千葉さん、2024.09.06 (金)、海上行動大浦湾

 天候:晴れ→強い風雨

 気温:30(午前930)

 風    :大浦湾    2m 7m

 波高:大浦湾   0.4m 1m

 

 抗議船:1

    カヌー:4

 

<大浦湾 開口部>

 朝、松田ぬ浜からガット輸送船が3隻見えた。

私たちカヌー4艇は抗議船に乗って大浦湾に急いだ。

 大浦湾 開口部に到着するとガット輸送船が近くまで迫っていた。

 抗議船から即カヌーに乗り移り、抗議体制にはいり船の航路近くに展開する。私達の前に海上保安庁GBが立ちはだかる。しかし、今日は目の前を通過するガット台船に対して抗議だけで見送った。すなわち、誰も拘束されなかった。

 

<大浦湾 A護岸建設現場>

 すぐに抗議船平和丸に乗り込み大浦湾A護岸建設現場に向かった。

 途中最近サンゴ移植をしているカヌチャホテル前を通過したが、今日は移植はしていなかった。

 A護岸建設現場に着くと、杭打ち船が杭をぶら下げたまま、停泊している。

 カヌーメンバーはすぐに船から降りて様子を見る。しばらくすると杭打ちの作業が始まった。フロートを越え "抗議&阻止行動" に入った。3名の健闘もむなしく拘束されてしまう。

 私は今回もフロートの外でGB1艇を引きつける役に回った。

 

 拘束された3名は、大浦湾の開口部の近くまで運ばれ、そこで解放された。

 

 しかし、その直前から空がにわかに曇り、強い雨と風が吹いてきた。解放された3名は平和丸に乗り移り、松田ぬ浜に帰ることになった。

 

 午前1030分、時間的に早いが解散となった。

 短い時間ながら、大浦湾が刻々と壊されていくのを見るのは辛い。

 この貴重な海を壊すのを中止させるのは、私たちのカヌーや船だけでは難しい。多くの人にこの現実を知って欲しい。いちど壊したら二度と自然は戻らない。

 

<写真>

 

大浦湾の上空を我が物顔に飛ぶオスプレイ