高浜原発
新着情報 2017.5.15
呼びかけ 現地緊急行動のお知らせ
高浜原発4号機再稼働は認めない!
若狭の原発を考える会より
PDFを開いて下さい -----➡
新着情報 2017.5.15 高浜原発が 5 月 17 日に再稼働されようとしています。
福井の中嶌哲演さんが関電本社(中之島)前で3日間ハンスト による抗議行動
日時
5月15日(月)-5月17日(水)10時~4時30分 場所 中之島・関電本社前
ストップ・ザ・もんじゅ tel: 072-843-1904 fax:072-843-7-6807
stopthemonju@sannet.ne.jp
★東京支社前でも、哲演さんとのハンスト連帯行動がやれる運びとなりました。
16日(火)12:00~16:30、(17:00~、阻止ネット抗議行動)
17日(水)10:00~16:30 黒田節子@原発いらない福島の女たち
新着情報 2017.5.10
毎日新聞 記者の目 こちらのファイル⇒
原則軽視の高浜原発運転延長=高橋一隆(福井支局小浜通信部)
新着情報 2017.5.10 5.7-5.8高浜現地行動、リレーデモの動画 鍵盤乱麻さん提供
新着情報 2017.5.10
5.7-5.8高浜現地行動、リレーデモの様子
(1)現地行動の様子(写真)
(2)関西電力への申し入れ書
新着情報 2017.4.27
4.27高浜原発うごかすな!関電包囲全国集会
関電本店前は、すでに500人を超え、再稼働するな! すべての原発を廃炉に!の怒り満ちています。
(編集部注)その後の情報では700人
続きの写真は ←ーーこちら
松原康彦さんフェイスブック ←ーーこちら
新着情報 2017.4.27
4.27高浜原発うごかすな!関電包囲全国集会 緊急報告!
<実行委員会のフライヤー掲載> 関西圏からのバス運行
2017.4.9 新着情報 (再掲)
高浜現地へ行く人も行かれない人にも、必見お薦め!!
① 高浜原発処分大阪抗告声明 (PDF)
②〈そこが知りたい!脱原発裁判 高浜・伊方の不当決定を斬る!動画 こちらから
2017.4.9 新着情報 必見! 声明文と弁護団動画 ☟
大阪高裁抗告審で民意を踏みにじり、裁判制度の根幹を揺るがす決定 脱原発・反原発が民意 国と電力会社の圧力に屈した判断を乗り越えて原発全廃に向けて前進しよう!木原壯林(若狭の原発を考える会)さんから動画☟(たんぽぽ舎メルマガNO3042前文より)
※参考
<そこが知りたい!脱原発裁判 高浜・伊方の不当決定を斬る!>
脱原発弁護団全国連絡会 2017/04/02(日)(動画)
<https://www.youtube.com/watch?v=SbIQ_tkS5Lc&feature=youtu.be>
2017.4.9 新着情報
『4.27高浜原発うごかすな!関電包囲全国集会』ー大阪ー
日時:4月27日(木)16:30~18:00
ところ:関西電力本店前(大阪市中之島)
デモ集合:うつぼ公園(大阪市西区 大阪科学技術館近く)
デモ出発:18:30~解散(20時ごろ 難波)
主催:「高浜原発うごかすな!実行委員会」
呼びかけ:原子力発電に反対する福井県民会議
2017.3.31 新着情報
3月28日
高浜原発再稼働やめろ!
関西電力東京支社緊急抗議の
報告
「画期的な司法判断」は、またもすっかり覆された。
関西電力高浜原発3、4号機を止めておく法の鎖は解き放たれた。
3・11以前へのあと戻りを懸念する多くの住民の不安と不信を募らせて。
新着情報 2017.3.27
青柳信行さんメルマガから(福井県の方からのメールを転送します)
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各マスコミの要請で発表したものです。3月28日「高浜原発運転差止仮処分請求」大阪高裁抗告審結審にあたって。
2015年の12月14日に、福井地裁で出された「高浜原発仮処分」決定が取り消され、一度は再稼働されたが(41日間試験運転)、大津地裁が仮処分決定を出していた。3月28日に大阪高裁で抗告審の判断が出る。大津地裁の仮処分決定は「稼働していた原発を止めた」原発裁判で歴史上初めての出来事。稼働させたくて仕方がない関電にしてみれば追い込まれた状態、だが、電力会社とすれば一切困ることがない、動かなくでも動いても、損出が出れば電気料か、税金で賄える。
それよりも原発事故の凄まじさだ。6年経っても原子炉内ではなく格納容器内で650Sv。6年経っても収束に40年かかるという。事故処理費用も天井知らずに上がっている。これで済むとは政府ですら思っていない。米の専門家の試算によれば50兆円、いや100兆円はかかるかもしれないという。22兆円としても国民一人当たり32万円です。これも、電力会社というより電気を利用する人、未来の国民まで負担する。
日本では政府の政策の欠陥や、電力会社の非協力的な対応で再生可能エネルギーはなかなか順調に伸びていません。政府試算では原発は1kw11円世界の動向をみるとアブダビ(アラブ首長国連邦)で調達した太陽光発電は1kw2,4円。この入札には関電も応札していて1kw3,4円。極端に下がった。
フランスの大手電力会社エンジーンによれば、2025年ごろには1kw1円程度まで下がるだろうと予想している。そのフランスも大規模太陽光発電の建設を進めている。原発の必要性を議論することなど自体、ばかばかしくなる状態です。それに引き替え、原発はこれからも高くなる一方です。もし、万が一にも、原発が壊れないものとしても、経済的合理性など、争いようがありません。そのことが原因で原発を作っているメーカーが苦境に陥っています。東芝も日立(700億円)も莫大な損害を受けています。
台湾でも原発ゼロを決めています。イン
ドでは太陽光発電に政策変換をしています。
電力会社が本当に原発で発電したいのであれば、信頼できる運転をしなければならないのに、その反対に、原子炉に雨水に流れ込んだり、大型クレーンの倒壊、免震棟の耐震不足、またそのことを報告もしていなかった。など、お粗末なボロボロ発電会社になっています。原発は運転する限り、過酷事故を起こすリスクは規制庁も認めています。
リスクがあることが理由で「科学技術」の利用を禁じれば、社会の発展は望めませんが、その理由はその科学技術が社会にとって必要であるからです。飛行機も自動車も事故のリスクがあるけれど認められています。科学技術のリスクが社会の利益をはるかに上回るものであるからです。原発はリスクだけです。
原発がなくても電気は足りているし、その他の発電技術を利用すれば格段に安全で格段に安い電気が供給できます。原発に変わる発電があるのに、私たち市民がリスクを負う、ということは社会として許されません。
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3.(3.29)福島原発告訴団 3.29 東京地裁前要請行動 「全ての公判日程の決定を!」
http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/2017/03/329.html
5.(3.30)「安倍政治を終わらせよう」3.30院内集会:豊中市議・木村真さん講演(参議院議員会館)
http://www.labornetjp.org/EventItem/1490275939140matuzawa
6.(3.30)伊方原発運転差止広島裁判:仮処分判決
http://saiban.hiroshima-net.org/
7.(3.31)<院内集会&政府交渉>原子力防災・避難計画/安定ヨウ素剤の事前配布を求めて(参議院議員会館) http://www.labornetjp.org/EventItem/1489814975934matuzawa
8.(4.30)(要申込)広瀬隆氏 なかのZEROホール講演会:日本列島の全原発が危ない(『DAYS JAPAN』) http://hibi-zakkan.net/archives/49725037.html
2017.2.9 新着情報
さいなら原発・びわこネットワークニュース第7号
«40年で、この際、原発のない社会をつくろう!»
1/29『再稼働反対!原発のない福井をつくろう!福井県集会』開催しました
次回「第6回さいなら原発・びわこネットワーク総会」
開催日:2月25日(土)14:00-16:30
場 所:日本基督教団大津教会 (JR大津駅より北へ徒歩5分、大通り西側)
内 容:14:00-14:40 総会
14:50-16:30 記念講演
~原発と人間と戦争~若狭・福島・沖縄・京丹後の現場から
講師:釜ヶ崎日雇労働組合・三浦俊一副委員長
新着情報 2017.1.28(追加情報あり)
1/22、大阪。高浜原発うごかすな!
豪雨と厳寒・ビル嵐にもめげず、
1,000人が大阪高裁抗告審勝利に向け、
関西電力大阪本店前に全国から結集!!!
◎1月22日、福井と近畿の6府県の反原発市民団体が呼び掛けた「高浜原発うごかすな!関電本店包囲全国集会」が開かれ、1,000人の市民が参加して反原発の怒りの声をあげた。
◎午後2時からの大阪中之島女性像前での出発集会には、450人が参加。
◎関電本店近くまでのデモ行進は600人に膨れ上がり、デモ開始と同時に土砂降りの雨が襲う。雨中の40分間、大阪駅前の繁華街を行進。
◎関電本店前で、厳寒と嵐のようなビル風の中、午後4時から抗議集会。
◎木原壯林さんの主催者挨拶、「再稼働阻止ネットワーク」のたんぽぽ舎・柳田共同代表は「東電原発事故から5年たって、圧倒的多数の国会議員を擁する安倍政権と電力会社が全力をふりしぼっても、3基しか今原発は稼働していない。自信を持ち闘おう」と激励挨拶。
北海道・泊から鹿児島・川内原発までの原発現地報告、各団体の発言が続いた。
様子は ←ーーこちら
2017.1.28 新着情報
1月21日~22日。高浜原発再稼働反対!大阪高裁は国民の声をきけ!
関西電力包囲行動(大阪本店前)、「再稼働阻止全国ネット」全国相談会の報告
新着情報 2016.10.26
2016.3.9大津地裁決定「高浜原発3,4号機停止命令」・・・
その重要な意味を、分かりやすく。
第2015日目★原発とめよう!九電本店前ひろば★青柳行信さんから。10月 25日(火)配信
★ 中西正之さん:抜粋
自治体問題研究所発行の 「住民と自治」2016年8月号(28~34頁)に『高浜原発3,4号機停止命令 大津地裁決定は「原発ゼロ」をめざす世論からーーー弁護団長/元金沢地裁裁判長、井戸謙一さんに聞く:聞き手、岡本知弘』が掲載されている。(全7頁)
入手はこちら:http://www.jichiken.jp/download/article/article_30.pdf
第一級の内容の記事です。これほど大津地裁決定の重要な意味を、良く説明している記事を見た事が有りません。読めば誰で大津地裁決定の重要な意味が分かる記事なので、原文を入手して読むのが一番です。
★掲載記事の一部から
1)大津地裁・高浜原発判決の意味
・関西電力が立証すべきことは、規制基準に適合して許可を得たことだけではダメで、3・11原発事故の原因が何で、それを踏まえてどう規制基準が強化され、それに関西電力がどう対応したのかまで、求められる。
2)避難計画が今の枠組みではダメで、避難計画を規制の内容に入れるのは国家の義務である。
今の避難計画の法的枠組みは、IAEAの深層防護(5層)の考え方に違反。
新着情報 2016.9.22
*高浜原発のテロ対策施設、「適合」の審査書決定 規制委
朝日新聞デジタル こちら
新着情報 2016.9.06
高浜3号機、核燃料取り出し開始
関西電力は5日、高浜原発3号機(福井県高浜町)の原子炉に装填されている157体の核燃料を取り出す作業を始めた。7日に完了する予定。
関電は高浜3、4号機の運転を差し止めた大津地裁の仮処分決定に対する執行停止の申し立てが6月に却下されたことから、運転停止が長期化すると判断し取り出しを決めた。別の燃料と一緒に使用済み燃料プールに保管し、管理を容易にする。157体のうち、24体がプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料。4号機は既に取り出しが完了している。 大津地裁の仮処分決定を巡って、関電は大阪高裁に抗告しており、10月13日に第1回審尋が開かれる。
新着情報 2016.8.17
高浜4号機の燃料取り出し=再稼働めど立たず_関電 Yahoo!ニュース こちらから
新着情報 2016.8.27
福祉施設から不備指摘 原発事故広域避難計画 中日新聞 こちら
新着情報 2016.8.17
高浜原発で事故想定、県外避難初検証 27日に県原子力防災訓練 福井新聞 こちらから
2016.7.12 新着情報
高浜原発、引き続き運転できず 大津地裁が関電の異議却下
大津地裁(山本善彦裁判長)は12日、関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の運転差し止め仮処分を取り消すよう関電が申し立てていた異議を却下した。仮処分の効力は続き、高浜2基は運転できない状態が続く。関電は大阪高裁に抗告する方針。
同地裁は3月9日、住民が求めた仮処分の申し立てを認め、運転差し止めを命じる決定を出した。関電は「科学的、技術的検討を行っていない」として、決定の取り消しを求める異議と仮処分の執行停止を申し立てていた。執行停止の申し立ては6月17日、同地裁が却下している。
関電は6月の却下決定後、2基に装荷された核燃料の取り出しを表明している。4号機は8月上旬、3号機は同月下旬に燃料の取り出し作業を開始する。 福井新聞オンライン こちらから
2016.6.21新着情報
◆共同声明 40年超え老朽炉を廃炉に! 高浜原発1・2号機の運転期間延長認可に抗議
本日(6月20日)、原子力規制委員会は、関西電力高浜原発1・2号機について、40年超えの運転期間延長認可を下しました。福島原発事故後、運転期間を原則40年に制限する制度が導入されたあと、延長の認可がだされた初めてのケースになります。私たちはこれに強く抗議します。
老朽炉の寿命延長に対し、これを危惧する声が広がっています。しかし、審査の公開資料は白抜きだらけで、第三者による検証はできず、初の寿命延長審査にもかかわらずパブリックコメントも実施せず、住民や市民、自治体等の意見を聞こうともしませんでした。6月13日、私たちは、熊本地震によって懸念された「繰り返しの揺れ」問題などの評価について、国会議員の仲介により、会合を申し込みましたが、原子力規制庁は「多忙」を理由に異例の拒否。6月15日には要請書の受け取りすら拒否しました。老朽炉の危険性を具体的に批判され、それが公になることを恐れたからでしょう。このように、議論を避け、密室審査を続ける姿勢に怒りを禁じ得ません。つづき
2016.6.20新着情報
◆高浜1、2号機40年超運転認可 原子力規制委、老朽原発で初 福井新聞 こちらから
◆「原則40年」早くも骨抜き 劣化予測、正確さ未知数
「相当困難」とされていた原発の40年超運転が、全国初申請の関西電力高浜原発1、2号機で認められた。原子力規制委員会は「劣化を予測し、更新すべき部分は更新して、新規制基準を60年間維持できる」と判断した。ただ焦点となった原子炉圧力容器の劣化に関し、予測値が正しいか未知数という不安が残る。耐震試験の一部は未実施のままだ。原子炉等規制法が定める「40年」の制限は、早くも骨抜きとなった。続きは・・・
福井新聞 こちらから
2016.6.17新着情報
高浜原発 再稼働認めず 関電申し立て却下 大津地裁 (毎日)
http://mainichi.jp/articles/20160617/k00/00e/040/166000c?fm=mnm
2016.6.9新着情報
◆高浜原発1、2号機安全審査大詰め 22日にも運転延長審査に合格 フクナワより こちらから
2016.5.10 新着情報
◆高浜原発異議審、審理1日で終結 関西電力、新たな証拠提出せず 福井新聞 こちらから
2016.5.7 新着情報
原発全廃!びわこ一周デモ2016・・・・・・関電は、びわこを汚すな!
日時 2016年 5月4日(水)~8日(日)
場所 JR大津駅~琵琶湖周辺
主催「原発全廃!びわこ一周デモ2016実行委員会」
たんぽぽ舎も、参加しました。その報告です。詳しくはこちら ◆木原壯林さん:討論会
「原発全廃!びわこ一周デモ2016」参加者:5/4は250名、5/5は150名。
2016.5.4 木原壯林さんの挨拶全文
2016.5.4新着情報
「四電本社交渉」高松四電本社前にて小倉さんがツイキャス配信中です❗ふるさとは原発を許さない関西電力が29日に高浜原発3号機(福井県)の原子炉を再稼働させる方向で最終調整していることが分かった 高浜原発ゲート前抗議 シャワリンさんより
★★★2016.4.17 新着情報(再掲)★★★
5/4~8 原発全廃!びわ湖一周デモ2016 関電はびわ湖を汚すな!
実行委員長・田中徹 呼びかけ:第50回脱原発市民ウオーク・イン・滋賀実行委員会
協賛:さいなら原発・びわ湖ネットワーク&若狭の原発を考える会
★ 関連記事 5/15 木原壯林さんの「大津地裁判決と関電発言 今後の若狭の反原発運動の方向」と題して 学習会があります。14:00~17:00 資料代 800円(スペースたんぽぽに於いて)
◆チラシはこちら
◆以下経産省テントひろばから転載
1日目:5月4日(水・休)10:00 JR 大津駅前出発~湖岸通り~関電滋賀支店前経由~近江大橋~11:30 イオンで昼食12:30 出発~快速湖岸ロードを北上~14:30「草津道の駅」で休憩(烏丸半島入り口)15:00 出発~17:00 JR 野洲駅で解散
2日目:5月5日(木・休)10:00 JR 野洲駅北口・びわ湖側出発~ 朝鮮人街道を北上~12:30 近江八幡の平和堂で昼食休憩13:10出発~朝鮮人街道を北上~17:00 南彦根駅で解散
3日目:5月6日(金)前半=車デモ 10:00 JR 南彦根駅・びわ湖側出発~ 10 :20 JR
彦根駅前・びわ湖側~11:00 長浜市役所申し入れ~11:40 長浜の平和堂で昼食休憩12:30 出発(別動隊が米原市役所申し入れ)~高月~木之本へ
3日目:5月6日(金)後半=車デモ~永原~野口~海津~マキノ~中庄~今津~新旭(宣伝車を借用し、マイクで宣伝し、集落・町ではビラ配布・スポット演説も行う)15:30高島市役所申し入れ。16:10出発・・JR 安曇川駅~JR 近江高島駅で宣伝17:00 解散
4日目:5月7日(土)10:00 JR 近江高島駅出発~12:00 北小松近辺で昼食休憩~12:40 出発~13:40JR 志賀駅前で休憩~17:00 JR 堅田駅で解散
14:00 大津京駅前で休憩~16:00 JR 大津駅東に徒歩5分の教育会館で集約集会17:00 終了
6 日目:5月9日(月)10:00 実行委員会代表者にて滋賀県に申し入れ
2016.5.7 新着情報
原発全廃!びわこ一周デモ2016・・・・・・
関電は、びわこを汚すな!
日時 2016年 5月4日(水)~8日(日) 場所 JR大津駅~琵琶湖周辺
主催「原発全廃!びわこ一周デモ2016実行委員会」
たんぽぽ舎も、参加しました。その報告です。
2016.4.21 新着情報
「規制本職忘れ原発運転促進」 県内外反対派、審査合格で批判 福井新聞 記事こちら
●高浜原発1・2号機 安全審査合格 老朽原発で初 日本経済新聞
2016.4.10新着情報
●若狭の原発を考える会 木原壯林さんの熱い思いのチラシです。(原寸A3)
木原さんたち「若さの原発を考える会」の皆さんが独自の方法「アメーバー作戦」で、各地住民にマイクとチラシでこれまでに70回を超えて説得に廻って頑張っていらっしゃいます。2月20-21現地行動の様子
●予告 5月15日「大津地裁判決と関電発言」報告者 木原壯林さん(14:~)スペースたんぽぽにて
2016.3.24.新着情報 転送:大津地裁へ応援ハガキを!広瀬 隆さんから
応援ハガキのあて先
〒520-0044 滋賀県大津市京町3-1-2 大津地方裁判所民事部
山本善彦裁判長 小川紀代子裁判官 平瀬弘子裁判官
○滋賀弁護団の石川と申します。運動の提案をさせていただきます。
たんぽぽ舎メルマガNO2738に 呼びかけ文が掲載されています。是非チェックして下さい。
2016.3.24.新着情報
◆関電社長「逆転勝訴で住民に賠償請求も」 弁護団が抗議 中村隆市さんTwitter
2016.3.9 新着情報 号外!!
●3月9日…感動!本日夕方、運転中の高浜原発を停止させよという、超ビックリの判決が出た!
停止中の原発の再稼働の是非ではなく、原規委が決めた「新基準に合格した稼働中の原発」を停止させるという画期的・革命的判決。しかも判決には即時効力があり、関電は速やかに停止作業に入らねばならない。胸熱すぎる。
大津地裁「福島の原発事故を踏まえた過酷事故対策についての設計思想や外部電源に依拠する緊急時対応、耐震基準策定の問題点があり、津波対策や避難計画にも疑問が残る」。(文芸ジャンキー・パラダイス)
●大津地裁の高浜原発運転差し止め決定は、福島事故の原因究明がなく、新基準や関電の対策の問題性を指摘。ディーゼル発動機、空冷式非常用発電装置の耐震性、使用済み燃料、断層評価、避難計画など具体的で説得的です。三権分立が生きていてホッとした(金子勝) 毎日新聞
●「再稼働後もトラブルがあり、運転差し止めは当然の結果」と話すのは「若狭の原発を考える会」の木原壯林(そうりん)代表(72)=京都府。「人間が制御しきれない原発は、これをきっかけに止めるべきだ」と訴え た。(福井新聞より)
2016.2.29新着情報 高浜原発の29日「晴れの舞台」で
今日の関電・高浜原発4号機、再稼働の“晴れ舞台”を全国に見せるため大勢のマスコミを中央制御室に入れ、「それでは投入(送電)します!」「投入!」とスイッチを入れた瞬間に「ピーピーピー」と警報がけたたましく鳴り、マスコミの目の前で原子炉と発電機が緊急自動停止。まるでブラック・コントだがもちろん笑えない。テレビカメラの前で4分以上も警報が鳴り続けていた。高浜原発は9日前に放射性物質を含む水漏れトラブルがあったばかり(ボルトの緩みという初歩的人災)。夜になっても警報の理由は不明。4年7カ月も再稼働に向けて準備してきて、何度も入念に設備をチェックしたはずなのに、いきなり緊急停止。首相が豪語する「世界一厳しい検査」に合格し、この重大事態。新しい安全基準は本当に正しいのか?もうスイッチ入れるな。
※この高浜原発4号機は、福井地裁の勇気ある裁判官が再稼働差し止めの判決を下したいわくつきのもの。理由は“新しい安全基準を適合しても安全を確保できない”。その後、この裁判官は配置転換され、新任裁判官がまともな根拠を示さないまま安全と判断し、再稼働を認めた。で、結局コレ。最近の原発業界は、原発運用40年ルール(40年で廃炉)を国民に広く問わないまま60年ルールに変えるとか、免震重要棟は経費がかさむから作らないとか、あんたらもう1回事故を起こす気かと。さようなら関電&原発マフィア、当方、春から大阪ガスの電気を買いますんで。(文芸ジャンキー・パラダイスより)
2/20・2/21 高浜現地抗議行動参加報告
2/20(土)バスは新宿を朝8時に出発し、午後2時前に高浜に到着し現地行動に合流した。
雨の中、洞昌寺から高浜ゲート前まで行進し、ゲート前で抗議のコールをした。
3号機を止めろ、4号機の再稼働するな、40年超の1、2号機ポンコツの審査撤回。
4号機の原子炉補助建屋内で放射性物質を含む1次冷却水漏れ発覚。
メンバーの持参した線量計では0.15μSVであった。
同じころの大飯アミューシャン玄関での公示線量は0.06μSVを示していた。
(21日の発表:原子炉の起動試験の開始を延期した)
2/21(日)高浜、大飯の町中へ、数人のグループに分かれてのアメーバ行動をした。
私のグループは佐分利川上流の原発反対を表明する尼さんの禅寺から出発して海に向かって下った。
両岸に散在する20戸前後の集落の其々の家は広く風景もあいまってのどかに感じられた。
このような生活が続くようにと原発反対を訴えて歩いた。
タイベックス防護服の人、幟や旗を持つ人、鳴り物を鳴らす人、スピーカーで廃炉を訴えるテープ流し、
チラシをポスティングや手渡し、手を振ったり、話しかけた。
東京へ帰るバス中で辺野古基地反対国会包囲28000人の報告を聞き拍手が沸き起こった。
2.21福井新聞の記事です
高浜→関電本店 リレーデモ(現地の争い)のサイトは こちら
アカウント作成ポップアップ画面が表示されたら右上のXをクリックすれば消えます。
その後のニュースを東京へ帰るバスの中で見ることになりました。一時冷却水漏れの記事
原発は人類の手におえる装置ではありません。
高浜原発で大事故が起これば、若狭や京都北部だけでなく、京都市など、近畿の大都市も二度と住めない廃墟になりかねません:琵琶湖の水も汚染されます。
原発再稼働は、人々のぎせいの上に、大資本に奉仕する国、戦争出来る国を造るため行われようとしています。(現地の方たちが作ったチラシのレジメ)
今日、高浜原発4号機再稼働、抗議行動に東京から参加。小雨降るゲート前までデモ。相変わらず厳重な警戒のなか、怒りの声を!30年、40年老朽化原発を稼働。いつ苛酷事故が起こっても不思議ではない。
これ以上日本を危険に晒すわけにいかない。夜は高浜に戻り、明日の高浜町アメーバ行動打合せを。
高浜町で見た風景:第12回若狭たかはまひなまつりの最中でした。
高浜町がめざしているもの (人口10.735 4.202世帯2016/1末現在)
東京にもどった翌日高浜町のホームページを見て驚きました。
①西の鯖街道(高浜~京都)の申請をしている。
②「ブルーフラッグ」の取得を目指している。
西の鯖街道の申請は良いとしても、「ブルーフラッグ」の取得を目指しているとは(゚o゚;;早速高浜町役場に電話をしました。「両方とも、結果が出ているのでしょうか?」と質問をした所、即答ができずに3~4課にたらい回しされての結果、①は回答できず②については国内審査が通り4月14日から国際審査に回るとのやっとの回答。
即答ができないのですから、原発マネーのぬるま湯に浸かっていると言ったら言い過ぎでしょうか?特に熱心に力を入れているという訳ではないのかもしれません。ホームページで他に目に付いたのは「ふる里納税」でした。町の産業の主なものは水産業と原発という事のようです。町に数多ある民宿は海水浴のお客さんが目当てだったのでしょうか?それとも原発関係従事者用だったのでしょうか?閉じている民宿を多く見受けました。
その後、自力で「西の鯖街道の申請受理」を発見しました。
西の鯖街道が「日本風景街道」に登録。国土交通省が推進する「日本風景街道」に平成22年11月11日に登録されました。これを機に塔街道のさらなる進行を経済・文化・観光の領域で図っていきます。(ホームページより)
若狭湾国定公園は8キロも及ぶ浅瀬の白砂青松の海岸があり、8箇所の海水浴場があります。
「ブルーフラッグ」とは 国際NGO/NPOであるFEE(環境教育基金)により運営されており、現在世界で50カ国約4,000箇所で取得されています。ブルーフラッグのコンセプトは、1985年にフランスで誕生し、1987年のヨーロッパ環境年を契機にヨーロッパ各地でプログラムが始動、その後世界中に広がることとなりました。
現在FEEではUNEP(国連環境計画)、UNWTO(国連世界観光機関)等との連携のもと、さらなるブルーフラッグプログラムの推進に取り組んでいます。(高浜町ホームページより)
高浜原発は美しい若狭湾の西側の半島の首の辺にあります。内浦湾と若狭湾に挟まれた半島の最端に音海(おとみ)断崖がある半島です。原発から温排水を流すための?水路が若狭湾につながっています。Yahoo!の地図で福井県田ノ裏で検索して下さい。百聞は一見にしかずです。原発再稼働をすれば原発からの温排水により海が汚れます。原発再稼働と「ブルーフラッグ」取得とは真逆のことではないのでしょうか?しかも福井県は原発14基が林立している所です。
以下の写真は美しい若狭湾。鳶が「ピ~ヒョロロ~♬」と鳴きながら飛んでいました。
高浜原発の位置がはっきりします。
2016.2.20-2.21 2.25-2.26 高浜4号機再稼働許さない! 緊急行動
1月29日…高浜原発3号機、本日再稼働。この原発は特殊なMOX原料を使うため、どうしても再稼働を止めたかった。使用済みMOX原料は、トラブル続きで未稼働の青森・六ヶ所再処理工場が動いたとしても、この施設では「再処理できない」物質。しかも超猛毒。無害になるまで10万年。どうすんの?これからどんどんMOXの核ゴミ出るよ…。こんな無責任な企業体質の関電の電気なんか、春(自由化)になったら絶対に買わない。この件に関しては、正直、地元で再稼働に賛成した議員、その支持者にも怒っている。ジャンキー文芸パラダイス
20160123 UPLAN(動画)
槌田敦「沸騰水型原子炉の欠陥」-核兵器生産可能な原子炉
2016.1.24 深夜バス弾丸ツアー 高浜原発抗議
関電東京支社抗議行動は当日の関電本社抗議と同時間でアイフォンでの現地報告を聞いてお互いにエールを送りました。(以下写真)
関電は、安全対策など、多くの未解決の宿題、 異議、反対を無視して、「29日」午前に制御棒テストをし、夕方にも引き抜く、と 本日宣言しました。 残り4日間ということになりますが、 高浜ゲート前~テントなど、現地での抗議、アピールや報告を逐一配信していきます。(シャワリンさんよりメール配信)
2016.1.25 「高浜現地ニュース」第1号です。
1.24 高浜原発再稼働を許さない全国集会
2016.1.10 新着情報 高浜原発再稼働反対のデモと集会
1月9日(土)の高浜原発再稼働反対のデモと集会の録画です。
詳細なリポートはこの後あるでしょうが、週明け12・3日(火・水)にも再び、高浜町でのポスティング~街頭宣伝などを行うとの事です。
デモは13時半から京都駅と、面した関西電力京都支店(も、一等地の立派な持ちビル?)の間の七・八条通りを通行人や観光客が見守る中、練り歩き回り、15時からの集会は前半は高浜・大飯原発差し止め訴訟の仮処分、停止の決定等について鹿島弁護士から報告講演と質疑応答。後半は今後について、再稼働阻止全国ネットワーク岩下さんを含め8人さまざまな運動、団体からの提起と議論で、意見方策の対立・激突?も含め非常に活発な会議となりました。(シャワリンさんより)
〇デモ
http://twitcasting.tv/showering00/movie/231491878
http://twitcasting.tv/showering00/movie/231493656
〇集会
http://twitcasting.tv/showering00/movie/231510018
http://twitcasting.tv/showering00/movie/231533189
2015.12.24 たんぽぽ舎抗議声明
福井地裁の「差し止め仮処分の取り消し」(異議審決定)に抗議する
高浜原発再稼働強行に政府も事業者も手段を選ばず
差し止め仮処分の却下に対する抗議声明(メルマガNO2671)
2015.12.14原発再稼働反対署名が30万人に 実行委、福井県に追加提出
メンバー約30人が県庁を訪れ、県原子力安全対策課の野路博之課長と懇談。署名を提出するとともに、関西電力高浜原発3、4号機の再稼働を認めないよう申し入れた。
フクナワ 関連リンク NHKwebニュース さよなら原発!福岡
2015.12.05 高浜再稼働を本気で止める!全国集会
関西電力 高浜原発 本気でとめる集会 1200人
原爆の材料の兵器級プルトニウムを作る「もんじゅ」廃炉集会 750人
続きはたんぽぽ舎メルマガ・・・・ NO2657参照
高浜原発運転禁止仮処分
朝日DIGITAL
関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町、定期検査中)の再稼働をめぐり、福井地裁の樋口英明裁判長は14日、住民らの訴えを認め、運転を禁じる仮処分決定を出した。原発再稼働の可否を決める新規制基準は「緩やかにすぎ、合理性を欠く」と指摘し、新基準を満たしても安全性は確保されないと判断。政府の原発政策に根本から見直しを迫る内容となった。
高浜原発運転差止仮処分決定要旨全文
高浜原発運転差止仮処分決定要旨全文 平成26年(ヨ)第31号 高浜原発3,4号機運転差止仮処分命令申立事件 ■主 文
1 債務者は,福井県大飯郡高浜町田ノ浦1において,高浜発電所3号機及び4号機の原子炉を運転してはならない。
2 申立費用は債務者の負担とする。
■理由の要旨
1 基準地震動である700ガルを超える地震について
基準地震動は原発に到来することが想定できる最大の地震動であり,基準地震動を適切に策定することは,原発の耐震安全性確保の基礎であり,基準地震動を超える地震はあってはならないはずである。 しかし,全国で20箇所にも満たない原発のうち4つの原発に5回にわたり想定した地震動を超える地震が平成17年以後10年足らずの問に到来している。本件原発の地震想定が基本的には上記4つの原発におけるのと同様,過去における地震の記録と周辺の活断層の調査分析という手法に基づいてなされ,活断層の評価方法にも大きな違いがないにもかかわらず債務者の本件原発の地震想定だけが信頼に値するという根拠は見い出せない。 加えて,活断層の状況から地震動の強さを推定する方式の提言者である入倉孝次郎教授は,新聞記者の取材に応じて,「基準地震動は計算で出た一番大きな揺れの値のように思われることがあるが,そうではない。」「私は科学的な式を使って計算方法を提案してきたが,平均からずれた地震はいくらでもあり,観測そのものが間違っていることもある。」と答えている。地震の平均像を基礎として万一の事故に備えなければならない原子力発電所の基準地震動を策定することに合理性は見い出し難いから,基準地震動はその実績のみならず理論面でも信頼性を失っていることになる。 基準地震動を超える地震が到来すれば,施設が破損するおそれがあり,その場合,事態の把握の困難性や時間的な制約の下,収束を図るには多くの困難が伴い,炉心損傷に至る危険が認められる。
2 基準地震動である700ガル未満の地震について
本件原発の運転開始時の基準地震動は370ガルであったところ,安全余裕があるとの理由で根本的な耐震補強工事がなされることがないまま,550ガルに引き上げられ,更に新規制基準の実施を機に700ガルにまで引き上げられた。原発の耐震安全性確保の基礎となるべき基準地震動の数値だけを引き上げるという対応は社会的に許容できることではないし,債務者のいう安全設計思想と相容れないものと思われる。 基準地震動である700ガルを下回る地震によって外部電源が断たれ,かつ主給水ポンプが破損し主給水が断たれるおそれがあることは債務者においてこれを自認しているところである。外部電源と主給水によって冷却機能を維持するのが原子炉の本来の姿である。安全確保の上で不可欠な役割を第1次的に担う設備はこれを安全上重要な設備であるとして,その役割にふさわしい耐震性を求めるのが健全な社会通念であると考えられる。このような設備を安全上重要な設備でないとする債務者の主張は理解に苦しむ。債務者は本件原発の安全設備は多重防護の考えに基づき安全性を確保する設計となっていると主張しているところ,多重防護とは堅固な第1陣が突破されたとしてもなお第2陣,第3陣が控えているという備えの在り方を指すと解されるのであって,第1陣の備えが貧弱なため,いきなり背水の陣となるような備えの在り方は多重防護の意義からはずれるものと思われる。 基準地震動である700ガル未満の地震によっても冷却機能喪失による炉心損傷に至る危険が認められる。
3 冷却機能の維持についての小括
日本列島は4つのプレートの境目に位置しており,全世界の地震の1割が我が国の国土で発生し,日本国内に地震の空白地帯は存在しない。債務者は基準地震動を超える地震が到来してしまった他の原発敷地についての地域的特性や高浜原発との地域差を強調しているが,これらはそれ自体確たるものではないし,我が国全体が置かれている上記のような厳然たる事実の前では大きな意味を持つこともないと考えられる。各地の原発敷地外に幾たびか到来した激しい地震や各地の原発敷地に5回にわたり到来した基準地震動を超える地震が高浜原発には到来しないというのは根拠に乏しい楽観的見通しにしかすぎない上,基準地震動に満たない地震によっても冷却機能喪失による重大な事故が生じ得るというのであれば,そこでの危険は,万が一の危険という領域をはるかに超える現実的で切迫した危険である。
4 使用済み核燃料について
使用済み核燃料は我が国の存続に関わるほどの被害を及ぼす可能性があるのに,格納容器のような堅固な施設によって閉じ込められていない。使用済み核燃料を閉じ込めておくための堅固な設備を設けるためには膨大な費用を要するということに加え,国民の安全が何よりも優先されるべきであるとの見識に立つのではなく,深刻な事故はめったに起きないだろうという見通しのもとにかような対応が成り立っているといわざるを得ない。また,使用済み核燃料プールの給水設備の耐震性もBクラスである。
5 被保全債権について
本件原発の脆弱性は,?基準地震動の策定基準を見直し,基準地震動を大幅に引き上げ,それに応じた根本的な耐震工事を実施する,?外部電源と主給水の双方について基準地震動に耐えられるように耐震性をSクラスにする,?使用済み核燃料を堅固な施設で囲い込む,?使用済み核燃料プールの給水設備の耐震性をSクラスにするという各方策がとられることによってしか解消できない。また,地震の際の事態の把握の困難性は使用済み核燃料プールに係る計測装置がSクラスであることの必要性を基礎付けるものであるし,中央制御室へ放射性物質が及ぶ危険性は耐震性及び放射性物質に対する防御機能が高い免震重要棟の設置の必要性を裏付けるものといえるのに,原子力規制委員会が策定した新規制基準は上記のいずれの点についても規制の対象としていない。免震重要棟についてはその設置が予定されてはいるものの,猶予期間が設けられているところ,地震が人間の計画,意図とは全く無関係に起こるものである以上,かような規制方法に合理性がないことは自明である。 原子力規制委員会が設置変更許可をするためには,申請に係る原子炉施設が新規制基準に適合するとの専門技術的な見地からする合理的な審査を経なければならないし,新規制基準自体も合理的なものでなければならないが,その趣旨は,当該原子炉施設の周辺住民の生命,身体に重大な危害を及ぼす等の深刻な災害が万が一にも起こらないようにするため,原発設備の安全性につき十分な審査を行わせることにある(最高裁判所平成4年10月29日第一小法廷判決,伊方最高裁判決)。そうすると,新規制基準に求められるべき合理性とは,原発の設備が基準に適合すれば深刻な災害を引き起こすおそれが万が一にもないといえるような厳格な内容を備えていることであると解すべきことになる。しかるに,新規制基準は上記のとおり,緩やかにすぎ,これに適合しても本件原発の安全性は確保されていない。新規制基準は合理性を欠くものである。そうである以上,その新規制基準に本件原発施設が適合するか否かについて判断するまでもなく債権者らが人格権を侵害される具体的危険性即ち被保全債権の存在が認められる。
6 保全の必要性について
本件原発の事故によって債権者らは取り返しのつかない損害を被るおそれが生じることになり,本案訴訟の結論を待つ余裕がなく,また,原子力規制委員会の設置変更許可がなされた現時点においては,保全の必要性も認められる。
1月27日(水)
【関西電力本店 包囲行動】
(大阪市内)「高浜原発再稼働を許さない!関電包囲全国行動」
日時 1月27日(水)16時~20時
場所 関西電力本店まえ(大阪市北区中之島3-6-16)
主催 1.27高浜原発再稼働を許さない!関電包囲全国行動実行委
呼びかけ団体 原子力発電に反対する福井県民会