天候:晴れ→強い風雨
気温:30℃(午前9時30分)
風 :大浦湾 2m → 7m
波高:大浦湾 約0.4m →1m
抗議船:1隻
カヌー:4艇
<大浦湾 開口部>
朝、松田ぬ浜からガット輸送船が3隻見えた。
私たちカヌー4艇は抗議船に乗って大浦湾に急いだ。
大浦湾 開口部に到着するとガット輸送船が近くまで迫っていた。
抗議船から即カヌーに乗り移り、抗議体制にはいり船の航路近くに展開する。私達の前に海上保安庁GBが立ちはだかる。しかし、今日は目の前を通過するガット台船に対して抗議だけで見送った。すなわち、誰も拘束されなかった。
<大浦湾 A護岸建設現場>
すぐに抗議船平和丸に乗り込み大浦湾A護岸建設現場に向かった。
途中最近サンゴ移植をしているカヌチャホテル前を通過したが、今日は移植はしていなかった。
A護岸建設現場に着くと、杭打ち船が杭をぶら下げたまま、停泊している。
カヌーメンバーはすぐに船から降りて様子を見る。しばらくすると杭打ちの作業が始まった。フロートを越え "抗議&阻止行動" に入った。3名の健闘もむなしく拘束されてしまう。
私は今回もフロートの外でGB1艇を引きつける役に回った。
拘束された3名は、大浦湾の開口部の近くまで運ばれ、そこで解放された。
しかし、その直前から空がにわかに曇り、強い雨と風が吹いてきた。解放された3名は平和丸に乗り移り、松田ぬ浜に帰ることになった。
午前10時30分、時間的に早いが解散となった。
短い時間ながら、大浦湾が刻々と壊されていくのを見るのは辛い。
この貴重な海を壊すのを中止させるのは、私たちのカヌーや船だけでは難しい。多くの人にこの現実を知って欲しい。いちど壊したら二度と自然は戻らない。
<写真>
大浦湾の上空を我が物顔に飛ぶオスプレイ
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