千葉和夫さん 辺野古 カヌー抗議行動 2022.05.26

2022.05.26、辺野古、大浦湾
  天候:曇り、時々小雨
  風: 2〜5m /s
  波:辺野古 10〜20cm
  大浦湾 10〜30cm

 抗議船:1隻
 カヌー:4艇

 私はカヌーを漕がずに抗議船平和丸に乗った。このような事は初めてなのでカヌーの動き、海上保安庁GBの動きなどがよくわかった。しかし、このようにして見ているのは精神的にも疲れる。カヌーを漕いだ方がよほど楽だ

<大浦湾>
 8.30:大浦湾開口部(大型船の入出港するところ)にカヌー4艇、抗議船が集合。
 沖にガット赤土輸送船が7隻見える。これほどの台数が一度に大浦湾に来るのは初めてだと思う。
 航路から次々と入ってくるガット赤土輸送船に対してプラカードを挙げて抗議するもむなしい、しかし誰かがこのようなことをしなければ、防衛局、国はやり放題なことをするのは目に見えている。
 一方、ガット赤土輸送船を守り私たち国民には高圧的な厳しい言葉を浴びせかけ威嚇しながら、大浦湾を埋め立てることに手を貸している海上保安官はどのような気持ちで"仕事" をしているだろうか?
 
<K9護岸>
 K8護岸では工事が止まってるように見えたので抗議船に乗りK9護岸に向かった。辺野古側のランプウェイ台船の赤土は少なく入れ替えが行われる見通しである。がそこに入ってくると思われるランプウェイ台船は見当たらない。今日湾内に入ったガット赤土輸送船からの積み替えが始まったばかりである。これには2時間以上かかるので待つことを止めK8護岸に向かった。

<K8護岸>
 4月11日から始まった護岸延長工事は50mほど伸びている。
これをさらに伸ばすには汚濁防止膜を広げなけばならない。私たちはその作業に対して抗議活動に入る。カヌーは4艇だがGBは8艇である。戦車みたいに機動性がありスピードもある艇でガジガジに固めている。何をそんなに恐れているのだろう
フロートを超えるとすぐに拘束されてしまう。
 このようにして私たちの抗議行動は毎回押さえつけられてしまう。
 
 *沖縄防衛局は2019年3月、「K8護岸」の工事に着手し、全長515mのうち約250mを完成し現在使用している。今回の工事は約190m分で、工期は23年6月までとしている。

写真
 K8護岸前、辺野古ぶるー全員が拘束される。ひっくり返えされるカヌーもある