天候:晴れ、風:海上で5〜7m/s、気温:日中で約24℃と暖かい。<土砂投入一年、海上抗議行動>
本日12月14日で辺野古に土砂(赤土)が投下されて丸一年となった💢。これに対して辺野古の海で抗議行動をした。
・抗議船、、、7隻(内ゴムボート2隻)
・カヌー、、、31艇
私たちは毎日海に出て抗議/監視/阻止行動を行ってきた。政府は「普天間の危険性の除去」を前面に出し、事あるごとに「辺野古が唯一」を主張してきた。
首相は今年(2019年)始めの国会で「工期及び総費用について確固たることを申し上げる事は困難」と答弁した。という事はいつ完成するかもわからない。「普天間の危険性の除去」はいつになるかもわからない。あと20年以上は続くだろうと言う専門家もいる。一刻の首相がこれだけ無責任なことを言いながら工事を続行することはとても容認はできない。
沖縄県民が多くの選挙、県民投票で示してきた"民意"の結果はすべて無視された。この状況は民主主義国家/法治国家とはとても言えない。国は民意を尊重し、即新基地建設を断念、普天間飛行場を閉鎖し"世界一危険だ"と言われる状況を打破するべきである。その事が真の民主主義国家であり、いつも彼らが言っている「沖縄に寄り添うことである」
一方、「土砂(赤土)投入は必要量の1%」との論調(楽観論?)がある。確かに数学的にはそうでしょう。しかし、毎日現場で海を見ていると、実際は護岸で仕切られた"工区"内では多くの生物が文字通り「真綿で首を絞められるように」死んでいる。
何度も言われているように、この海は地球の歴史46億年が刻んできたかけがえのない、他に代わりがない貴重な海であることを忘れてはならない。
<本日の行動>
松田ぬ浜は穏やかであった。
9時45分:カヌーは縦一例になりK8護岸にむかった。かなり壮観である。しかし、カヌーを漕いでK3/K4護岸のコーナーを曲がると、向かい風4〜5m/s、波は約0.8〜1mと初心者にはチョットきつい。
10時30分:抗議集会が始まる。赤嶺国会議員以下、カヌーメンバー4名の「辺野古の海の貴重な生物」「辺野古新基地を3年生断念し未来の人に残したい」等の発言があり、最後はシプレヒコールで大いに盛り上がった。
11時15分:カヌーメンバーの19名はオイルフェンスを越えて、抗議の姿勢を示した。待ち構えていた海上保安庁のGBに全員が拘束されるが、沖縄では日常的に行われる海上保安官のこのような行為も多くのメディアが記録し多くの人の目に触れるとことを期待する。メディアのある人は「このようなことが行われていると初めて知った」と言っていたが頻繁に沖縄に来て欲しい。
カヌーチームと抗議船(平和丸)
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