天候:晴れ、風弱く暖かい陽気
大浦湾も凪状態。
7時56分の瀬嵩の浜を漕ぎ出す。K9護岸近くに見えるランプウェイ台船は山と赤土が積まれている。それにブルーシートがかかっている。カヌーチームは8時12分K9護岸近くのフロートに到着。しばらく様子を見る。8時40分台船からK9護岸にかかっていた 桟橋が上げられた。ということは今日は作業は無いと言う意思表示だと思う。通常この橋を渡って10tダンプカーが台船に乗り込み土砂を運び出す。私たちはここを引き上げ、汀間(ていま)漁港前のフロート開口部に向かった。拘束された後ここから出ることができれば、安全性も格段に増す、時間も1/3ぐらいで済むので精神的なダメージや寒さによる体の負担も格段に小さいものとなる。そのような場所を明確に確認しておくことが大事である。
<記者会見>
14時から記者会見を行った。
辺野古の海に土砂が投入され1ヵ月経った。その間この海では異常なことが当たり前に行われている。その中でも公正中立であるべき海上保安官の人権を無視した行為及び暴力が多く発生してるように思う。
テーマは「異常な長さの拘束時間」「揉み合いの時、ナイフを取り出した件」などであった。このような事は定期的にメディアに公表し多くの人に知ってもらう必要がある。
定時に集まったメディアの記者は沖縄の新聞社など4社であったが質問などを含めかなり中身が濃い記者会見だったと思う。
<内容>
1.長時間の拘束
拘束されてから解放されるまで連続して撮ったビデオを見ながら説明、
・カヌーを漕いでも約15分の距離を遠回りをし最長時間1時間50分かかった。
・そのため非常に寒い、またトイレなどの要求を受け入れない。
・船酔いなどの急病人が出ても対応が非常に遅い。
・冷たい雨が降り体が濡れてもスピードを上げない。
2.もみ合いの中ナイフを取り出した件
・幸いにもビデオを撮ってあったのでその部分を見て確認する。
3.抗議船が拘束された件
・抗議船に定員以上の海保が乗ってきて、鍵を奪い解放する場所まで海保が操縦する。こんな事は陸上のパトカーから降りた警官が一般の人の車の鍵を奪い運転するのと同じだ。
4.オブザーバーとして現職警官裏金内部告発著者の仙波敏郎さんも参加し感想を述べて頂いた。
・不合理な事は1つ1つ取り上げ訴えていかなければ、このような暴力は止まることがない。
K9護岸近くのフロートで全国の人を案内している抗議船、このような活動は非常に大事だ。
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