千葉さん、2024.05.29 (水)、塩川行動

2024.05.29 (水)、塩川行動

 

 天候:晴れ

 気温:26℃(午前10時)

 風 : 5〜6m/s (午前9時)

 

<塩川>

    台風1号の接近で、朝から風が強く、陸上でも 5〜6m/s はあった。

私は、海上行動を諦めて塩川の牛歩行動に参加した。

 辺野古新基地建設阻止行動において、土砂/捨て石搬出を首根っこで止める事は非常に重要な事だと思う。

 現場の塩川港に到着したのは、8時20分であったが、私たちの前に並んでるダンプカーが阻止されているために私たちも構内に入ることができず、車で延々と待たされた。

 でも、これは先に来ていた本部の人たちの阻止行動の成果であるので

歓迎することではある。しかし、その待ち時間にも限界があり、私は一緒に行ったSさんを先に車から降ろして、車を塩川の駐車場まで運んだ。

 結果的に、阻止行動に参加したのは9時過ぎていた。12時まで約3時間の阻止行動を展開した。

    本日の参加人数は本部島ぐるみ6名+本土から応援に駆けつけてきた人+私たち2名の合計9名で行った。

これだけ人数がいると大きな効果があり、ダンプカーが1台港に入るのに3〜4分かかった。これは非常に大きな話だ。このままいけば30〜40分で10台が港に入るだけである。仮に3分で1台とすると1時間で20台、1日8時間稼動しても160台である。

 辺野古まで赤土を運ぶガット輸送船は大きい船で約420台、それより小さい船で、約320台であるので

 ガット輸送船を満杯にするには2日

かかってしまう計算になる。

 しかし、11時近くに機動隊が来てからは、それの倍位のスピードでダンプカーが入るようになった。

 

 このように見ると、私たちの牛歩による組織行動は凄いことではないだろうか。このようなスピードで工事が進めば辺野古新基地はあと100年は完成しないでしょう。

 

 このような場所では、人の数は力と思う。辺野古基地反対の多くの人に週に1度/月に1度でいいから来て、牛歩に参加してほしい。工事を確実に遅らせる事は可能である。

 

 私は、辺野古でカヌーを漕ぐメンバーではあるが、時間を見て、できるだけこの大きな効果がある。塩川で "牛歩" をやりたいと思っている。

 私の最も苦手とする抗議方法ですが慣れるに従って、少しずつ "牛歩" が好きになってきたような気がする。

 

写真:このように並んで大浦湾作業ヤードに投下する捨て石を運んでいる。前方では牛歩による阻止行動を行っている。