を利用した「老朽原発うごかすな!」の声の拡大、ハガキやファックスによる抗議や申入れ行動の拡大、統一行動としての各地での連帯集会の呼びかけ、電子媒体等を利用した集会・デモの中継、「老朽原発の危険性」を訴える情報発信(U-tubeの活用)などを実施することも確認されています。

  可能な皆様の「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」(うつぼ公園)へのご参加をお願いします。また、集会、デモへの参加がご無理な方は、多彩な「老朽原発動かすな!」行動の展開をお願いします。なお、上記の詳細は早急に検討して、知らせする予定です。ただし、に関して、原発立地自治体(福井県、高浜町、おおい町、美浜町)への「老朽原発の運転を拒否し、コロナウイルス下での原発運転、老朽、原発再稼働準備工事をを許すな!」の申入れハガキおよび関電への「老朽原発うごかすな!老朽原発再稼働準備工事を中止せよ!」の抗議ハガキは、実行委員会がすでに準備していますので、必要な皆様は本メールへの返信でお申込下さい。

   ここに、「老朽原発動かすな!ニュース」最新号(第8号)を添付します。「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」および関連行動の成功に向けて、ご参考になれば幸いです。

 「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」実行委員会・木原壯林(若狭の原発を考える会:電話090-1965-7102) 

20.8.15老朽原発うごかすなニュース 8号.pdf
PDFファイル 987.8 KB

着情報 2020.8.10 木原壯林さん情報

原発再稼働阻止、原発全廃のためにご奮闘の皆様(BCCでお送りしています)

 

 新型コロナウイルスの感染は、止まるところを知らず、数ヶ月の内に、収束するとは考えられません。一方で、原発稼働をはじめとする、政府の経済優先の様々な政策は、コロナウイルス感染はないかのごとく、着々と進められています。我々の運動が萎縮すれば、コロナウイルスが続く長期にわたって、政府や経済界の思うがままになります。コロナウイルスを口実に、民主主義が破壊されかねません。また、老朽原発再稼働など、政府や大企業の意のままの政策がまかり通ることになります。今、コロナウイルス蔓延によって、色々な運動が規制されていますが、工夫によって、規制された分以上の行動を創造していくことが重要だと考えます。

 

 そのような視点に立って、一方で、コロナウイルス蔓延の危険性と不安を勘案して、昨日(88日)、「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」実行委員会が開催され、96日の大集会開催の是非が議論されました。この実行委員会は2時間の予定でしたが、3時間にもおよぶ白熱の議論が行われました。この議論は、「コロナウイルス感染拡大下での市民運動」という私たちの未経験な難題への対処に、多くの示唆と知恵を与えるものでした。ご出席の皆様の「老朽原発うごかすな!」への熱意が迸り(ほとばしり)でるものでした。また、かつてなかったほど幅広い領域の市民団体、労働団体、政党および900を超える団体、個人のご賛同に支えられた運動の力強さを感じました。

 

 この実行委員会では、以下【1】~【4】を前提として、96日に「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」を開催することを決定しました。「新型コロナウイルス禍の中でも、止むに止まれぬ脱原発・反原発の意思を広く発信する「歴史に残る行動」を展開したいものです。

 

1】 今までに「老朽原発うごかすな!」を合言葉にして拡がった連帯・共闘の輪を、さらに拡大できる行動にする。 

そのために、 

2】 集会、デモにおいては、実施可能なあらゆる「コロナ対策」を施こす。 

 【3 市民団体、労働団体等の団体の組織的参加については、各団体の自主性に任せ、各団体の決定は尊重し、互いに理解するように努める。 

4】 集会、デモに参加できない皆さんのために、御堂筋などでのスタンディングアピールやチラシ配布、ツイッターやフェイスブック等の媒体を利用した「老朽原発うごかすな!」の声の拡大、ハガキやファックスによる抗議や申入れ行動の拡大、統一行動としての各地での連帯集会の呼びかけ、電子媒体等を利用した集会・デモの中継(集会への遠隔参加も追求する)、「老朽原発の危険性」を訴える情報発信(U-tubeの活用)などを実施する。 

 上記3によって、集会の規模は縮小されるかも知れませんが4の諸行動を具体化し、実行すれば、「老朽原発動かすな!」の運動はますます拡大して行くものと確信しています。今後、実務担当者会議等で、詳細を検討して、皆様に提示して参りますので、ご協力、ご支援をお願い申し上げます。

   なお、4の行動も「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」の一環として展開されるものです。「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」への、団体、個人のご賛同の拡大にもご助力をお願いします。(ご賛同は、郵便振込みにて「9.6大集会に賛同」と明記の上、お願いします。賛同金は、団体13000円、個人1口1000円です。郵便振替加入者は『「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」実行委員会』、口座記号・番号は00990-4-334563です。) 

 皆様、酷暑とコロナウイルスが続きます。ご自愛下さい。 

「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」実行委員会・木原壯林(若狭の原発を考える会) 

みなさまへ

関電火山灰問題を手掛かりに、バックフィットといいながら基準不適合でも原発を止めない規制委の姿勢を批判する毎日新聞日野記者の渾身の記事がWEBアップされました。ぜひご一読ください。(阪上 武)

https://mainichi.jp/articles/20200628/k00/00m/040/160000c…

■原子力規制委は「バックフィット命令」に及び腰? 発令1件「抜きたくない宝刀」

毎日新聞2020年6月29日 05時00分(最終更新 6月29日 05時00分)

 原子力規制委員会は、福島の原発事故を教訓に、既存の原発に追加の安全対策を課す「バックフィット」に力を入れる姿勢をアピールしている。しかし、基準不適合と評価した原発を停止させたり、改造させたりする命令の発令はわずか1件。法改正して手にした権限は「抜きたくない宝刀」となっている。毎日新聞が入手した音声記録には、専門家から火山灰対策が過小と指摘された関西電力3原発の運転停止を懸念し、「基準不適合」の認定を回避しようとする更田(ふけた)豊志委員長の発言が収められていた。事故によって原子力規制は本当に生まれ変わったのか検証する。【日野行介/特別報道部】

■運転止めたくない?

 「基準を満たしていない時点で停止するというチョイスさえあり得るんじゃないですか、『ゼロ案』として。私だったらそうします。委員長はバックフィットには猶予が要るんだ、猶予がないでいきなりやる(停止する)と結局原子力の安全を阻害するという変な哲学をお持ちだ。しかし火山はいつ噴火するか分からな
いんですよ」

 原子力規制委が関西電力の3原発に求める火山灰対策の方針を非公開の事前会議で決めた問題に絡み、本多平直議員(立憲民主党)は5月19日の衆院原子力問題調査特別委員会で、規制委が原発の運転停止を検討しなかったことに疑問を投げかけた。

 それに対し更田委員長は「大山は活火山ではなく、火山灰の層厚に関しても、元の設置許可の時点で大きな裕度を取った評価がされている」と判断の妥当性を強調。「差し迫った危険、即座に止めるような、停止を命じなければならないような危険が認定された場合は、原子力規制委員会はちゅうちょなく原子炉の停止を命じる」と反論した。

 だが、毎日新聞が入手した事前会議の音声記録には、国会答弁と食い違う発言が収められていた。

 2018年12月6日にあった非公開の事前会議には、更田委員長や担当の石渡明委員、原子力規制庁の安井正也長官(当時)らが出席し、約1時間にわたって開かれた。文書指導で設置変更許可申請を促す①案(文書による行政指導案)と、関電にいったん火山灰想定の再評価を命じる②案(再評価命令案)――の両案の手順やメリット、デメリットが書かれた配布資料を基に検討。規制委の判断として「基準不適合」を認める格好になる①案を退けた。翌週12日の委員会(公開会議)には②案のみが示され、わずか5分の審議を経て、委員5人全員の賛成で正式決定した。

 規制委が安全審査で新規制基準を満たしていると認めなければ、原発は再稼働できない。逆に言えば、想定リスクに耐えられない基準不適合だと判明した場合は運転を止めるのが原則のはずだ。しかし、規制委はそうしなかった。それどころか、音声記録によれば、更田委員長は運転停止を回避することに腐心していた。

 「そこで止める止めないの話になると、改善っていうのはできない話になるね」「新知見が出てきて極端にジャナライズすると、今度は新知見が出てこなくなる。(電力会社に)隠蔽(いんぺい)される形になる」

 更田委員長は、マスコミが「原発がリスクに耐えられないのでは」と報じた場合、電力会社が運転停止を避けるため、仮に自ら新知見を見つけても隠してしまうと考えたとみられる。

■関電従わずやっと1件

 一般的な工場では、役所が安全基準を満たしていると認めて設置を許可し、その後に想定リスクに耐えられないと判明しても、ただちに工場に安全対策を追加させたり、安全審査をやり直したりするのは難しい。企業の営業権や財産権を侵害しかねず、訴訟を起こされる恐れがあるからだ。

 それに対し原発はひとたび事故が起きれば被害が甚大なため、最新の知見に合わせた基準を常に満たすよう、規制当局が審査のやり直しや追加の安全対策を電力会社に求めることが一般的だ。国は06年から、原発耐震性の再評価を電力会社に求める「耐震バックチェック」に着手してはいたが、東京電力福島第1原発の事故は起きた。

 福島沖を含む日本海溝沿いで巨大津波が発生する可能性があるとする政府の地震調査研究推進本部の長期評価を受け、対策工事が必要となる津波想定が出たにもかかわらず、東京電力が工事を先送りして運転を続けたことが事故につながった。

 事故を教訓に国は12年6月、原子炉等規制法を改正。規制当局が基準不適合と認めた場合に、原子炉の停止や安全対策を電力会社に命令できる条文が付け加えられた。これがいわゆる「バックフィット命令」だ。

 翌月の参院環境委員会で、規制委の前身である原子力安全・保安院の山本哲也首席統括安全審査官(当時)は「事後的に許可基準に適合しないこと(基準不適合)が判明したとしても、使用の停止、あるいは許可の取り消しといった措置を講じることができる規定が存在しないことは事実。(法改正によって)使用の停止あるいは設備の改造、場合によっては許可の取り消しができるような制度ができると考えている」と答弁。命令権がなかったことが事故を招いたとの認識を示し、バックフィット命令の意義と必要性を強調した。

 それから8年。規制委がこれまでに出したバックフィット命令はわずか1件。しかも、火山灰対策の問題で規制委が促した設置変更許可申請に関電が従わなかったため、やむを得ず発令したものだった。

 規制委からの再評価命令を受け、関電は19年3月末、火山灰想定を最大で2倍超に引き上げる報告書を提出した。規制委は設置変更許可申請を出し直すよう打診したが、関電は拒否したため、同年6月にバックフィット命令として再申請を命じた。しかし、「大山は活火山ではない」として運転停止は求めなかった。

 毎日新聞が入手した事前会議の配布資料には「事業者の意向を確認すれば、設置変更許可申請を行う方針を表明すると考えられる」と記載されていた。規制委は既に関電の火山灰想定が過小だと認定しており、再評価命令によって関電が想定を引き上げる報告書を提出すれば、既許可に記載されている想定との差が明確になるため、関電が自発的に申請を出し直すと規制委は踏んでいた。もくろみ通りに事が進めば、規制委が基準不適合と判断しなくても許可を変更できる――。極力、バックフィット命令の発令を避けたい規制委の意図がうかがえる。

■誤り認めたくない?

 「元々、行政指導ベースでやっていたのだから、法改正しても容易に命令は出せないだろうと思っていた。命令すると、基準不適合と判断した理由を電力会社に説明しなければならず、それは自己否定となり得る」

 海外の事例も含めて法的観点からバックフィットを研究している国学院大の川合敏樹教授(行政法)はそんな感想を漏らした。

 「自己否定」とはどういうことか。規制委は安全審査で新規制基準に適合していると認めた原発に対して設置変更(再稼働)を許可している。事後的に基準不適合を認めることは、それ以前にお墨付きを与えた自らの判断を否定することになる。

 この「自己否定」を意識しているとみられる更田委員長の発言が事前会議の音声記録に収められていた。

 「余計な話になるが、火災報知機について、事業者側が(基準不適合ではなく)要求の引き上げだと主張している。彼らは元々2種類のうち一方は対象物に応じた適正な配置をしているから(基準を)満たしていると。私たちは事業者の話を聞いて満たしていると思ったから許可を出したわけですけど、見てみたらなかった。あれ(火災報知機)よりはこれ(火山灰)の方がましだと思っているんだけど、科学だから後から分かることもあるから。ただし不適合状態だから取り戻しにいきますというと、それまで(運転を)止めておいてくださいと来る」

 事故後に制定された新規制基準では、熱と煙など異なる種類の火災報知機を組み合わせて設置するよう電力会社に求めている。しかし規制庁の担当者が18年5月、四国電力伊方原発(愛媛県)を視察した際、熱報知機が少ないことを発見。伊方以外の原発も同様の状態と判明し、規制委が対応を求めたところ、電力会社側は追加設置する意向を示したものの、基準不適合ではなく、規制委が引き上げた基準に適合させるという形にしてほしいと要求した。

 規制委は同年12月12日、大山火山灰問題で関電に再評価命令を出したのと同じ委員会(公開会議)の場で、電力会社側の主張をのみ、設置完了まで5年間の猶予を与える方針を決めた。これなら運転を停止させず、定期検査で原発が停止している間に工事できる。

 更田委員長は委員会で「要求水準の引き上げに相当してバックフィットをかけるという事例ではあるのですけれど、よく気づいてくれました」と規制庁の担当者をねぎらう一方、「今後、検査に力を入れて、現状、本当に事業者が言っている通りになっているかどうか、言葉は悪いけれども、裏を取ってもらえませんか。きっちりと」と述べ、電力会社への不信感をにじませた。

■事故前と大差なし

 そもそも、バックフィットとは何だろう。
 本来は運転停止も辞さない姿勢で電力会社に厳しく対処するための武器であるはずだ。だが、導入から8年が過ぎ、運転停止を嫌がる電力会社と、過去の誤りを認めたくない規制委によって換骨奪胎され、運転停止を回避するためのマジックワードになっていないだろうか。
 私は今年4月8日の記者会見で、更田委員長に改めてバックフィットの定義を尋ねた。
 更田委員長はこう答えた。「バックフィットとバックフィット命令は別物」と前置きしたうえで、「命令はバックフィットを実現するときの方法の一つでしかない。既に許可を得ているものに対し、基準を引き上げ、それへの適合を求めるのもバックフィット。事業者が適合させる意思を示している時は命令を出す必要がない」
 火山灰対策の問題で関電は、安全審査のやり直しに消極的だった。それならば、関電に対し最初から再申請を命じるバックフィット命令を出せば済んだのではないか。そう尋ねると、更田委員長は「あのケースではノーでしょう。できないと思う」と答えた。
 「法的に不可能なのか。検討したのか」。質問を重ねると、更田委員長は壇上でうつむき、頭をかきむしりながら、「可能かどうかの……。記憶にない。(検討)していないでしょうね……」と言いよどんだ。
 5月13日の記者会見でも質問した。火災報知機のように、基準不適合と認めず、追加の安全対策を行政指導で求めた場合も、「バックフィット」をさせた扱いになるのか。そう尋ねたところ、更田委員長は「そこまで厳密な言葉として、私たち、少なくとも委員会のレベルでは使っていない。どちらにしてもバックフィットという言葉を使っている」と定義が曖昧なことを認めた。
 その後、規制庁広報室に対して、これまでの「バックフィット」を実施した件数を尋ねたところ、火災報知機を含む11件との回答があった。繰り返すが、11件のうち事故後の法改正で導入された「バックフィット命令」を行使したのは、関電に求めた火山灰対策だけだ。
 それならば、規制委と電力会社が「バックフィット」と呼ぶ行為の大半は、事故前から行われていた行政指導による規制と同じではないか。そう尋ねると、更田委員長はまた口ごもった。
 「事故前であっても、今言っているところのバックフィットは不可能ではなかったと思う……。どうだろう……。バックフィット命令というのは強力な武器なので、存在することによって、他の手法に対しても有利に働いているところがあると思いますが。ただ、あの、どうですかね、日常的にバックフィットという用語を使うときに、条文上のバックフィット命令だけを意識して使っているわけではありません」
 こうした更田委員長の発言をどう理解すればいいのだろう。新規制基準の策定に携わった明治大の勝田忠広教授(原子力政策)は「基準不適合ならば、運転を止めるのが本来の判断。止めなくてもいいというのであれば、その基準を明確にすべきだ。電力会社が止めたくないと思うのは分かるが、規制側も同じ気持ちでは事故の反省が全く生かされない」と批判する。

 原子力規制委員会は、福島の原発事故を教訓に、既存の原発に追加の安全対策を課す「バックフィット」に力を入れる姿勢をアピールしている。しかし、基準不適合と評価した原発を停止させたり、改造させたりする命令...