たんぽぽ舎高江駐在員報告 20190108

     辺野古に戻ってきました。今年も相変わらず辺野古の海はめちゃくちゃに埋められています。一方日本の首相はNHK日曜討論で「辺野古のサンゴ、(ジュゴンの餌)のアマモなどを移植した」と最大級の嘘をつきました。私は毎日辺野古の海に出ています。それらの移植があれば数時間で移植はできないので何週間もかかります、当然わかります💢😡💢。 

   天候:曇り、午前中微風で海は穏やか、気温20くらいで暖かく感じる。 

 830分、瀬嵩の浜をカヌー🛶で漕ぎ出す。K9護岸近くに*ランプウェイ台船が停泊している。それに*ガット台船(輸送船)が横付けし土砂(ガンズリ)をランプウェイ台船に移し替える。その横付けする時、カヌーの出番でありフロートを越え抗議&阻止行動をする。午前9時の阻止行動は海保のGBに圧倒され短時間で全員が拘束される。2度目にフロートをこ越えたのは1145分、土砂を満杯に積んだランプウェイ台船がK9護岸に着岸する時(も、カヌーの出番)少ない人数で善戦、確実に船はストップした🤗。 

   拘束されるたび海保のGBに乗せられて瀬嵩の浜まで長時間かかり送り返される。1度目は1時間10分、2度目は1時間05分、寒さもありかなりの苦痛だ。この異常な状態が続くと、これが当たり前になるのが怖い。理由も言わない、このような人権無視が沖縄の辺野古の海で毎日行われているのが現実である。 

  大浦湾には常時3隻のランプウェイ台船が停泊、ガット台船(輸送船)から土砂(ガンズリ)をランプウェイ台船に移し替え作業をしている。そしてランプウェイ台船が満杯になるとK9護岸に接岸する。これが効率よく順番で回っている💢。 

*ランプウェイ台船 

  3,000tの土砂を積むことができる。船の上に桟橋を持っていてK9護岸に接岸、桟橋を渡って10tダンプカーが船の中まで入って、土砂を積み出す。 

*ガット台船 

  1,500tの土砂を積むことができる輸送船。採石場から土砂を積み込みを大浦湾まで運んでくる。船底が深く、桟橋も持っていないのでK9護岸に直接接岸はできない。 

手前のガット台船から土砂と沖縄防衛局が言っている赤土をランプウェイ台船に移動している。これは明確に沖縄県条例赤土防止条例に違反している。