天候:曇り
気温:(日中 )26℃
風 :辺野古:海上2~?3m /s 大浦湾:海上3~4m /s
波 :辺野古:約0.5~1m 大浦湾:1.5~2m
抗議船:3隻 カヌー:14艇
朝、松田ぬ浜から沖を見ると濃霧の中にかすかにガット赤土輸送船(以降ガット船)が水平線に3隻見えた。カヌー5艇は平和丸で大浦湾開口部に向かう。
8時20分:大浦湾開口部に到着、先頭のガット船は目の前を通り過ぎる。
大浦湾は波高約2mと高くカヌー??は木の葉のように揺れる。海上保安官がGBから「今日は波が高いので注意してください」と形通りの注意をする。私たちは観光(遊び)でカヌー??を漕いでいるわけではない。この海を守るために必死にカヌーを漕いでいるのだ。
<K8護岸、辺野古>
先頭のガット船が大浦湾に入ったと同時にK8護岸のランプウェイ台船の入れ替えが始まった。急遽、大浦湾に入るガット台船への抗議を中断し、K8護岸側への抗議&阻止行動に切り替えた。
赤土満載のランプウェイ台船がK8護岸に向かって来るのに辛うじて間に合った。私たちは長島の裏側を回り全力でカヌーを漕ぐ、松田ぬ浜から自走で来た5艇もオイルフェンスを越えK8護岸に向かう。
結局間に合ったのは10艇、これくらいいるとかなり善戦出来る。私が左側のGBを引きつけブロックしたので私のカヌーの横にGBを当てられ拘束される。その間Sさんの前が空きかなり近くまで近づくことができた。
ランプウェイ台船は当然ストップした。たしかに私たちと海上保安庁GBとのバトルが終了するのを待ってたと思う。その時間5分ぐらいか、たかが5分私たちは1秒でも遅らせたい、その思いが今日は達成できたのではないだろうか??。
<K9護岸、大浦湾>
私たち10名が松田ぬ浜に送還された。そこに待っている抗議船に乗り込みK9護岸に急ぐのが普通のパターンである。
しかし、ここで大きな問題が起きた??。大浦湾に回っている一隻の抗議船船長から「この波で大浦湾の航行はしないほうがいい」と連絡が入り、三隻の抗議船船長で協議してもらった。
その結果「大浦湾からK9護岸方面は無理と判断」された。チームプレイでのこのような船長判断は尊重しなければならない????。
<K8護岸、辺野古>
従って、私たちは再びK8護岸に自走で向かう。
先ほど入れ替えが終わったランプウェイ台船は思ったよりも作業時間がかかり、約2時間以上粘ったが11時40分赤土が1/3位残っている。このペースで入れ替えを待つのは13時以降になると判断、全員で協議の結果浜に戻ることになった。
2度目は空振りだったがこのようなことも闘の場では起こりうる。
松田ぬ浜から3隻の赤土輸送船が水平線に見える。
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