千葉和夫さん 辺野古 カヌー抗議行動 20210601

天候:曇り/晴れ     気温:(日中 )27℃
 
 カヌー事故後46日経ちました。その間首の痛み、頭の痛み、手足のしびれ等など本当に苦しみました。内地に戻り通院とリハビリを繰り返し5月30日沖縄に戻りました。今日現在本調子ではありませんが、やっと少し動けるようになりました。


 今日は午前中だけの予定で久しぶりに安和/塩川に出かけた。
 安和は石炭船が着岸していて赤土の積み込みはありません。(石炭船は琉球セメントの本来の仕事であるセメントの原料である石炭を岩壁から搬入するためのもの) なので塩川に向かった。
9時:塩川港に到着、すでにダンプカーで大混雑していた。

<南側岸壁>
 ベルトコンベアー2機による赤土の積み込み中。
 ベルトコンベアから赤土が次々とガット輸送船に吸い込まれていく9時30分積み込み完了、ベルトコンベアが船から離れる。そして出港、次のガット輸送船が着岸するまでおよそ50分、港の海が狭いせいもあり、なかなか苦戦してるように見える。安和桟橋なら20分程度の入れ替え時間。
12時:2度目に着岸したガット輸送船はまだ喫水線が高くあと1時間以上はかかる見込み。すなわち午前中で2隻離岸することは出来ない。
<北側岸壁>
 ランプウェイ台船に赤土の積み込みがされている。
 ランプウェイ台船にダンプカーが次々と乗り込み赤土をおろして戻ってくる。こちらは9時50分ごろ積み込み完了で港の外に出て行く。このランプウェイ台船は輸送船でないので外洋を回り辺野古まで赤土を運ぶ事は無い、港の外で待っているガット輸送船に再度赤土を住み積み替えする。

 そのような赤土搬出の現場を見ながらダンプカーの出入りに対して抗議&牛歩戦術を展開する。私は自分自身のリハビリのため参加しているのでほどほどにした。いつものようについ 牛歩にあらず "速歩"となってしまう😭💦💦事は避けて抗議した。

*安和桟橋の使い方は琉球セメントの材料の搬入と完成品のセメントの搬出である。ここからの赤土の搬出は目的外使用ではないだろうか?
 一方塩川港は一企業の港ではなく公の港である。このような独占的な使い方は許されるのだろうか?
 両方とも本来の使い方から離脱している。
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 太陽が出て気温も高くなりかなりハードな半日となってしまった。
 まだカヌーを漕ぐのは無理だが、こんなことに負けるわけにはいかない。必ず辺野古の海に戻りたいと思っている。

写真:ベルト・コンベアによる積み込み