たんぽぽ舎高江特派員報告 20200309

天候:晴れ

風:辺野古、、、78m/s

  大浦湾、、、89m/s

波高:辺野古、、、約1m

   大浦湾、、、22.5m

<大浦湾の作業船>

・ガット台船、、、、、6

・ランプウェイ台船、、6

 

 朝から風が強く、第二テントで船/カヌーとのミーティングの後、海の状況を全員で見に行った。松田ぬ浜(辺野古浜)は波高:約1m、風:78m/sと強く、カヌーを出すのは断念した。

  私は汀間港(ていまこう)から抗議船に乗り、K9護岸方面に向かった。波とうねりが強く波高は約2.5m、風は約9mあった。

K9護岸>

 赤土満載のランプウェイ台船が接岸していてダンプカーが休みなく乗り込み赤土を運んでいる。とても見たくない💢😡💢

<ウミガメ産卵場>

 K9護岸に向かって行くと右手の弾薬庫がけ下に小さな砂浜がある。幅100mほど、奥行き20mほどか?ここに大きな建設機械が入り、海上には「ウミガメ産卵場整備中」(これは誰に見せているのだろう)と横断幕を掲げた大きな船が停泊している。作業員は20名ほど、かなりのお金(税金)をかけていると思われる。

   私は「なんと日本は自然に対して考慮する優しい国だろう」、「このようにして自然を未来の人に残す素晴らしい国だ」と一瞬であるが思った。

 しかし、辺野古では幅1kmに及ぶ広大なウミガメが毎年産卵する砂浜を破壊して、そこからカメがぐるっと泳いで7kmほどの大浦湾の奥に、そのような場所を作るのは、後付けのコロナウィルス対策なみのアリバイ作りのように思う。そもそも、私は何年もこの海に出ているが、大浦湾のこの地域でウミガメを見た記憶はない。

  皮肉を込めて言えば、"カメ新報""カメタイムス"にカメ語で「🐢新築、環境抜群!騒音あり、頭上に弾薬庫あり、100年間無料、詳しくは地図を見て現地まで」などの広告でも出さないと、とてもカメさん達には場所はわからないだろう。

ウミガメ産卵場整備中の文字が見える。