千葉和夫さん 辺野古 カヌー抗議行動 2022.08.17

 2022.08.17、辺野古、大浦湾
 
    天候:晴れ
 気温:33℃
     風: 4〜5m /s
     波:辺野古 10〜60cm
              大浦湾 80〜150cm
 
 
 抗議船:1隻
 カヌー:4艇
 
 
<K8護岸>
     K8護岸では理由はわからないが作業がなかった。
 
<K9護岸>
 1度目
 辺野古側の護岸は空いていてランプウェイ台船は接岸していない。まもなくランプウェイ台船が動き始める構えである。急いで抗議船からカヌーに乗り換えフロートを3艇が越える。
 台船が動き迫ってきたので
 3艇が同時に漕ぎ出す。そのうち1艇がGBの間をぬって台船に近づく。台船は数分だが止まった。僅かな時間だが大きな成果だと思う。
 
 
2度目
 1度目拘束され瀬嵩(せたけ)の浜で解放された。すぐにK9護岸に戻り、2度目のランプウェイ台船に対しての抗議行動を行った。3艇ともあっけなく拘束されてしまう。これもやむを得ないかと思う。
 
 
<海上保安官の異常な行動>
 今日は朝から海上保安官の異常な行動が目立った。
1.朝1番で抗議船に乗り大浦湾を横断した。私たちの抗議船は
スピードを緩めゆっくりと進んだ。そこに海上保安庁GBが「危ない、危ない」と言いながら突っ込んできて我々の船の左舷に接触した。
 私には意味がわからない、危ないのは海上保安庁のGBではないのか。私たちを挑発的な行動もしていないし、ただ大浦湾を通過するために走っていただけと思うが
 
 
2.K9護岸で抗議し拘束されたカヌーメンバー3名はGBに乗せられ瀬嵩の浜まで連れて行かれ解放される。1度目は1時間20分、GBの床に座らされる。空からは強烈な太陽が容赦なく3名に照りつける。風もなく遮るものもない。気温は約33℃、体中が暑さで当然体調を崩す人も出てくる。 
 それに対して私たちは海上保安官の統括に抗議する。
 1)瀬嵩まで運ばず、その中間点のフロートの出口付近での解放要求。
 →統括の回答「出口付近は波が高くウネリがあるのでカヌーが転覆する恐れがある」
→私たちの認識「大浦湾はこれぐらいの波風は普通の凪状態に近い。何もわかっていない。海そのものを知らない」
 失礼ですが、海上保安官の統括としては???
 
 
 2)歩くより遅いスピードで走るGBに対して「単なる意地悪じゃなくこれは拷問であり私刑(リンチ)は許されない。熱中症になりかけの人もいる」
→統括の回答「体調が悪いのならば海に出てくるな」
→私たちの認識「海上保安庁のGBで1時間20分も引きずり回されたので体調を崩した」
 
 
→統括の回答「体調が悪ければ救急車を呼べ」
→私たちの認識「そのような議論をしているのではない、熱中症の危険を犯すような時間をかけ拷問まがいをやめてほしい」
 
 
いろんな話をしたがとても冷静に話ができる相手ではなかった。このような人たちが日本国民を守れるとはとても思えない。
 
 
写真
 「体調が悪いのならば海に出てくるな」 「体調が悪ければ救急車を呼べ」 
右側白いヘルメットが統括