天候、朝から断続的に強い雨が降り風も強い。
そんな中で第二テントに集まったメンバーは船、カヌー合わせて20数人、う〜ん、みんな熱心だ今週中にもK4護岸の辺野古側が接続されると言う危機感があるのではないだろうか?、テントでミーティング中も雨足が強い。当然海上行動は中止となった。
護岸が閉じられたあとの抗議行動をどのようにするのかイメージがわかない。ということで土木技師Oさんから「埋め立て前後の技術的な話や問題点」を聴くという勉強会を1時間ほど行った。パソコンの画面やホワイトボードを使った明快な説明でかなりの人は今後の展望を理解したのではないだろうか。私自身も今後の「抗議の仕方」のイメージが固まりつつある。
風は多少あったが、雨が小降りになったので抗議船「不屈」で海に出ることになった。船はだいぶ揺れたがK4現場到着すると何やら作業をしている。このような風雨の強い時でも工事屋さんは勝手に仕事は休めない。現場は予想以上にフロートの破壊などがおきていた。そもそも、最近沖縄防衛局は台風対策をしっかりやるという姿勢は無い。沖縄では個人の家などでも台風対策は完璧にやる。K4護岸と並行して1,000m以上走っていたフロートは跡形もなく100mぐらいは移動しK4護岸に打ち上がっているか、ちぎれて海をさまよっている。さらに辺野古崎方面に行くと、フロートがズタズタとなって岩礁に打ち上がっている。フロートが大きく移動しているという事は、海中のフロートを支える鉄板やコンクリートブロック(物にもよるが重さ10数t)はフロートに引きずられ海底を走りまわったと考えられる。これはものすごい環境破壊だ。海の中なので目に見えないからいいと言うものではなく、沖縄防衛局はしっかり調査して、その被害状況を全国民に明確にするべきだ。いつものようにうやむやにするような内容では無い。一方、この破壊されたフロートや一部被覆ブロックの傾き、を元に戻すために膨大な時間とお金がかかる。これはすべて私たちの税金から賄われる💢💢。
このようなずさんな台風対策をしない(出来ない)体質はどこにあるのかしっかりと検証しなければならない。
フロートがK4護岸に乗り上がっている。自然の力がものすごい。
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