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天候:曇り、風弱く安和(名護市西海岸)の海は穏やか。
しかし、カヌーチームが到着した午前9時10分、琉球セメントの桟橋にはガット台船(輸送船)が係留され既に土砂の搬入は始まっていた。カヌーはすぐ現場に駆けつけ監視/抗議活動を続けた。台船の前方及び後方にカヌーチームは拠点を作った。この時点で海保のGBは2艇、とても私たちを排除できる状態ではなかった。10時ごろになって辺野古から次々にGBが送られてくる。10時40分土砂の積み込みは完了出港となったが船が動けない。しばらくして海保がカヌーの排除にかかる。その攻防はおよそ2時間30分続き私たちが排除された。しかし、ここで1つ重要なことが起きた。なんと複数の海上保安官は海で使うナイフを手にもち振り回し、カヌーの大事な牽引ロープを切断した。このような事は私の長い経験でも初めてである。強い怒りを込めて、あえてここに記録しておく。
そもそも、この港でガット船に土砂を積み込むのは違法である。この港はセメントの材料を積み込むために許可を得てある。つまり目的外で使用はできない。また沖縄防衛局はガンズリ(=土砂)といっているがとてもそのような材料ではない。明らかに赤土が多く混じった土砂である。つまり①港を使うこと、②赤土を使用していることの2重の違法行為を行っていることは明白である。本来なら海上保安官が(カヌーではなく)この違法作業を取り締まらなければならない。
ガット台船はこのように巨大です。
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