たんぽぽ舎高江駐在員報告 20190215

天候:曇り、朝から海上では風強く78m/s、波とウネリがあり11.5m、これくらい波があるとカヌーを漕ぐのは大変だ!(個人的にはこれぐらいの波は悪くはない💕

<N4護岸工事現場> 

朝はクレーンで〝汚濁防止膜″を設置していた。と聞くとこれを設置すると投下した土砂から汚濁の拡散を防ぐようにイメージすると思うが写真のようにあまり効果があるとは思えない。単なるイメージ操作と言えるない。 

<抗議/阻止行動> 

   チームは午前中、二度オイルフェンスを越えて抗議/阻止行動を行った。一度目は空振り、二度目は一人が現場に到達した。工事は20分以上ストップした。その際、カヌーを引き離され、持っていたカヌーのロープも引き離された。 

近くのGBの艇長が「カヌーを放棄した」との宣言をし、結局カヌー、パドル、靴(片方)を没収される。えっこんな理屈がなりたつのか、1人の男性に海保の若者数人がかりで寄ってたかって押さえつけカヌーからムリムリ引き離されれば誰でも握っていたカヌーから手を離す。こんなことが誰も見てない沖縄の海の上では普通に行われる💢💢💢。このような話を聞いてもにわかに信じることができないでしょう。その後、私たちの船の責任者が、海保の責任者に連絡したが結局「放置カヌー」と言うことになってしまった。 

*放置カヌーとみなされるとカヌーは米軍に引き渡される。こちらの責任者が米軍と交渉し数日〜数週間かかり返してもらえることは可能であるが、私はあえて「悪質な行為」と言っておく。これは私たちを拘束しGB(ゴムボート)に乗せて1時間30分以上も時間をかけて浜まで戻すのと同じ悪質な行為である。これらは単なるイジメと言うより組織的なリンチ(私刑)ではないだろうか

4護岸工事現場、究極の環境破壊