たんぽぽ舎高江駐在員報告 20190620

  天候:1日中雨、大雨警報、雷/洪水注意報が出ている。 

   朝から雨が降っている。雷、洪水注意報も出ているので海上行動全て(抗議船、カヌー)中止となった。 

  私は安和、琉球セメントゲート前阻止行動に参加した。現地に着くと相変わらず雨足が強い。 

   桟橋を見ると明らかにガット台船(赤土輸送船)とは違う大きな貨物船が停泊していた。安和に詳しい人によると琉球セメントに石炭を運んできている船であり年に8回ほど運んでくる。従って、本日はガット台船への積み込みは無いと思われる。 

   琉球セメントゲート前ではダンプカーよる赤土の搬入は行われている。私たちは順法のダンプカー阻止行動に参加した。 

940分:雨が激しくなってきた。突然ダンプカーの列が途絶えた。しばらくすると「雨が激しいので赤土の積み込みは控えている」のではないかと言う情報が流れた。私たちは場所を変えて、地区の代表者の報告、カヌーチームの報告等をおこない、工事再開を待ったが、雨足の関係かなかなか再開しない。私たちは午前中で退散した。 

  上記の報告によると昨日(19)はガット台船への積み込みは1隻であった。風が強く台船が接岸できない。とのことである。 

    今週は台船への積み込みは通常の半分以下である。天も味方してくれている🤗 

*琉球セメント構内に赤土のヤード(仮置き場)ができている。そのためゲートから入るダンプカーの阻止行動してもまるで効果は無い。例えばダンプカーを半日阻止したとしても、構内にストックされてる赤土を構内にいるダンプカーでガット台船に積み込めば良い。これは推定だが一週間分はあると思われる。そもそも、ここをそのような目的に使わせることにとても理解ができない。県は「あらゆる手段を持って工事を阻止する」との立場ならば、明らかに違法工事のところに運び、違法に埋め立てをすることが明白なので当然拒否できると思う。 

琉球セメント構内に入るダンプカー、これは岩ズリ(ガンズリ)とはとても見えない。防衛局はこれをガンズリり言い張る。ちなみにガンズリとは岩を砕いたもので黒っぽい灰色である。