たんぽぽ舎高江駐在員報告 20180717

   天候晴れ、風(10m/s)そのため波が高く(最大約2m)カヌーは海に出ることは出来なかった。昨日同様抗議船2隻を出し、工事状況を観察した。 

    海上での工事もK3護岸とK4護岸付近でクレーンが動いて、護岸の修理らしき事を行なっていただけで大きな動きはなかった。 

一方、私たちの一番警戒していたK4護岸とN3護岸をつなぐ©︎ポイントには工事車両をはじめ作業員の姿もなく、大きな動きはなかった。台風が来なければ74日、5日頃には©️は塞がれたと思うので2週間近くこの作業は伸びている。 

といっても、明日以降いつ塞がれてもおかしくない。私たちは最大限の注意が必要だと思う。昨日も書いたが多くの人の参加をお願いしたい。 

 <シュワブゲート前の現状> 

   714日〜15日、沖縄防衛局は闇夜に紛れて工事用ゲート前に1m位の高さのポリタンク状の交通規制材を国道の道路脇に設置した。さらに今まで使っていた高さ4mの柵を国道側に移動させた。つまり歩道は狭くなり幅1m弱になった。これは明らかに私たちの座り込み行動を封じる狙いがある 

   そして今日朝一番、9時ごろから資材の搬入があった(私たちカヌーチームは船に乗っていたのでこれの座り込みには間に合わなかった

私は1020分ごろ、ゲート前に行ったが、既にに工事車両が出ているところだった。実際に座り込みをした人に聞いてみたが「この歩道が狭いので座り込みをした人の排除に今までの倍ぐらいの時間がかかった」と言うことだ。まぁ常識から考えても彼らの知恵はその程度(失礼!)じゃぁないだろうか。今までも高江や辺野古の海で散々そのような事は見ている。例えば辺野古の海で、ツノ付きのフロートを設置しているが、ツノが邪魔して台風の時など撤収できない。 

ポリタンク状の交通規制材と緑色の柵の間は1m弱、日本一狭い歩道だ、沖縄県辺野古でしか見ることができない貴重なものだ。