千葉和夫 Facebookより Okinawa Peace Appeal
2021.08.31 (火) 辺野古、大浦湾
天候:快晴
気温:(日中 )33℃
風:辺野古(3→5m/s)
大浦湾(4→6m/s)
波:辺野古(20→60cm)
大浦湾(0.5→1m)
抗議船:2隻
カヌー:5艇
<サンゴの移植>
本日も沖縄防衛局(日本政府)は強引にサンゴ移植を行っている。8月26日現在、830群体は移植を終え残り約38,000群体の移植を初めている。沖縄県は高水温/台風の時期を避けることを条件にサンゴ移植を認めた。それを無視し作業を進めている。県民の意思を無視しどんどん強行する様はまるで独裁国家だ。サンゴの問題でも県と話し合おうともしない????。
私たちは2人と3人に別れ行動をした。
まず2人と平和丸はK4護岸真ん中付近のサンゴ採集の船が出入りする開閉するところを守った。
残りの3人は長島の周りでサンゴを採集する船の監視を続けた。近くのK8護岸では大量の赤土を搬入ダンプカーで埋立の海まで運んでいる。
私たちの前方に見えるのはそのような光景ばかりである。よってたかってこの美しい海を破壊している。私たちの前にいるのはダンプの運転手や工事の人たちだけではない。むしろ沖縄防衛局員、有り余るほどの海上保安官、マリンセキリティなどなど大勢の人がたむろしている。辺野古新基地の建設はそのような人たちが関わって成り立っている??。?
1時間ほどで5名全員が一旦合流し何日か前にサンゴ移植した場所を見に行く。ここは大浦湾の開口部(ガット台船が入出港する所)から北の方に200mくらいの所、すでに移植の船が3隻待機してダイバーが海に潜っている。
前に移植したサンゴの接着剤の跡は明確なのでよくわかる。でも時が経つにつれてだんだんと色が変わり、もともとあったサンゴかどうかわからなくなりそうである。私が見たところ、もともとあるサンゴと今回移植したサンゴは同じ種とは思えない。
シュノーケルで上から見ていると刃渡り15cmくらいのマサカリで海底の岩やサンゴらしきものを削っている。このような作業は確立されたものではないと思う。
<環境監視等委員会>
沖縄防衛局の環境監視等委員会(=御用学者?)が「総合的に判断して」この作業を進めている。そもそも、この環境監視等委員会にはサンゴの専門家はいないと言われている。
と言う事は水泳をしたことない人が泳ぐ人を指導しているようなものである。この国はこんな馬鹿な事を多くの給与(=税金)を払って、堂々としているのが実態である。
その後、私たちはK9護岸を見に行った。相変わらず赤土の陸揚げは続いている。ランプウェイ台船が2隻並び、ダンプカーがひっきりなしに赤土を運び出す。このようにして徐々に徐々に辺野古の自然は壊されていく。
私たちの抗議船2隻とカヌー??5艇がK9護岸近く集まったということで、海上保安庁GBが7艇も集結してまるで臨戦態勢を敷いている。最大でも2艇で充分ですよ。私たちは何も過激な事はしませんよ、過去にもした事はありませんよ?? ? 悲しい。
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