2023.12.14 (木)、辺野古海上行動
12・14 STOP‼️土砂投入 大行動
天候:晴れ
気温:26℃
風 :辺野古 2→3m /s
波高:辺野古 0.2〜0.4m
抗議船:4隻
ゴムボート:2 隻
カヌー:38艇
<大行動>
国(政府)が、名護市辺野古の沿岸部南側で土砂投入を始め、今日(12月14日)で丸5年となった。
私たちはそれに抗議するため海上で大きな集会を行った。
朝8時30分の時点で、天候は晴れ、気温は21℃と清々しい過ごしやすい気候である。松田ぬ浜に集合したカヌーは全部で38艇、全員が自走でカヌーを漕ぎ辺野古崎前のフロート周辺に集結した。今後この先でK5/K6/K7護岸が作られる予定である。
フロートに抗議のバナーを取り付けた。これは日本各地から送られたものや沖縄県内から送られたものも含まれている。
朝10時、集団の中央に位置した平和丸の合図で集会は始まった。最初はシュプレヒコールで沖縄の矛盾や辺野古の問題などを大きな声で叫んだ。
来賓の挨拶や、カヌーメンバーの"一言アピール"、そして歌などもあり、かなり盛り上がった集会となった。海上でプラカードやバナーで「代執行NO」「辺野古の海に土砂を入れるな」謎のアピールも同時に行った。
<埋め立て>
沖縄県は移設反対の立場を貫いているが、南側の埋め立てはほぼ終了している。これは土砂の量として約15%、つまり、軟弱地盤がある大浦湾側の着工では85%の土砂が必要である。政府は大浦湾側の埋めたてのためなりふり構わず、沖縄南部の遺骨混じりの土を使ったり、遠く本土から土砂を運ぶ計画を持っている。
単純計算でも、埋め立てが完了するのは33年はかかる。これは軟弱地盤を考慮しない数字である。
また、軟弱地盤や、2本走っている活断層に対しての技術的な見通しは立っているようには見えない。
<辺野古が唯一>
日米両政府は、建設を推し進める理由として「世界一危険」と言われる普天間飛行場(宜野湾市)の危険性を一日も早く除去するため移設先として「辺野古が唯一」を壊れたテープレコーダーみたいに連呼している。決して説明にはなっていない。
<代執行訴訟の判決>
政府が地盤改良工事の設計変更承認を求めた代執行訴訟の判決は20日に迫っている。現在の司法は公正中立とはとても思えないので、期待はできない。
このことに関しても、今日の集会では厳しく追及した。
写真
辺野古崎の抗議現場
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