千葉和夫さん 辺野古 カヌー抗議行動 2023.01.14

  辺野古/大浦湾 2023.01.14(土)

 天候:晴れ

 気温:22℃(日中)

     風    : 辺野古 8〜9m /s

                   大浦湾 9〜10m /s

     波高:辺野古 約1m+ウネリ約1m

                  大浦湾 約2m +ウネリ3〜4m

  抗議船:1隻

 

 朝から風が強く、波も高く海は荒れ模様、カヌーで海に出るのは断念した。抗議船平和丸に乗り監視活動に変更した。

 K8護岸付近まで行くと、沖合にガット赤土輸送船が6隻見える。急遽長々海峡を通り大浦湾の開口部に向かう。今日は海が荒れていて、ウネリの高さは最高で4mはある。その中をガット赤土輸送船は隊列を組んで入ってくる。太陽をバックにしているので逆光で黒い影に見える。まるで巨大な軍艦だ。

 その軍艦を護衛するのはなんと海上保安官である。見ていると非常に悲しくなる。彼らは "仕事" と言う括りで何でもやるように見える。

 赤土輸送船は文字通り何1000tという赤土を辺野古の海に運んできては青い海にぶち撒ける。

国民を守り、環境を守るはずの彼らは、どのような気持ちで、このような仕事に携わっているのだろうかいちど聞いてみたい。

 ガット赤土輸送船が6隻が大浦湾に入るのを見届け辺野古に戻った。

 

<今日の赤土陸揚げ状況>

1.K8護岸

 今日は陸揚げはしていない。新しく作った2つ目の場所も使っていないように見える。

2. K9護岸、N2 護岸

 ダンプカーが忙しく動き両方とも2カ所から陸揚げ作業をしている。

  

 国は、奄美から与那国まで戦争できる体制を刻々と築いている。「戦争の足音が聞こえる」のではなく、「もういつ戦争が起きてもおかしくない」情勢のように思う。このような時こそ、私たちの海での活動は重要なのかもしれない。今年1年はそのような気持ちでやっていきたいと思う。

  

水平線に6隻のガット赤土輸送船が見える💢

 ヘツカリンドウ(辺塚竜胆)、いつも厳しいことを書いているので、たまには花の写真を見てください。