鈴木公子さん 辺野古 カヌー抗議行動 20211009

鈴木 公子  Facebook Okinawa Peace Appeal

2021/10/09海上行動。

強い風が吹き付ける海に監視と練習を兼ねて6艇のカヌーを出す。

もう一週間以上、陸も海上も工事が止まっている。

2つの台風が発生し、海況は悪いがガット船が動けない程ではなく、通常の台風対策では撤去しない所までオイルフェンスが取り払われている。そこまでする理由がわからない。何故。

昨日、愛知県警の高江機動隊派遣は違法との判決が出た。画期的な判決を勝ち取った原告皆さんの勝利は沖縄への連帯と勇気をもたらしてくださった。

司法が正しく機能したこと、原告の皆さんへ深く感謝して、改めて高江の闘いを想う。

2016年7月11日から始まった高江ヘリパッド建設は辺野古新基地建の代執行訴訟で県と国との「和解」が成立し、辺野古の工事が中断している時に用意周到に準備されていた。

県外から500人もの機動隊が投入され弾圧と違法、暴虐の限りを尽くして12月22日のヘリパッド建設を完成式典で終了させ、その直後に辺野古新基地建設を再開した。

権力は周到にスケジュールを組んでいる。

非道な政府が理由なく工事を止めるはすがない、この中断の裏に何かあるだろう、と疑心暗鬼にならざるを得ない。

そして、今も時々想う。

弾圧が強まれば強まる程、高揚していった阻止行動、沸騰していたエネルギー。

あの高江の闘いへ集まった人達、あのエネルギーは今、どこへいってしまったのだろう、と。

 

 

K3から、辺野古崎方向もオイルフェンスが撤去されている。

どんなに強い台風が来ても撤去した事のないK1からのオイルフェンスが取り払わている。