天候:曇り
気温:(日中 )24℃
風 :辺野古:海上2~3m /s 大浦湾:海上3~4m /s
波 :辺野古:約0.5~1m 大浦湾:1~1.5m うねり:2m
抗議船:2隻 カヌー:6艇
朝、松田ぬ浜から沖を見ると濃霧の中にかすかにガット赤土輸送船(以降ガット船)が水平線に3隻見えた。カヌー4艇は平和丸で大浦湾開口部に向かう。他の2名は抗議船不屈でK9に向かう。
8時40分:大浦湾開口部に到着、先頭のガット船は目の前に見える。
うねり約2mを伴った海だったが私たちは抗議する。1mmでも近くで抗議したい。
しかし、私たち4名は海上保安庁GB(ゴムボート)追いかけ回され全員が拘束される????。
そしてそのまま松田ぬ浜に連れ戻される。
<K9護岸、大浦湾>
私たち4名が松田ぬ浜に送還され、そこに待っていた抗議船不屈に乗り込みK9護岸に急ぐ、
「向かって右側ランプウェイ台船は赤土の残りが約30?40%なので待つことにする。
思ったよりも待ち時間が長く約2時間粘り、12時10分赤土満載のランプウェイ台船が着岸するのに対し私たちは阻止活動を行った。
Kさんはかなり善戦し海上保安官に拘束される。そしてカヌーの上に立って抗議を始める。私にはランプウェイ台船がスピード緩め止まったように見えた。
と言うと何か巨大な台船にカヌーごと体当たりをするイメージになってしまうが、私たちの阻止活動は巨大な船の近くで抗議することである。力の差が10万倍(私の計算)の船に体当たりするような組織ではない。私たちのカヌーはこのような場所では水に浮く木の葉みたいなもので、ものすごい弱い存在だ。しかし、それが最大の武器だと思っている。ものすごい弱いものが近くにいたらば普通の航行はできない。これは陸でも同じだ??
*この息が詰まる戦いの中でカヌー??メンバーの顔は明るい。悲壮感を感じる事は無い。むしろ私を含めこの美しい海でカヌーを漕ぐ事を楽しんでいるように見える。それがせめてもの救いだ。
<K9護岸(左側奥)、右側の船は平和丸と不屈>
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