たんぽぽ舎高江特派員報告 20201211

天候:晴れ/曇り

気温:(日中 )21℃
風 :() 34m/s
波高:()ウネリ最大1.5m
抗議船、、、1

カヌー、、、12
 朝、久しぶりに太陽を見た。新聞の報道によると、「巨大な『デッキバージ船』が大浦湾に入る」との事。カヌーチームはカヌーを車に積み、陸路瀬嵩(せたけ)に向かった。
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:私たちは瀬嵩の浜にカヌー🛶を並べ出艇の準備が終了した。抗議船から無線で「ふがタグボートに引かれ、大浦湾に入ったとの連絡があった。 

 この船は洋上で埋め立て用土砂を蓄積するためのものである。大型船の設置で途切れることなく土砂投入を続けることが可能になる。辺野古側の埋め立てを加速させる狙いがある。 

 土砂蓄積用の大型船は長さ141m、幅36m、土砂を9000立方mまで載せることができる。これまでは名護市安和や本部町塩川と、辺野古・大浦湾をガット台船(赤土砂運搬船)が往復してきた。大型船の設置で運搬船数隻分の土砂を大浦湾に置くことができ、土砂運搬船が来られない日も作業を継続できる。 

 今日は9時ごろからデッキバージ船を常時係留するためにアンカー6カ所に接続する作業があった。

 カヌーチームはその時間からフロートを越え、抗議をし続けた。

 約2時間50分後、最後の6カ所の目にタグボートが近づいてロープをつなごうとしている。まさにこの瞬間をねらいカヌー全体が動き始まる。12艇が1つの点(係留するためのフロート)に向かい全力で漕ぐ、私たちが近づくのを見てタグボートはストップした。しかし海上保安庁のGBが私たちを追いかけ回し、全員を拘束する。

 これが現場で起きている現実であり、私たちの精一杯の抵抗でもある。

 逆に海上保安官から見れば彼らはホームページに "正義" を第一に揚げている。違法工事を守り加担し自然を破壊するこの行為が正義であるならば、世の中には正義は存在しないだろう。

 タグボートは確かに止まったし、私たちが拘束されて海にいる時も動かない。

 正確には計測できなかったが1520分は阻止できたとの感触はある😊 

これがデッキバージ船