たんぽぽ舎高江駐在員報告 20180622

天候、朝から曇り空で時々日がさしている。

   今日は起床350分、う〜ん眠いよ〜😔。と言いながらも私達の班は瀬嵩(せたけ)に回った。ここからカヌーを出し大浦湾のK9護岸に運ばれる砕石運搬船への抗議と阻止行動のためである。 

   砕石運搬船は概略、前の日砕石を積み次の日の朝、大浦湾のK9護岸手前の台船に移し替える。一隻で10t積みダンプカー、170200台分運んでくる。これが2、3隻の運搬船で交互に毎日のように運んでくる。つまりゲート前でいくらがんばっても、海から砕石を運ぶということをやっている限り工事はどんどんと進んでいる。今後、埋め立て土砂を本土から運んでくる計画なので、これはなんとしても止めなきゃだめだ。逆に言えばこれを止めることができれば、物理的に辺野古新基地は作る事はできない。 

    瀬嵩の浜に着いて少しすると、かなり大粒の雨が降ってきた。雨が遠ざかるまで20分ほど雨宿りをして、小降りとなってから出発した。フロートの手前まで行くと 

海上保安庁のGBが現れ、「警告する。フロートの中に入ると必要な処置を取る」私はすかさずその法律の根拠を質問する。今まで何十回、何百回と質問したが彼らは明確な答えは言えない(のか、わからないのか)、市民に明確に説明ができなければ、拘束などできないと思う。彼らはこのようにして1日を過ごし、彼らが守ることにより、基地の工事が促進される。つまり彼らがいないと工事は1ミリさえ進まない。極端な話だが辺野古新基地は「機動隊と海上保安官」がほぼ100%作っていると言えるのではないだろうか

   この歴史的な愚行を是非彼らに理解して欲しい。 

    午前835分、運搬船がかなり大きく見えるようになった。私たちは抗議&阻止行動を開始したがあえなく拘束されてしまった。といっても運搬船の前方でのちょっとしたもみ合いなので、通常のスピードで台船までは近づくことができず、かなりスピードを落としていたように感じた。 

大浦湾まで足を伸ばした抗議船2隻、実に嬉しい。このような船が私たちの背中を一押ししてくれる。船には報道関係者、本土から来た人たちが乗っていることが多い🤗。