天候:一晩中ふり続けた雨は朝になっても止まず、今日の海上行動はすべて中止となった。おまけに強風波浪注意報が出ている。
そうは言っても大浦湾に停泊している輸送船の土砂(赤土)の状態が気になる。私とSさんは双眼鏡を持ち瀬嵩の「お山」に登った。
風も雨も強い。大浦湾には輸送船4隻、台船(ランプウェイ=輸送船から土砂を積み換え、ダンプカーが船の中まで入ってきて荷下ろしをする)がたたずんでいる。警戒船もいなく海上はガスっているが静かな海である。輸送船から赤土から出た赤く濁った水が出ているかどうかは確認ができなかった。いずれにせよ、これだけの雨が屋根がない船の上に降っているので積荷の赤土はドロドロではないかと専門家でもない私は想像する😰。明日も天候は悪いと思うので輸送船から台船に土砂を移すのは12日以降となると思う。私はその時の作業でかなり海を汚染する可能性を危惧する。県の担当者は文字通りレッドカードを持参して監視してほしい。そして海を汚す兆候が見えたら即、カードを出すべきだ。今まで散々海を壊し、取り返しのつかないことをやってきている。「あらゆることを駆使して工事をストップ」する事は当然である。それが沖縄の民意というものである。
左が輸送船、右の角が2本見える船が台船、輸送船は台船に横付けし土砂を移し替える。台船は100mほど移動してK9護岸に自らの桟橋を伸ばす。ダンプカーがそこから通って台船に乗り込み、土砂を搬出する。
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