たんぽぽ舎高江駐在員報告 20180626

 天候快晴、風弱く海もなえている。

   絶好のカヌー日和、私は今日もカヌー教室の希望者がいたのでそちらに回った。私は適任者かどうかは別として、多くの人にこの美しい海をい体験してほしい、またその中から辺野古ぶるーの一員として次世代を背負って欲しいと言う思いで(教室担当として)手を挙げる。もちろん、辺野古新基地問題が頓挫し終わってしまえば、次世代の人は抗議行動、阻止行動としての役割はなくなる。それは非常に嬉しいことだ。役割がなくなっても、自分の子供や友達と海に出て、自然を大いに楽しんでほしい。 

   830分過ぎ、今日も工事に抗議/阻止しようと20艇あまりのカヌーが松田ぬ浜から出艇した。教室の私たちはそれを見送り、本当に気持ちが高ぶり、今日も理不尽な工事、海上保安庁の乱暴な行動に負けずにやってほしいと後ろ姿を見ながら思った。しかし、いつもの工事の凄まじい音は聞こえない。「おゃっ、なんだ9時ごろ辺野古ぶるーは現場に到着したが、私の無線器には現場の緊張した報告が一切ない。「えっ、海保のGBもいない?作業員の人影もない?」の報告で今日はどうやら作業は休みらしいと理解した。普通の日の火曜日、突然海の工事が休みになるのは今のところ理由がわからない。といっても工事がない事は良いことだ🤗。 

   昼近くなってカヌーメンバーが続々と帰ってきた。話を聞くと平島から長島を通り、大浦湾まで行って、海の素晴らしさを堪能したとのことだ。今日は波もそれほど高くなく、風も弱かったのでかなり楽しんだらしい。本来ならばここは、このようなことで世界中の多くの人が訪れ、自然を体験し楽しむ海である。決して一部の人の海ではなく、まして人を殺すための基地であってはならない。今この時点で海を壊さなければ、今後何十年も何百年も多くの人がこのような体験ができる。壊してしまえば1000年たっても、ただの廃墟だ(決して遺跡とは言わない)

中央、左から右に来てるのは、基地との境目、左側が松田ぬ浜、右側がキャンプシュワブアメリカ軍基地。