天候:曇り一時雨、気温は相変わらず高い。
・8時:辺野古第二テントからカヌーを車に積み安和を目指した。
<安和>
・9時:安和海岸到着
・9時30分:琉球セメント桟橋に接岸しているガット台船(輸送船)は喫水線いっぱいに赤土を積み出港が近い。カヌーは急いで桟橋を目指す。しかし、風が10m/sと強く波高も1〜1.5mと高い。桟橋の下まで行くと波が集中しているので高さはさらに増える。場所によっては2mを超えると思うような高波である。このような条件での抗議&阻止行動はかなり危険が伴う。
即、私たちは浜に戻って待機することにした。
<塩川>
今日は「塩川港から赤土の積み出しが行われている」との情報がありカヌーチームは行ってみることにした。安和から塩川まで約4kmと距離的にはかなり近い。沖縄防衛局はここからも赤土を積み辺野古に運び出している。ここからの積み出しは安和と違ってガット台船を使わず、直接ランプウェイ台船にダンプカーが乗り込み、赤土を船中に下ろすというものである。従って、積むスピードが速くなる。
現場行ってみると信じられない光景が目の前に展開している。港の入口から警備員約50名がフェンスを持って立ち塞がり、私たちを1歩も中に入れない構えである。このような事は公の港で許されることなのだろうか。理由を聞くと「危険です」と押し返してくる。別に私は押したわけではなく理由を聞いただけなのだ。このようなことが普通にまかり通るのは今の沖縄である。その周りには機動隊員が20名ほどいて、かなりの緊張した空気である。ダンプカーが一台入るたび、私たちを排除するのが機動隊員の役目である。
<安和での行動の意義>
安和での行動は“直接行動”なので気力は充実、それなりの効果を期待出来るし、毎回ガット台船を数時間ストップするという実績もある。
地理上の辺野古の海だけにこだわっていないで、辺野古に続くあらゆることに対して抗議/阻止活動するのは必要であると思う。小さな私たちの力を臨機応変に集中的にそちらに向けていかないと、とても辺野古は止まらないと思う。
また、辺野古のような長い闘いはいかにモチベーションを維持するかにあるのではないでしょうか。
塩川港の警備員約50名(=あなたの税金です)
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