千葉和夫さん 辺野古 カヌー抗議行動 2022.12.19

天候:晴れ
 気温:17℃
     風    : 辺野古 4→7m /s
                   大浦湾 6→8m /s
     波高: 辺野古 0.5〜0.7m
                   大浦湾約 1〜2m
  抗議船:1隻
 カヌー:5艇
  久しぶりに晴れて、天気も良かった。風もカヌーを漕げないほどではない。しかし、私は抗議船 "不屈" に乗船した。
 先行したカヌー5艇メンバーを途中で船に乗せK8護岸に向かった。
 <K8護岸>
 護岸上にはミキサー車が5台いて盛んに上部の道を作っている。報道によればK8護岸の運用は今年中になるかもしれない。そうするとK9、N2、K8の3 護岸から赤土を陸揚げすることになる。今までの1.5倍ほどの陸揚げスピードになると思う
<K9護岸>
 私たちが乗っている抗議船不屈はK8護岸から、さらにK9護岸に向かった。ここではスパット台船に2列でダンプカーが乗り込み赤土を降ろしている。ここから運び出しオーシャンブルーの海に投下する。そして、徐々に海を壊しそこにいる生物を絶滅させる。 
 何のため、ここには戦争をするための基地を作っているのだ
 <海上保安官の暴言>
 大浦湾から2隻の空ガット台船が出ていった。私たちの抗議船不屈はそれに遭遇したので船を止めてやり過ごした。そしてK9護岸に向かって進もうとしたところ、GB40の艇長が突然我々の船に迫ってきて「入港する船がいるので止まれ」と言ってきた。しかし、そのような船は水平線の彼方まで見ることができない。当然こちらから「どの船ですか?」と質問すると「危ないからここで止まって待機しなさい」をスピーカを使っ大音量でまくしたてる。私たちのメンバーがスマホの「船舶位置情報」を使って調べるもそれに該当する船は見当たらない。それを伝えてもただただ「ここで止まりなさい」「待機しなさい」を繰り返すばかり。ここを横断するには2〜3分で済むのに、水平線上にも見えない船に対して止まって待てと言うことです。呆れてものが言えない。海上保安官が正しい情報をもって国民に説明できない。こちらは位置情報システムで確認している。この矛盾に満ちた彼らはなんと言う集団だ。ただただ自分たちの思い込みだけで、何の説明もできない海上保安官がこれだけの強権を振るう。沖縄を植民地か属国と思ってる、そのような感覚のものが沖縄に来て欲しくない。とつくづく嫌になってしまう。
<写真>
   ものすごい強権を振うGB 40の艇長、黄色いメガホンを持っている。沖縄を沖縄をなんだと思ってるんだろう。