2020年
12月
16日
水
たんぽぽ舎高江特派員報告 20201216
天候:曇り時々小雨
気温:(日中 )17℃
風 :朝約2m/s→昼約4m
波高:朝約30cm
・カヌー🛶 、、、8艇
・サポートゴムボート1隻
私たちが安和に着いた時、桟橋に停泊しているガット(赤土)輸送船に赤土を積み込みが始まっていた。今日は午前10時ごろに出航と推測した。時間的に余裕がなと思い準備のできた人から海に出た。しかし、ベルト・コンベアが時々止まり結果的にかなり時間があった。
そもそもこの時期、雨が多いのでどろどろの赤土をベルトコンベヤーで運ぶと時々故障する。赤土そのものが設計図書からすると違法である。
私は入念に準備し、カヌーを固定した。10時53分海上保安官が海に飛び込んで私たちを剥がしにかかる。私は57分(私の計測)粘ることができた。これは私としては最長時間であり、今日のメンバーで一番最後まで粘ることができた。嬉しいことにこの2年間で初めてKさんに勝つことができた。
しかし、終わってから話を聞くと「正月も近いので私に花🌸を持たせた」とのことである。なるほど、その言葉を素直に聞こうと思う。なんと優しいバディ(友達)なんだろう😅😭💦
2隻目のガット台船は12時25分桟橋に着岸した。予定より2時間位は遅れていると思う😁😊。
昼食後、琉球セメント作業ヤードに入る赤土を運ぶダンプカーへの抗議&阻止行動を行った。
*今日は日も当たらず海の上に3時間位濡れながらいたので非常に寒かった。
琉球セメント作業ヤード前にこのようなバナー、ノボリが多くある。
2020年
12月
14日
月
たんぽぽ舎高江特派員報告 20201214
天候:曇り
気温:(日中 )19℃
風 :4〜5m/s
波高:0.3〜0.5m
・抗議船 6隻
・ゴムボート 1隻
・カヌー🛶 27艇
<はじめに>
本日は "土砂投入2年、海上アピール行動" を辺野古の海、K8護岸の前で行った。
辺野古の海に赤土が投入されて今日で丸2年、思えば2年前の土砂投入の日、それを目の当たりにし、とても冷静にその光景を見ていることができなかった。知らず知らずのうちに涙が出て止まる事はなかった。
その後、沖縄県民は「県民投票や選挙」で辺野古新基地建設反対を主張してきた。しかしそんなことに聞く耳を持たない政府は強引に工事を進めてきた。
私たちはそれに対し大きな怒りと決してあきらめない精神で対抗してきた。
しかし最近は沖縄防衛局、政府は力と金に任せ大型船などを投入沖縄県を力でねじ伏せる構である。いや、ねじ伏せが始まっていると感じる。毎日現場に出て見ているとこれが現実であり、ここは植民地かとさえ感じてしまう。
<本日の行動>
前回11月21日のアピール行動より3艇少なかったが
午前8時40分カヌーが松田ぬ浜を一斉に漕ぎ出した。
日こそ射していなかったが海の状態は非常に良く、また風も1〜2m/sとカヌー🛶 🛶を漕ぐには最も条件が良かった。30分ほどでK8護岸前のオイルフェンスにたどり着き、前回同様、全国から贈られたバナーを取り付ける。
9時30分ごろから抗議集会が始まる。
1.シュプレヒコール
2.闘いの中でなくなった仲間に対して平和の祈りを行う。
3.歌を歌い集会を盛り上げる。
4.参加者からの訴え
5.アピール文読み上げ
6.団結がんばろうとシュプレヒコール
以上の内容で密度が濃く、集会としては素晴らしいものになった。
上記6番を終了してすぐ私たちはオイルフェンスを超え抗議をし、阻止行動を行った。20人がフェンスを超えたが、あっけなく拘束される。私たちの本日の集会を海上保安庁が把握していて、投入する保安官が多かった💢😡。
抗議と阻止行動により「私たちは決してあきらめない」との意思表示が出来たと思っている。
<抗議集会への妨害行為>
私たちは罵声を浴びせたりはすることなく粛々と集会を行っているが、オイルフェンスの近くまでセントラル警備の船が来て、スピーカーをこちらに向け大音量の言葉をぶつけてくる。
静かに喋っている私たちのスピーカーの音声はとても聞こえない。私たちの集会をやってる間休みなくこのような行動やる。これに対して私は怒りとかじゃぁなくて、日本国民の質があまりにも低いと言うことで悲しくなってしまう😭💦。毎日殺し合いをやってるわけじゃないので "相手が喋ってる時は静かに聞く" そのような姿勢は最低のマナーとして必要だと強く思う。政府や沖縄防衛局から「集会の妨害をしろと」命令が出ているとは思えない。
私は私自身が人間として甘いのでついこのように考えてしまう😭💦💦
K8護岸手前で抗議する。
2020年
12月
12日
土
たんぽぽ舎高江特派員報告 20201212
天候:曇り→晴れ
気温:(日中 )21℃
風 :(朝)
3〜4m/s
:(昼) 8m/s
波高:(昼)ウネリ最大1.5m
抗議船、、、3 隻
カヌー、、、11艇(内教室3艇)
8時15分:カヌー8艇がK8護岸に向かって漕ぎ出した。風もそれほどなく若干のうねりが入ってきても海は静かだった。
途中沖合にはガット赤土輸送船が5隻見える。K8護岸の近くまで行くと空のランプウェイ台船が護岸を離れて行く、と言う事は入れ替わり赤土満載の台船が入ってくる。私たちは急いでオイルフェンスを越え台船が入ってくるのを待つ。
9時:タグボートに曳かれたランプウェイ台船が近づいてくる。いつものように一斉に漕ぎ出す。しかし、今日もまた現場まで届かず全員が拘束される。
GBに乗せられ松田ぬ浜に戻される。その途中で風もかなり強くなり海上で8m/s越えと海も荒れてきた。一旦全員が松田ぬ浜に上陸、今後の展開を話し合う。その前に船長から私に電話(無線ではありません)があり「海の状況が悪化してきているので今後の行動をみんなで話し合ってほしい」との要請があった。
全員で話あった結果、もう一度海に出ることを断念し今日の海上行動を終了とした。
<今日の問題点>
K8護岸に行く途中赤白鉄塔の前を通過する時カメを5匹見た。次から次えと現われるカメに多少興奮気味の人もいた。しかしどうだろう、この付近にカメがうろうろしていると言う事は、餌を探しているか産卵の場所を探しているかのどちらかではないだろうか、いずれにしろ今回の工事で巨大な護岸を作りカメの餌場や産卵場所を「環境に対しての影響は少ない」と言いながら奪った沖縄防衛局、環境監視等委員会の見解を聞きたい。
産卵場所について言えばこの場所から遥か5kmくらい離れた場所、大浦湾の奥まった所に亀の産卵場所を莫大なお金をかけて整備した。その後そこで亀は産卵をした実績があるのかどうかを教えて欲しい。
<デッキバージ船>
汀間港から出た私たちの抗議船の報告によると
1.K9護岸からランプウェイ台船が2隻とも離れた。
2. デッキバージ船にガット赤土輸送船から土砂を積み替えを行っている。
1、2が関連するのかどうかは現時点ではわからない。
海上保安庁GBに拘束され松田ぬ浜に戻される。後は私たちの抗議船 "平和丸"が追走している。
2020年
12月
10日
木
たんぽぽ舎高江特派員報告 20201210
天候:曇り/小雨
気温:(日中 )22℃
風 :(昼)辺野古 4m/s
波高:(昼)辺野古 0.5m+0.8mのウネリ
抗議船、、、1 隻
カヌー、、、8艇
天候はそれほど良くない。昼ごろには雨の予報、また途中雨が降ってきてもおかしくない空模様であった。とりあえずカヌーチームはK8護岸に向かう。
8時30分:先行した抗議船から無線で「K8護岸のランプウェイ台船の入れ替えが始まった」との連絡があった。あらかじめK8護岸までは全員が自力で漕ぐと決めてあったので、練習も兼ねて行くことになった。
K4護岸に沿ってカヌー🛶は漕いで行く、この護岸は約1000m有るので一定の目安はつく、護岸上ではミキサー車が走りまわりL字ブロックを作るのに忙しい。このような光景を見るのは辛い😭💦。
9時:K8護岸前のオイルフェンスに到着する。護岸にはいつものようにダンプカーが列をなしランプウェイ台船から赤土を運び出す。この光景も見るに耐えない😭💦。
1時間ほど抗議して雨が降ってきたので松田ぬ浜に戻ることになった。帰りは少し波が高くなったが、これも練習なので自力で浜に戻った。
<カヌー🛶の練習会>
10時20分:浜に戻った。今日は久しぶりカヌーを漕ぐ県外の人がいたので練習会を提案、希望者が3名手を挙げてくれた。このところ天候が悪くほとんどカヌーを漕いでいない、と言うのもあるが、普通の時でも時間が余ったらワンポイントでも練習するのが上達の秘訣だと私は思う。
今日は以下の練習を行った。
1)カヌーで海に出る時の乗りかたの注意や実際の技
2) 海から上がるときの注意、技
3)カヌーには大きく分けると漕ぎ方が3つある。
その3つについて練習をした。
カヌーを漕ぐ時間が開くと忘れてること、ホームも乱れていることもあるので丁寧に時間をとってやることも非常に大事ではなかろうか。特にホームの乱れについては本人は気がつかないうちに "あれっ" と思う人も時には見かける。
キリン🦒と言われる長い首がミキサー車からのコンクリートを型に流し込む。
2020年
12月
07日
月
たんぽぽ舎高江特派員報告 20201207
天候:曇り
気温:(日中 )22℃
風 :(昼)大浦湾 5m/s
波高: (昼)大浦湾 最大2mのウネリ
抗議船、、、1隻
朝から雨がぱらつき天候はそれほど良くない。従ってカヌーチームは海上行動を中止とし、汀間港より抗議船に乗りK9護岸を監視することにした。
9時:抗議船 に乗りK9護岸到着。護岸の先端に新しく設置された台船が固定されている。その左側に2隻のランプウェイ台船が接岸
出来るようになっている。右側(K9護岸)からダンプカーが乗り込み左右いずれかのランプウェイ台船に乗り込み赤土を運び出す構造になってる。
9時40分:手前側に1台目のランプウェイ台船が接岸する。10分ほどでダンプカーが次々に乗り込み赤土を運び出し開始。
10時20分:向こう側に2台目のランプウェイ台船が接岸する。ダンプカーが1台目、2台目のいずれかのランプウェイ台船に乗り込み赤土を運び出し開始。
このようにして今までの2倍の効率を上げようとしている。
私たちはただそれを見ているだけで何もできない。
文章に書くとややこしい話だが下の絵を見ながら想像してほしい。今までよりはるかに効率が良い赤土の陸揚げになっていることがわかると思う。
<K9護岸、陸揚げの効率化>
沖縄防衛局は埋め立て用土砂の陸揚げの効率化を図るため、台船の設置をした。台船は12月1日、K9護岸に運ばれてきたが1週間の調整などを経て本日(12月7日)初めての運用を開始した。
<台船の設置の概要>
辺野古埋め立て区域への土砂の投入を巡り沖縄防衛局は現在、K8、K9の2つの護岸から船(ランプウェイ台船)を接岸して土砂を搬入している。
これまで土砂を積んだ船は護岸に1隻ずつしか接岸できなかったのに対し、台船を護岸の先端に設置することで2隻同時に接岸が可能となるなど作業を効率化し、工事を加速させる。
K9護岸のイメージ、右側がランプウェイ台船
2020年
11月
21日
土
たんぽぽ舎高江特派員報告 20201121
天候:曇り→晴れ
気温:(日中 )25℃
風 :5〜6m/s
波高:0.5〜1m、
うねり1m
・抗議船 5隻
・ゴムボート 2隻
・カヌー🛶 30艇
本日は "海上アピール行動" を辺野古の海、K8護岸の前で行った。
これはコロナ禍で参加できない全国の人たちから贈られたバナーも一緒に参加する "辺野古新基地建設反対"の大きな行動である。
冒頭に書いてあるようにカヌー🛶30艇、抗議船5隻、ゴムボート2隻で辺野古の海で大きなアピールとなった。
午前8時25分カヌーが松田ぬ浜を一斉に漕ぎ出した。これぐらいいるとかなり精悍である。
海の状態は多少のウネリがあるもののカヌー🛶 🛶にとってはそれほどの困難ではなかった。30分ほどでK8護岸前のオイルフェンスにたどり着き、全国から贈られたバナーを取り付ける。
9時30分ごろから抗議集会が始まる。辺野古新基地建設がいかに不当なもので法律を無視したものであるかマイクを通じてK8護岸上にいる沖縄防衛局職員、作業員、海上にいる海上保安官、そして私たちにも語られる。
すなわち沖縄県民の70%以上は新基地建設に反対してる事、沖縄県知事が工事差し止め訴訟している事、国政選挙、知事選挙などで辺野古新基地反対の民意を重ねて示していることなどが語られる。
抗議船上でヤスさん、川口真由美さんが力強く歌を歌った時には最高に盛り上がった。歌はこのような場合には大きな力をもらえる。
シュプレヒコールなどの後、私たちはオイルフェンスを越えて怒りの抗議を行った。ランプウェイ台船の入れ替えはなかったが、これに参加したカヌーは21艇、それが一斉にK8護岸に向かう姿は戦国時代城を攻める時一斉に馬を走らせる映画を連想した。私は一瞬感動したが、そんなことに酔っている場合じゃない、いつものように全力でカヌー🛶を漕いだ。たとえ1mmでもK8護岸迫って抗議したい。私の後ろには多くの沖縄県民、今回来れなかったカヌーの仲間がいる。
今日は向こうも多くの海上保安官を投入、私たちは善戦虚しく全員が拘束され松田ぬ浜に送り返された11時50分。
しかし、このような抗議の姿勢を繰り返し示すことが大事であると思う。
K8護岸前、抗議を行うと同時に「私たちはあきらめない」との意思表示をする。
2020年
11月
21日
土
たんぽぽ舎高江特派員報告 20201120
天候:晴れ→曇り→雨
気温:(日中 )27℃
風 :朝約2m/s→昼約4m
波高:朝約10cm
・カヌー🛶 、、、12艇
・サポートゴムボート1隻
桟橋に停泊しているガット(赤土)輸送船の喫水線の位置から、今日は午前9時50分ごろに出航と推測した。時間的に余裕がなく私は予定の半分しか仕事をしなかった🤣💦。しかし、チーム全体として約1時間(私の計測)粘ることができた。そして次のガット赤土輸送船が着岸したのは11時20分、この時間から積み込みを開始すると当然昼にかかってしまって彼らの昼休みの時間が悩ましいことになる。そんなこともあり、13時まで赤土の積み込み作業はなかった。
もし私たちが安和に来ないと2隻目のガット台船は12時ちょうど位に赤土を積み終わり出港することになる。それが13時から積み込み開始をしたのだからものすごい成果、計算上は2時間30分ぐらい遅れたと思う😁😊。
嘉津宇岳から琉球セメント安和桟橋を見る。11月12日
2隻目と3隻目のガット台船の入れ替え中、12時05分
2020年
11月
14日
土
たんぽぽ舎高江特派員報告20201114
天候:曇り
気温:(日中 )26℃
風 :6m/s→7m/s
波高:80cm→100cm
今日は抗議船3隻、カヌー🛶20艇で海に出た🤗。過去1年位で最高の人が集まった。非常にうれしい。常時これぐらいは集まって欲しい。
今日は午後からの海上行動メンバー参加の街宣があるので海上行動は午前中で切り上げることになっている。なので荒れている大浦湾にはいかず辺野古側での抗議行動とした。
昨日までの悪天候が今日に持ち越したような感じでK3-K4護岸コーナー付近から風と波は強くなった。
<K8護岸>
朝8時30分:ランプウェイ台船の入れ替えがあった。1つの班は抗議船に乗りギリギリ間に合った。全員が拘束され松田ぬ浜に送り返された。今日はこれのみで終了した。
他の班のメンバーは次の入れ替えを待ち平島で待機した後、2つの班がオイルフェンスを越え次の入れ替えを待った。しかし、時間切れで辺野古に戻ることになった😭💦💦
後の予定が詰まっているのでやむを得ない。
K4護岸工事のため林のように立つクレーン、反対側も同じようにクレーンがある😡💢
2020年
11月
11日
水
たんぽぽ舎高江特派員報告 20201110
天候:曇り
気温:(日中 )22℃
風 :朝約3m/s→昼約7m
波 :朝50cm
・カヌー🛶 、、、8名
・自由行動、、、 1名
・9サポートゴムボート1隻
桟橋に停泊しているガット(赤土)輸送船の喫水線の位置から、今日は午前9時40分ごろに出航と推測した。時間的にそれほどの余裕がなかったが全員が慣れたメンバーだったので手ぎわよくことが運び約1時間10分粘ることができた。久しぶりの安和行動の割には大きな成果だと思う💯
<カヌー教室 、11月7日(土)、8(日)>
久しぶりで海に出た🤗
教室は工事現場と違って緊張感がほぐれ楽しい。
辺野古の海は青く澄んで美しい、ここでカヌーを漕げる事は最大の喜びである。この美しい海を多くの人に味わってほしい。
このようにして、カヌーを抑えられています😭
2020年
10月
04日
日
たんぽぽ舎高江特派員報告 20201003
天候:晴れ
気温:(日中 )28℃
風 :(昼)辺野古 8m/s
(昼)大浦湾 10m/s
波高:(昼)辺野古 1m
(昼)大浦湾 1.5〜2m
今日は抗議船2隻、カヌー🛶13艇で海に出た。土曜日と言うこともあり最近では多い数である😊
毎回同じであるが朝、松田ぬ浜から沖を見るとガット(赤土)輸送船が水平線に見える。今日は3隻である。これを見るたび朝から悲しい気分になる😭💦
カヌーチームは松田ぬ浜から3班体制で出艇する。そのうちの1つの班は抗議船に乗り大浦湾に向かう。残りの2つの班は自走でK8護岸に向かう。
<K9護岸>
最初の班は大浦湾で入港するガット台船に抗議し、その後K9護岸に向かう。ランプウェイ台船の入れ替えのタイミングでフロートを越え阻止活動するが及ばず全員が拘束される。
<K8護岸>
赤土の陸揚げが終わるまじ長島に上陸して待つこと約1時間、こちらもランプウェイ台船の入れ替えを待ってオイルフェンスを越える。 全員が拘束され10分ほどすると、K9護岸で拘束されたメンバーが解放され、再びK8護岸にかろうじて間に合い阻止活動に参加した。結局、彼らも全員が拘束されるが、後のメンバーはK9護岸→K8護岸の入れ替え阻止に短時間で両方とも対応したことになる。
この素早い対応に拍手を送りたい🙌。
昼から風が上がり海上でおよそ10m/s、大きなうねりも伴って海上行動は無理と判断し終了とした。
写真
これは何だかわかりますか。辺野古ぶるーのカヌー🛶に向かって、GBから海上保安官が飛び込んだ水しぶきです。GBでカヌーを散々追い回して最後はこれです。
2020年
10月
01日
木
たんぽぽ舎高江特派員報告 20201001
天候:晴れ
気温:(日中 )28℃
風 :朝2m/s→昼8m/s
波高:朝約20cm →昼1m
本日は久しぶりで抗議船平和丸に乗り海に出た。カヌー🛶と違って抗議船は目線が高いのでおもわぬ発見もある。例えばはるか遠くのK9護岸の作業状況などがよくわかる。
今日のカヌーチームは松田ぬ浜から自走(船に乗らないで自分で漕ぐ)でK8護岸に向かった。そのため大浦湾に入ってくるガット台船に対しての抗議は間に合わない。
これは久しぶりで本土から参加した人がいてじっくり漕ぐことを優先したためである。
K8護岸、K9護岸現場では赤土の陸揚げが始まったばかりで終了するのは双方とも2〜3時間かかると見込まれる。 長々を越えて大浦湾側に回りまず監視をする。
そのあとK8護岸前で待つこと2時間以上、実際のランプウェイ台船の入れ替えが始まったのは11時20分。即拘束され松田ぬ浜に戻される。
*今日は船に乗ったこともあり感じた事は、この新基地が完成したとしたらなんとか100年ぐらいは持つだろう。しかし、その後はどうするつもりだろう。「辺野古が唯一」とほざく政治家は数が多いがそのことに言及した政治家は1人もいない。使わなくなった廃墟は原発同様「俺は知らない」「その頃俺はいない」と思っているのだろうか、はたまたそこまで考えが及ばないのだろうか。または未来の人が莫大なお金をかけて砂の最後の1粒まで取り除いて自然を取り戻すとても考えているのだろうか。今さえよければと思っているに違いない。情・さ・け・な・い。
車などを考えて欲しい。最後の廃車の瞬間まで責任はある。ものを作ると言う事はそういうことである。
<写真>辺野古ぶるーメンバー長島を越えて大浦湾に向かう。これだけ見ているとカヌーを楽しんでるように見えるが、、、。
2020年
9月
29日
火
たんぽぽ舎高江特派員報告 20200929
天候:晴れ
気温:(日中 )29℃
風 :朝3〜4m/s
波 :朝50cm
桟橋に停泊しているガット(赤土)輸送船の喫水線の位置から、今日は午前10時ごろに出航と推測できる。
したがって、安和の海岸に到達してミーティングの後すぐに出艇した。時間の余裕があったのでカヌー🛶を固定も余裕である。カヌー🛶 8名、自由行動するもの1名、私たちをサポートするゴムボート1隻と少人数だったが全員がよくがんばった。最終的には1時間35分(私の測定)粘った🤗
かなりの成果と言える🤗
💢ただ本日もものすごい高音を浴びせられ、近くにいる私たちは自分の頬が音で震えるほどのものであった。私は6時間後の16時30分現在でも頭がガンガンする💢(手持ちの音量計が故障のため正確なデシベル数値はわからない)
<写真>
琉球セメント作業ヤード内の赤土の山、そして右の方には警察の車両が普通に止まっている。つまり業者とズブズブの関係と言われても反論できないだろう。
2020年
9月
29日
火
たんぽぽ舎高江特派員 20200928
天候:曇り
気温:(日中 )28℃
風 :朝2〜3m/s
波高:朝約10cmなぎ状態
朝、松田ぬ浜から沖を見るとガット(赤土)輸送船が3隻水平線に見えた。カヌーチームは朝一番で平和丸、不屈抗議船に乗り大浦湾に向かう。
航路附近に漂って、入ってくるガット輸送船に抗議する。
海上保安庁のGBから「航路に近い」と警告をうけるが近くないと意味がない。輸送船が近づいた時、私たちの拘束がはじまる。10万倍もあるガット台船に突撃していくほど私たちの運動は過激ではない。といっても拘束され松田ぬ浜に連れもどされる💢。実にこの時間は歩くより遅く50分かかった←私にはただの嫌がらせに感じる😡💢
すぐに抗議船に乗りK8護岸に戻りったがランプウェイ台船の入れ替えは作業は終わっていた😭。大浦湾で拘束され松田ぬ浜まで50分もかかり送られたこともあり間に合わなかった。次のランプウェイ台船の入れ替えを待つ他はない。長島に上陸して1時間30分ほど待つ。
12時20分:フロートを越えて阻止活動を行った。
難なく拘束され松田ぬ浜に戻されたのが13時、残念ながら今日も空振りである😭💦💦。
次のランプウェイ台船の入れ替えは15時ごろと予想される。これからK8護岸に戻り阻止活動をやるのは時間的に無理があるので今日は終了とした。
・写真
K4護岸上のかさ上げ、L字型のブロック設置作業、ブロックに乗っている人の大きさから比べるといかに巨大かがわかる。
2020年
9月
25日
金
たんぽぽ舎高江特派員報告 20200925
天候:晴れ
気温:(日中 )30℃
風 :朝3〜4m/s
波 :朝50cm
いつも安和の赤土積み込み現場に到着するとガット輸送船に赤土を積み込み開始している。私たちは船の大きさ、喫水線の位置、今現在船にダンプカーで何台分積み込みしてるか等を考慮して出航時間を割り出す。
今日は午前11時10分ごろに出航と推測できる。時間があったので各自琉球セメントゲート前に行きダンプカーの抗議行動&阻止行動に参加する。
10時に集合、すぐカヌー🛶を漕ぎ出す。今日はカヌーを固定する6名、遊撃隊2名、私たちをサポートするゴムボート一隻と少人数だったが全員がよくがんばり最終的には1時間20分(私の測定)粘った🤗
<写真>
「未来に残そう青い海」これはどこの誰の標語と思いますか。紛れもない海上保安庁の標語です。これを何年も前から全国の小学生に配布し夏休みの"図画コンクール"を開いているのです。夏休みが終わるとデパートなどに子供たちが描いた作品が展示されます。やってる事と真逆じゃないでしょうか。私はこのようなことをするのは海上保安庁としては非常に恥ずかしいことだと思っています😭😭😭💢😡
2020年
9月
23日
水
たんぽぽ舎高江特派員報告 20200923
天候:晴れ
気温:(日中 )31℃
風 :朝2m/s
波 :朝10cm
現場に到着すると、すでにガット輸送船に赤土を積み込み開始していた。約2/3積み終えている。今日は積み込み終了は9時30分〜50分と予想する。
時間がないのですぐに海に出る。カヌーを予定通り固定する間もなく
・9時57分:海上保安官が海に飛び込んでくる。
みんながよくがんばり最終的には1時間10分(私の測定)粘った。
カヌーを固定する人、固定しないで陽動作戦をする人、ウィンドサーフィンの人、さらにゲート前でダンプカー阻止行動している人たちの思いがこの時間になったと思っている🤗
<再び大音量を浴びせられる>
5分に一度程度、一度に同じ内容を3回「危険です・・・」
私たちに近いところにスピーカーがあるのでとても耐えきれない。私たちの騒音計で測定してみると102dB(デシベル)あった。
*100dB:地下鉄の電車の中
・海上保安庁GBに拘束され浜に連れ戻される😭💦
2020年
9月
18日
金
たんぽぽ舎高江特派員報告 20200918
天候:晴れ
気温:(日中
)31℃
風 :朝6〜7m/s
波高:朝約1m、昼約0.7m
今日は朝出発から帰りまで昨日とほとんど同じような経過をたどった。
朝、松田ぬ浜から沖を見るとガット(赤土)輸送船が2隻水平線に見えた。カヌーチームは朝一番で平和丸、不屈抗議船に乗り大浦湾に向かう。
大浦湾に到着すると相変わらず海上保安庁のGBが「危険ですから輸送船に近寄らないないでください」と警告を発している。私たちが輸送船近づかないのを知っていてそれが任務だからということでやっているのはわかるが、どこかの政府と同じで仕事をやっているふりをしてるように聞こえてしょうがない💢。
輸送船が我々の目の前を通過するのに10分弱、そして大浦湾の奥深く入ってしまう。
K8護岸に戻りオイルフェンスの前でランプウェイ台船の入れ替えを待つ。
今日は約2時間待ちフロートを越えて阻止活動を行った。
難なく拘束され松田ぬ浜に戻されたのが12時10分、残念ながら今日も空振りである😭💦💦。しかし、私たちはこのような抗議&阻止活動をやめるわけにはいかない。
・写真
大浦湾湾に入ってきたガット赤土輸送船、船の舳先に3人ほどの人が立っている。船の大きさがわかる。
2020年
9月
17日
木
たんぽぽ舎高江特派員報告 20200917
天候:晴れ
気温:(日中 )31℃
風 :朝6〜7m/s
朝、松田ぬ浜(辺野古の浜)から沖を見るとガット(赤土)輸送船が4隻地平線に見える。なので、カヌーチームは朝一番で抗議船に乗り大浦湾に向かう。
大浦湾に到着すると輸送船はまるでカヌーなどは眼中になく開口部(船の出入り口)に迫ってくる。これは巨大な軍艦のように感じる。もちろん我々は船の進路妨害をしようなどと言う気はないので、航路を避けて抗議をしている。この輸送船が我々の目の前を通過するのに十数分、そして大浦湾の奥深く入ってしまう。
大浦湾から長島の海峡(長々)を通り辺野古側に戻る。目の前はK8護岸である。朝8時ごろから赤土の陸揚げ作業が始まっている。
その状況は以下の通りである。
ガット輸送船から一度、ランプウェイ台船に赤土が移され、その台船がK8護岸に接岸、10tダンプカーが船に乗り込んで赤土を運び出す。そしてこのダンプカーが現場まで赤土を運びオーシャンブルーの海に投下する。これの繰り返しを延々と何年も行う。
私たちはフロートの手前で抗議をしながら、このランプウェイ台船の入れ替えの時期を待つ、この入れ替えに対して少しでも遅らせるためにカヌー🛶を走らす。
今日は1時間30分待ち10時40分フロートを越えて阻止活動を行った。実際問題として、ランプウェイ台船の通り道は遠いし、その前には海上保安庁のエンジン付きゴムボートが待機している。
難なく拘束され松田ぬ浜に戻されたのが11時40分、残念ながら今日も空振りである。しかしこのような抗議&阻止活動を続けてやることが非常に大事だ。
ガット赤土輸送船はこのような感じで迫ってくる。(大浦湾で)
2020年
9月
16日
水
たんぽぽ舎 高江特派員報告 20200916
天候:晴れ
気温:(日中 )32℃と暑い。
風 :朝2m/s(微風状態)
コロナや台風などで海上行動の中止があったりして、久しぶりで海上行動に参加した。
現場に到着すると、すでにガット輸送船に赤土を積み込み開始していた。喫水線は60%ぐらいである。今日は積み込み終了がおよそ11時20分と予想する。
しかし10時ごろからベルト・コンベアと思われる故障が発生1時間30分ほど積み込みが止まった。
私たちはその間、琉球セメントの作業ヤードに入るダンプカーに対して抗議&阻止行動をした。
その後は以下のような行動であった。
・11時10分:ベルトコンベヤが動き出す。
・11時30分:カヌー、安和の浜を出艇する。
・12時35分:積み込み終了
・12時45分:海上保安官が海に飛び込んでくる。
・14時10分:2隻目のガット輸送船が桟橋に入ってきた。私たちは約1時間20分粘ったことになる。
今回もチームワークとゲート前でダンプカー阻止行動している人達との合わせ技だと思っている。
このようなウィンドサーフィンで組織活動に参加する人もいる。感謝‼️
2020年
7月
30日
木
たんぽぽ舎高江特派員報告 20200730
天候:晴れ
気温:(日中 )32℃と暑い。
風 :東の風5〜7m/s、
波高:約50〜90cm
朝のミーティングで昨日の沖縄県内コロナ感染者44名を受けて話し合った。その結果は以下の通り
1.本日30日(木)を含め来週8月3日(月)の海上会議までの間、カヌーでの抗議および阻止行動は行わない。
2.抗議船での監視を行う。
3.日曜日のカヌー🛶教室は自粛する。
4.沖縄防衛局(現地)への抗議行動を行う(8月5日)
<本日の監視行動>
抗議船不屈に乗り監視行動を行った。
・K2/K3護岸
護岸の上L字時状のブロックを並べている。大きさはおよそ高さ(4.1m)✖️幅(6m)✖️奥行(7m)、厚さ(1.3m)と言う巨大な構造物である。これは型にコンクリート流し込み現場で作る。
護岸の高さが4mなのでこれを護岸に並べ終わると8.1mの高さとなる。
・K8護岸
私たちが到着した時はすでにダンプカーがランプウェイ台船に乗り込み赤土の搬出をしている。それが終わり台船が離岸したのは9時30分、赤土満載の台船が入ってきたのが10時、それをただ指をくわえて見ているのはかなり辛いものはある🤣
我々がカヌーでフロートから抗議し、フロートを越えていく時はこれほど手際よく早くは作業が行われるようには見えない。私たちを警戒して作業を慎重にゆっくりやっていると思うのだが、ただ船の上でそんなことを考えているだけだ😭💦💦
<ガット輸送船>
本日は3隻大浦湾に入った。
長島の手前から見たが、普通のスピードで次々と入って行く。
私たちカヌー🛶が大浦湾に入りただいるだけでこのようなスピードでは入らない。
と言う事はK8でも大浦湾でもカヌー🛶がいるだけで非常に有効であるということがわかる🤗。
K2、K3護岸に並べているL字ブロック、1番左側で指示している作業員と比べて欲しい。
2020年
7月
29日
水
たんぽぽ舎高江特派員報告 20200729
天候:晴れ
気温:(日中 )32℃と暑い。
風 :朝5m/s、昼ごろから 7〜8m/s、
波高:60→90cm
カヌー参加人数は10名、サポートのゴムボート2名。
現場に到着すると、すでにガット輸送船に赤土を積み込み開始していた。50%ぐらいである。船の大きさと喫水線の状況により今どれぐらい住んでいるかは大体見当がつく。また安和の護岸でベルト・コンベアにダンプカーが赤土を供給してるのを数えているAさんに聞くとかなり正確に積み終わる時間を予測できる。今日はおよそ11時20分と予想する。
カヌーは通常は予想の1時間前に浜を出ることにしているので10時15分には出艇する。
私はいつもと違う、船首に近い桟橋下に直行した。約1時間かかってカヌーを固定する。
本日は私は昨日よりもかなりよく粘り約45分間頑張った😊
この最初のガット輸送船が出港したのはなんと13時25分、
つまり私たちは1時間20分(私の測定)粘った。私の記憶では "最長不倒時間" だと思う。拘束され浜に戻されてもそのような話で盛り上がった。これは今日のチームワークとゲート前でダンプカー阻止行動している人達との合わせ技だと思っている。
気温32℃と暑い中で、食事もせずこの時間まで粘る私たちはよほど意思が強く、頑強な人を予想するかもしれませんが、どこにでもいるような "普通のおばん" "普通のおじん"です😅💦
<沖縄のコロナ発生状況>
最新のニュースによると昨日(21名)の2倍以上の45名の感染者が確認された。東京の人口は沖縄の10倍なので東京で言うと感染者450名とも考えることができる。しかし、沖縄の場合は東京以上に深刻な問題がある。
1.米軍基地内の爆発的な感染状況である。そしてその内容は日本政府を含め沖縄県にも正確には伝わっているとは思えない。
2.爆発的に感染者が増えてしまうと病院施設、対応できる医者看護師の数などなどすぐにパンクしてしまうのじゃないかと危惧する。
琉球セメント作業ヤードに積まれている赤土、それを巨大なユンボ4台でダンプカーに次々積む。しかし、ゲート前の頑張りにより今赤土は非常に欠品状態だ。
2020年
7月
29日
水
たんぽぽ舎高江特派員報告 20200729
天候:晴れ
気温:(日中 )33℃と暑い。
風 :6〜7m/s、
波高:60〜70cm
参加人数は8名、なかなか2桁にはならない。コロナ騒ぎのため本土から来る人が事実上参加できない😭。ことも響いている。本土から来た場合、参加者は2週間の待機が必要になる。これはコロナに感染しないためのルールとして海上チームが設定した。つまりチームの一員が本土での講演会や自分の家に帰ることが一時的でも沖縄に戻ってきたら2週間待機しなければならない。厳しいルールだが、いま、これを守っていくことが大事である。
現場に到着するとすでにガット台船(輸送船)に赤土の積み込み開始していた。台船は大型なので最低でも10tダンプカー400台分以上の積み込みはある。およそ10時半には赤土の積み込む終了すると予想する。
カヌーは通常は予想の1時間前に浜を出ることにしているので9時半には出艇する。
現場に着くと船首と船尾に分かれ、各自思い思いの場所に取り付き、カヌーを固定する。海上保安官が海に飛び込んできて、全員が拘束されるまで約1時10分(私の計測)ほど粘った。わずか8人の参加者だが総合力でこれぐらいの闘いができる。ダンプカー400台を1時間10分ストップさせたことに等しい。
本日参加した人は全部で8名、その中で特別な人はいない。年齢的にも平均すると60歳を超えているかもしれない。このような普通の市民が頑張ることができるので我と思う方はぜひ参加してほしい。おもに日曜日にカヌー教室を開催している。日曜日に参加できなくて普通の日に参加できる人は連絡すればいつでも教室を開催いたします。
<再び大音量を浴びせられる>
10時半ごろから船上より大音量の音声を浴びせられる。5分に一度程度、一度に同じ内容を3回「危険です。直ちに船から離れてください」と、
私たちに近いところにスピーカーがあるのでとても耐えきれない。私たちの騒音計で測定してみると110dB(デシベル)あった。
*100dB:地下鉄の電車の中、
ちなみに6デシベル違うと音の大きさ(音圧)は2倍になります。
朝、安和の海岸に着いたとき、ガット台船には50%位の赤土が積まれていた。
2020年
6月
24日
水
たんぽぽ舎高江特派員報告 20200624
天候:曇り/晴れ/雨、
雷注意報、大雨注意報が出ている。
本日は安和行動だが上記注意報や「雨雲レーダー」「天気図」から判断して、安和は中止として、抗議船 "平和丸" による、辺野古/大浦湾の監視とした。
長なが(長島の島の間=海峡)を越えて大浦湾に入ると湾内から1隻のからのガット台船が出て行く。これで湾内にいるガット台船は0(ゼロ)である。
・9時:続いてガット台船5隻が入ってくる。その台船がからのランプウェイ台船に横付けし、UFOキャッチャーみたいな大きなバケツで赤土を移動するこの時間2〜2.5時間、
・11時30分〜12時:赤土を移し終わると満載のランプウェイ台船はK8/K9護岸のからの台船と入れ替わる。
およそ、このようなパターンを繰り返している。気が遠くなるような作業である。
なかなかピッチは上がらないように見える。
ガット台船が複数入ってくる。まるで海賊船だ‼️
2020年
6月
20日
土
たんぽぽ舎高江特派員報告 20200620
天候:曇り/晴れ、朝から徐々に風が強くなる。昼近くになって10m/s、波(約1.5m)も大きい。
今日も松田ぬ浜から出艇、K8護岸前まで自走(船に乗らず自分で漕ぐこと)、すでに赤土の搬入は始まっていた。ランプウェイ台船には、まだ多くの赤土が残っている。結局10時30分ごろになり台船の入れ替えが開始された、本日は土曜日で参加人数も通常よりは多く、11名であったが7人がフロートを越え、抗議&阻止活動を行った。GBは6艇、一艇に5名ほど乗っている。そして高速で走りまわり、私たちを拘束する。これが日本の海上保安官の実態である。
私たち辺野古ぶるーはエメラルドグリーンの海に赤土を投入すること(海の破壊)を阻止し戦争につながるあらゆることに反対してこのような活動してると私は思っている。つまりそれを阻止するグループはその逆を行っていると言われてもしょうがないだろう。つまり、積極的に自然を破壊しているグループと認定せざるを得ない💢💢💢。
拘束された、GBの中から後方を見るとK4護岸上では消波ブロックが積まれていた。
2020年
6月
20日
土
たんぽぽ舎高江特派員報告 20200619
天候:曇り、日中の気温は約31℃暑い。風(南西の)が強く辺野古海上で8m/s、大浦湾で9〜10m/s以上あった。波浪注意報も出ている。
本日は本来なら安和の抗議行動だが風も強く朝7時30分時点で「琉球セメント桟橋にガット台船も接岸出来ない」との情報が入った。
船のメンバーとカヌーのメンバーで松田ぬ浜まで海の状態を見に行った。その結果と安和の状況を踏まえ、本日は抗議船のみ海に出て監視行動をすることになり希望者が乗ることになった。
午前8時50分、赤土満載のガット台船が4隻大浦湾に入ってきた。通常8時ごろには入るので風の影響で遅れてきたのかもしれない。私たちは船の上から強い抗議の姿勢を示した😡💢。
午前9時現在、K8護岸/K9護岸ともに作業は行っていない。通常8時ごろ開始するので風の影響だと思う。
通常大浦湾に入ったガット台船はすぐにランプウェイ台船に横付けし赤土の移動を開始するが、横付けしたままの状態で待機している。
本日の癒しの花:皇帝アナナスの花、高さ約3m. 10年に1度花が咲くと言われている。この写真を見ている人はあと3回は見れるでしょう。
沖縄市東南植物楽園(2020.05)
2020年
6月
18日
木
たんぽぽ舎高江特派員報告 20200618
天候:晴れ、日中の気温は約31℃暑い。風は強く海上で8m/s以上あった。
8時20分:松田ぬ浜(辺野古の浜)を出艇してK8護岸に向かった。
K8護岸ではランプウェイ台船上でユンボ忙しく動きダンプカーに赤土を積み込んでいる。赤土は3割ほど残っている。空になるまであと1時間弱と推定できる。
一方、沖に2隻のガット台船(赤土輸送船)が見え大浦湾に入る構えであった。従って、まずこちらに対しての抗議行動を先にやることとする。
その後、1時間ほど待ちK8護岸台船の入れ替えか始まる。
長島横のフロートを越え抗議&阻止行動をした。
しかし、私たちが最初にフロートを越えて待ち構えていると、K8護岸向かっていた赤土満載のランプウェイ台船が1時ストップ、180度向きを変えてK9護岸の方に行ってしまった。
私たちは一旦フロートを出て様子を見ることにした。20分ほどして再度K8護岸向かって進んでくる。私たちは当然抗議&阻止活動を行った。
今回もあえなく拘束され松田ぬ浜に送り返される😭💦。
今回の動きは意味がわからないが「何はともあれ20分ほど遅らせたことになる」と都合良く考えることにした🤗。
アジサシが獲物(小魚)の捕獲に成功する。
2020年
6月
17日
水
たんぽぽ舎高江特派員報告 20200617
天候:今日も晴れ、日中の気温は31℃と暑い。ただし、風が強く安和の海上では8m/s、波も高く約1mはあった。
今日も参加人数は9名+サポートのゴムボート2名での海上行動である。カヌーを9隻積んで安和を目指す。
海上カヌーの行動はなかなか2桁の参加にはならない😭。
現場に到着するとすでにガット台船に赤土を積み込み開始していたが、初めての台船と言うことではっきりした積み込み終了の見通しは立たない。しかしおよそ10時半には赤土の積み込む終了すると予想する。
カヌーは通常は予想の1時間前に浜を出ることにしているので9時半には出艇する。
現場に着くと各自思い思いの場所に取り付き、カヌーを固定する。実際、海上保安官が海に飛び込んできて、全員が拘束されるまで約1時間粘った。暑い中、2ヶ月ぶりの闘いとしてはかなり頑張ったと思う🤗。
<大音量を浴びせられる>
10時半ごろから船上より大音量の音声を浴びせられる。3分に一度程度一度に同じ内容を3回「危険です。直ちに船から離れてください」と、私たちに近いところにスピーカーがあるのでとても耐えきれない。私たちのサポートゴムボートが来て騒音計で測定してみると106.9dB(デシベル)あった。
*100dB:地下鉄の電車の中、
ちなみに6デシベル違うと音の大きさ(音圧)は2倍になります。すなわち106.9dBは地下鉄の電車の中の2倍の音を約1時間にわたって浴びせられたと言うことです😡💢😡。
これほどの音の暴力に対して私は強く抗議します。
カヌー9艇を運ぶ。私は後続車として、後からついてゆく。カヌーの傾きや荷崩れがあればすぐ無線で前の車に連絡する。
2020年
6月
17日
水
たんぽぽ舎高江特派員報告 20200616
天候:晴れ、日中の気温は31℃暑い。
本日は2ヶ月ぶりの安和行動です。カヌーを9隻積んで安和を目指す。
現場に到着するとすでにガット台船に赤土を積み込み開始していた。この議題を積み込む終了するのは12時30分の予想である。われわれはそれまで待機することになる。
実際は私たちをサポートする抗議船との関係で、本日の阻止行動は断念して、台船の周りを漕ぎ、抗議行動として終了とした。
<イージス・アショア
河野防衛大臣は秋田県と山口県の地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の配備計画について、コストと時間がかかるとして、白紙に戻す考えを明らかにした。これは地元反対を受けて撤回したのとの報道もある。
一方、辺野古新基地の建設をめぐっては「辺野古が唯一の解決策」としてコストと時間が膨大にかかることが確実なのに移設計画を強行をしている。
地元反対の意思表示を選挙、県民投票などで何度も行っているのに工事を強行している。
*普通の民主主義の国ならば、当然ながら辺野古新基地建設も白紙にすべきでしょう。
2020年
6月
16日
火
たんぽぽ舎高江特派員報告 20200615
天候:晴れ、日中の気温は30℃を越えて暑い。
8時20分:松田ぬ浜(辺野古の浜)を出艇してK8護岸に向かった。
K8護岸ではすでにランプウェイ台船が離岸しつつあった。それを横目に私たちは大浦湾に向った。ガット輸送船2隻が入港しようとしている。これに対して抗議をするか、K8護岸で台船の交換作業を阻止するか迷ったが結局K8護岸に回った。
<K8護岸>
1度目 8時40分
空のランプウェイ台船と赤土満載のランプウェイ台船のは入れ替え作業が始まり、フロートを越え抗議&阻止行動をした。あえなく拘束され松田ぬ浜に送り返される😭💦。
間髪入れずに抗議船に乗り、K9に向かう。
<K9護岸>
2度目 11時50分
台船には赤土が1/4ぐらい残っているダンプカーがひっきりなしに船に乗り込み赤土を運んで行く、待つこと2時間これが空になり赤土満載の台船がK9護岸に接岸する時のワンチャンスに対して、フロートを越えて阻止活動を行うがあえなく拘束される😭💦。
K9護岸、巨大なユンボでダンプカーに赤土を積み込む、一杯で約5t、すなわち2杯でダンプカーの荷台は一杯となる。
2020年
6月
14日
日
たんぽぽ舎高江特派員 20200613
天候:晴れ、今日から梅雨が明け青い空が現れた。しかし、日中の気温は30℃を越えて暑い。
8時20分:松田ぬ浜(辺野古の浜)を出艇してK8護岸に向かった。先行した抗議船の無線によると「ガット台船(赤土輸送船)は既に大浦湾に入っている」とのことだった。
K8護岸ではランプウェイ台船が接岸していてダンプカーがひっきりなしに乗り込んで赤土を運んでいる。このような状態だと私たちはプラカードを上げて抗議する以外は、なすすべがない😭💦。
台船には赤土が半分ぐらい残っているので私たちは待つことにした。これが空になり赤土満載の台船がK8護岸に接岸する時わずかなチャンスだがそれに対しての阻止行動が展開出来る。
待つこと2時間強、昼近くなって台船の入れ替え作業が始まった。いつものように阻止行動を行ったがあえなく拘束される😭💦。
K8護岸先端部、なぜか海上保安官が5名ほど守っている。本来海を守らなければならない彼らは何をしてるのだろうか?この違法なK8護岸に立って、海を破壊する違法工事を守っている。彼らの正義、プライドはどこに行ってしまったのだろうか。
2020年
6月
13日
土
たんぽぽ舎高江特派員報告 20200612
天候:曇り、薄日さす。気温30℃と暑い。
*本日6月12日から辺野古の海に赤土が投下され始まりました。
辺野古新基地工事は工事関係者に新型コロナウィルスの感染者が出たため、4月17日から中断していた工事が57日ぶり6月12日から再開された😡💢😡。
これに対して玉城デニー知事は「極めて遺憾」と述べて反発を強めた。また、県は埋めたて予定の海域付近でジュゴンの鳴き声が繰り返し確認されていることからジュゴンの保護対策を講じるまで工事を再開しないよう沖縄防衛局に行政指導文章を出していた(←またもや完全無視)
朝8時過ぎから大浦湾にランプウェイ台船4隻、ガット輸送船3隻が入った。これに対して、私たちは長島を越えて大浦湾に入りカヌーによる抗議を行った。目の前を通過する超大型台船、輸送船を見ながら本当にやるせなく悔しい思いをした。
今日、大浦湾に入ったガット輸送船からランプウェイ台船に赤土が移され11時45分ごろK9護岸に接岸した。私たちはフロートを超えて抗議&阻止行動をした。拘束されて解放されるまでGB上では今までとは違った対応をしなければならない。すなわち狭いGB上でいかに "密" を避けるか、マスクの着用は当然だが海上保安官の協力も必要である。さいわい、GB上では定員8人のところ6人で乗船、今まで1時間ぐらい拘束されて運ばれたのが約35分と短縮された。これで十分ではないが徐々に話し合いをして改善していきたい。
57日間も工事がストップしていたので辺野古/大浦湾の自然か戻りつつあり、海ガメやアジサシか戻っている。またジュゴンの鳴き声も何度か録音されたという報道もある。
赤土満載のランプウェイ台船がK9護岸に向かう。
2020年
4月
17日
金
たんぽぽ舎高江特派員報告 20200417
天候:晴れ、日中で22 ℃、風弱く絶好のカヌー日和だが、、
<コロナウィルスによる行動制限>
・昨日4月15日(水)、第二テントに集合し、海上行動は抗議船での監視とする。カヌーの行動については今週は行わない。
今後のカヌーの海上行動は20日(月)決定する予定。
<安和>
今週のカヌーの行動は中止となったが私は安和の現状を見に行った。そこで私たちがいつも車を駐車しているところが工事中であると言う事が分かった。ここが使えないとかなり行動が制限される。
工事業者に聞くと、「4月30日まで使用できない」とのことである。しかし、後でわかったことだが『2月ぐらいに、こちら側のメンバーが(駐車場の一部破損)を発見し、北部国道管理事務所?に電話して、補修を頼んでいた』ことがわかった。
<赤土の積み出し>
新型コロナウィルスで日本中が逼迫してる現在でも、沖縄防衛局は普段と変わらず工事を進めている。
このような時こそ工事を中止し、そこに投入している資金(私たちの税金)をコロナ対策に充ててほしい。何度でも言う、今溺れている人を今救うのが政治と言うものだ。
<安和周辺>
私は現場を見た後、時間を取って、安和周辺を歩いた。工事に対しての抗議行動には直接関係ないが、このようなことも現場を知る上で大事かと思う。歩くことによって植物や昆虫などの豊かさがよりわかる。
本日の癒しの花、
名前:フトモモ
花径:6〜7cm
おしり長さ:約5cm
撮影:名護市 2020.04.16
2020年
4月
15日
水
たんぽぽ舎高江特派員報告 20200414
天候:晴れ
風:昨日までの強風が一転して日中約5m/s
気温:日中で約20℃と肌寒い。
<コロナウィルスによる行動制限>
・朝7時30時、第二テントに集合、本日はとりあえず海上行動は中止とする。今後の海上行動は18日(土)決定する予定。
新型コロナウィルスの感染拡大の影響でキャンプシュワブゲート前は一時休止の検討を本日14日の幹事会で正式に決定する。と言う情報がある。
*石垣島や名護でも感染者を確認、県内の広域に広がっている。
<安和>
本日のカヌーの行動は中止となったが私は安和の現状を見に行った。沖縄防衛局は普段と変わらず工事を進めている。
私は現場を見た後、現場のすぐ北側にある山に登って上から見下ろした。箱庭のように見える現場の悲惨な状況がよくわかる。
<国の緊急時に公共工事を中断しよう>
国内最大の公共工事と思われる辺野古の工事はこのような時こそ率先して中断し、場合によっては中止し、そこに投入している資金(私たちの税金)をコロナ対策に充てるべきだと思う。政府は"休業を要請しているが、保証はしない“と言われているが、何度でも言う、今溺れている人を救うのが先決だ。また溺れかかっている人もいる。
安和岳(432m)から
琉球セメント桟橋に接岸するガット台船、オーシャンブルーの海に似合わない。。
2020年
4月
10日
金
たんぽぽ舎高江特派員報告 20200410
天候:快晴、
風:朝約1m/s→ 日中焼く5m/s
気温:日中で約23℃と暖かい。
<抗議&阻止行動>
・カヌー11名、うち2名は行動チーム(桟橋下でカヌーを固定してるメンバーのサポート、または外から状況の変化を伝える係)
<抗議&阻止行動の成果>
9時40分:桟橋下に取り付き
13時00分:拘束されたメンバー安和の浜に戻される。
本日も海の上で3時間20分粘った。昼食は浜に戻ってから食べたが今日は地元のお母さん方のスペシャル弁当🍱である。
<阻止時間>
私の計測だが約1時間10分。安和では確実に成果を残すことができる🤗。
<琉球セメントゲート前>
2隻目のガット台船は大きく積み込みに時間がかかり早くて15時30分赤土満載の見込みである。それを待ち抗議&阻止をするのは、時間的に難しいと判断し、今回も琉球セメントゲート前で赤土を積んだダンプカーに対しての抗議&阻止活動をした、約1時間30分。短い時間だが今日も"陸と海のメンバー"が一緒に抗議活動をすることができた。私たちカヌーメンバー11人+船のメンバー2人、合計13名が参加するとかなりのパワーアップである。
<琉球セメント構内>
外から運んで来る赤土は一旦構内にプールする。しかし、最近ダンプカーを増やしたのか構内で大渋滞、とてもよく回っているようには見えない。つまり数を増やせば、それに比例して赤土を運べると言う"机上の空論"に見える。
<写真>
朝9時40分、空は快晴で美しい、海もオーシャンブルーで美しい。しかし、ここに留まっている船はとても美しくは見えない。
これ一隻に10tダンプカー400台以上の赤土を積んで辺野古の海に運ぶ。
2020年
4月
09日
木
たんぽぽ舎高江特派員報告 20200409
天候:曇り午前11時ごろから雨
風:7〜8m/s、波高:1〜1.5m
*カヌーは5 艇、朝一番、K8護岸に向かう。ガット台船が5隻水平線に見える。それに対しての抗議行動は間に合わないと判断する。
向い風(約7 m/s)が強く、波も高い。
<K9護岸>
朝、K8護岸から抗議船に乗りK9護岸に向かう。しかし、ランプウェイ台船上にはまだ赤土が1時間分ぐらい残っている。弱い雨が降り始まったので、K8護岸に戻る😭。
<K8護岸>
K8護岸に戻るとまもなく空のランプ台船が離岸、次の赤土を積んだ台船が入ってくる。このタイミングでフロートを越える。残念ながら台船まで到達できない。拘束されGBに乗ったころから雨足が強くなり松田ぬ浜まで約40分かなり寒い。しかし、要求してもGBのスピードは上げずゆっくり走っている。この辺が現在の公務員の限界なのかもしれない。国民のことを第一に考えるのではなく命令を忠実に守り、自分を守る。GBから降りるとき「お怪我はありませんか?」と聞いてくる。これもマニアル通りだ。それどころではない寒くて返事をする気もしない。
<昨日4月8日、沖縄防衛局への要請行動>
すでに昨日、他のカヌーメンバーから報告があります。私たちはこのような行動も行っています。カヌーを漕ぐだけではないですよ。
今、新型コロナウィルスで国民が苦しんでいる。政府は4月7日に緊急事態宣言を出しました。このような時、日本最大の公共事業と思われる辺野古新基地建設は1秒たりとも中断しない。直ちに辺野古新基地建設を中止しそれのお金(税金)を"溺れている人、溺れかかっている人"に回すべきだと強く思います。
沖縄防衛局前での抗議行動
2020年
4月
06日
月
たんぽぽ舎高江特派員報告20200406
天候:曇り
・辺野古
風:約3m/s、波高:約50cm
・大浦湾
風:5m/s。K9護岸:約50cm
開口部:約1m
*カヌーは7艇、朝一番、大浦湾に向かう。ガット台船が2隻水平線に見える。それに対しての抗議行動。
<K8護岸
一度目
K8護岸は空のランプ台船が離岸、次の赤土を積んだ台船が入ってくるタイミングでフロートを越える。残念ながら台船まで到達できない。
二度目
K9護岸の抗議行動で拘束され大浦湾開口部で解放されすぐにK8護岸に向かった。到着した時、空のランプ台船が離岸した。タイミング的に間に合わず次の赤土を積んだ台船が入ってくるタイミングでフロートを越える。残念ながら今回も台船まで到達できない。
<K9護岸>
K8護岸の抗議行動で拘束され松田ぬ浜に連れもどされ、やすむ間も無くK9護岸に急行した。K9護岸に着くとランプウェイ台船は入れ替わりが進み赤土満載の船がK9護岸に迫りつつあった。即、抗議船からカヌたーに乗り移り、フロートを越えるがすぐに全員が拘束される😭
本日は休む間もなく3度フロートを越えた。(K8護岸→ K9護岸→ K8護岸)
阻止と言う成果はないものの、抗議と監視はいつも通り出来たと思う。
このようなことも私たちの重要な任務?である。
*本日の癒しの花
リュウキュウシロバナアザミ
2020年
4月
03日
金
たんぽぽ舎高江特派員報告 20200402
天候:曇り
風:大浦湾、、、1〜5m/s
波高:大浦湾、、
K9護岸:約30cm+ウネリ
開口部:約1m+ウネリ
<大浦湾の作業船>
・ガット台船、、、、、0隻
・ランプウェイ台船、、6隻
*カヌーは4艇、しかし、文字通り少数精鋭で抗議&阻止行動に挑んだ。この時、海上保安庁のGBは6艇
<K9護岸>
朝、抗議船に乗り込み長々を通って大浦湾K9護岸に急行した。K9護岸に着くとランプウェイ台船は入れ替わりが進み赤土満載の船がK9護岸に約100mと迫っていた。即、抗議船からカヌたーに乗り移り、フロートを越えるがすぐに全員が拘束される😭
二度目は昼近く台船の入れ替えのタイミングでフロートを越えて抗議&阻止行動をする。
なんと、離岸する台船を引くタグボートとの間に到達したメンバーがいた。これにはタグボート、ランプウェイ台船の作業員も驚き、さらに海上保安庁GBも
追うのをやめ、見ているだけだった🤗。至近距離まで迫ったことで、ランプウェイ台船の作業員との距離およそ3m、会話も成立した。
<K8護岸>
朝1番のK9護岸の抗議で全員が長島よりの開口部に送り返され、抗議船に乗って長島に向かった。K8護岸は空のランプ台船がいるだけで次の赤土を積んだ台船がないので午前9時半ごろから開店休業状態、大浦湾にはガット台船が1隻もいなく、赤土を供給するのがストップしている。このような在庫切れは時々起きる。
このようなことが起きると言う事はいろんな要因があるかもしれないが、計画そのものが頭で考えているようにはいかないと言うことであろう。
*本日の癒しの花
イルカンダ(ウジルカンダ ):マメ科の蔓植物で、大型の蔓になり、大きな紫の花を房状につける。沖縄の方言でイルは「色」、カンダは「カズラ」を指す。
2020年
3月
16日
月
たんぽぽ舎高江特派員報告 20200316
天候:晴れ
風:大浦湾、、、8〜10m/s
波高:大浦湾、、約1.5m
本日はカヌー10艇で2班体制、K8までカヌーを自力で漕ぎここから抗議船に乗りK9護岸に向かった。途中、ウミガメの産卵場所を作っているので立ち寄る。
<ウミガメの産卵場所>
前もこのことを取り上げたが、今日再び現地を訪れ"この茶番はなんだ"と強く思った。少なくとも国民の税金を使い、このような工事を大々的にやるならば国民に詳細を説明する義務と責任があると思う。
<K9護岸>
ウミガメの産卵場所を見た後、一旦瀬嵩(せたけ)の浜に上陸し休憩を取った。
1時間ほどてK9護岸に向かった。すでに赤土を下ろし終え、空のランプウェイ台船が接岸している。そろそろ入れ替え替えのタイミングである。私たちは波(1.5m)、風(10m/s)と強い海にカヌーを進めた。離岸のタイミングで私たち全員はフロートを越えて抗議活動&阻止行動を展開した。多勢に無勢、あえなく拘束されたが、カヌーと海上保安庁GBがこの辺でごちゃごちゃしていることにより、推定では30〜40分は赤土満載のランプウェイ台船は遅れたと確信する。
このような巨大な台船を砂浜に近づけ、砂浜に上陸した巨大なユンボが砂を掘り返し、近くの木をなぎ倒し、ウミガメのお家を作っている。さぞかし高いお家だと思う。日本はなんと素晴らしい自然を大事にする国だろうと一瞬思ったが、、、😭💦
2020年
3月
13日
金
たんぽぽ舎高江特派員報告 20200311
天候:晴れ、風:朝約3m/s、海は大きなウネリ(約1.5m)が入っているが比較的穏やか、昼近くなって風が7m/sほどに上がった。気温:日中で約19℃と寒い。
<抗議&阻止行動>
・カヌー12艇の行動、10名以上の行動だといろんなことができる。
今日は初心者の人もいて、桟橋の下で転覆した。このような状態が実は一番怖い。ウネリで山橋の橋桁に叩きつけられるかもしれないし、ガット台船に叩きつけられるかも知れない。
しかも、多くの人が自分のカヌーをロープで縛っている。すぐの救助は難しい。救助訓練を終了したものが、抗議&阻止行動に参加することが望ましい。今後の対応をしっかり考えたい。
<抗議&阻止行動の成果>
・午後:約50分
<旧桟橋>
旧桟橋に大きな船が接岸している。これは琉球セメントから製品のセメントを運ぶ輸送船である。旧桟橋は築50年と古くボロボロである。これを新しい桟橋を使わないでムリムリ使っているので非常に危険である。旧桟橋 は使用期限が今年3月31日となっている。これをダラダラと4月以降も使わないように県は毅然とした態度でやって欲しい。
ブラシノキの花、いつも厳しいことを言っているので、たまには癒される花もいいでしょう。
撮影:名護市内、2020.03.11
2020年
3月
12日
木
たんぽぽ舎高江特派員報告 20200312
天候:曇り
風:大浦湾、、、8〜9m/s
波高:大浦湾、、約1m+ウネリ
<大浦湾の作業船>
・ガット台船、、、、、6隻
・ランプウェイ台船、、6隻
本日はカヌー10艇で2班体制、そのうち6艇が女性のカヌーであった。残り4名は男性、このような事は珍しい。私は一班を担当したが男性は私1人、女性は4人、普段の行いが良いとこのようなことがある🤗😃😅
朝、松田ぬ浜(辺野古の浜)から沖を見るとガット台船(赤土輸送船)が5隻見えた。私たちは急いで出艇、抗議船に乗り込み長々を通って大浦湾に急行した。大浦湾に着くとガット台船の先頭の船はかなり近くまで迫っている。
本日は2班体制だったが、2班のみが抗議&阻止体制に入った。結局ガット台船は6隻、入港した💢😡💢。2班はすぐに全員が拘束される。
私たちの班は別の任務でだった。従って、抗議はしたが拘束されないように離れていた。
一班は入港したガット台船がランプウェイ台船に横付けする直前に抗議&阻止活動を展開した。あえなく拘束されるがこのような相手が予期してないような行動も必要だと思う。
<K9護岸>
10名全員が松田ぬ浜に送り返され、すぐに抗議船に乗ってK9護岸に向かった。(拘束された後もめげる事は無い)空のランプウェイ台船が接岸していて、そろそろ離岸の構えである。タグボートが接続され離岸のタイミングで私たち全員はフロートを越えて抗議活動&阻止行動を展開した。かなり迫ったものもいたが全員が拘束される。
*本日は気温も低く(日中で約18℃)非常に寒く小雨も降ってきたので、私たちの行動はこれまでとした。
ガット台船(赤土輸送船)が列をなして入ってくる。
2020年
3月
09日
月
たんぽぽ舎高江特派員報告 20200309
天候:晴れ
風:辺野古、、、7〜8m/s
大浦湾、、、8〜9m/s
波高:辺野古、、、約1m
大浦湾、、、2〜2.5m
<大浦湾の作業船>
・ガット台船、、、、、6隻
・ランプウェイ台船、、6隻
朝から風が強く、第二テントで船/カヌーとのミーティングの後、海の状況を全員で見に行った。松田ぬ浜(辺野古浜)は波高:約1m、風:7〜8m/sと強く、カヌーを出すのは断念した。
私は汀間港(ていまこう)から抗議船に乗り、K9護岸方面に向かった。波とうねりが強く波高は約2.5m、風は約9mあった。
<K9護岸>
赤土満載のランプウェイ台船が接岸していてダンプカーが休みなく乗り込み赤土を運んでいる。とても見たくない💢😡💢。
<ウミガメ産卵場>
K9護岸に向かって行くと右手の弾薬庫がけ下に小さな砂浜がある。幅100mほど、奥行き20mほどか?ここに大きな建設機械が入り、海上には「ウミガメ産卵場整備中」(←これは誰に見せているのだろう)と横断幕を掲げた大きな船が停泊している。作業員は20名ほど、かなりのお金(税金)をかけていると思われる。
私は「なんと日本は自然に対して考慮する優しい国だろう」、「このようにして自然を未来の人に残す素晴らしい国だ」と一瞬であるが思った。
しかし、辺野古では幅1kmに及ぶ広大なウミガメが毎年産卵する砂浜を破壊して、そこからカメがぐるっと泳いで7kmほどの大浦湾の奥に、そのような場所を作るのは、後付けのコロナウィルス対策なみのアリバイ作りのように思う。そもそも、私は何年もこの海に出ているが、大浦湾のこの地域でウミガメを見た記憶はない。
皮肉を込めて言えば、"カメ新報"や"カメタイムス"にカメ語で「🐢新築、環境抜群!騒音あり、頭上に弾薬庫あり、100年間無料、詳しくは地図を見て現地まで」などの広告でも出さないと、とてもカメさん達には場所はわからないだろう。
ウミガメ産卵場整備中の文字が見える。
2020年
3月
06日
金
たんぽぽ舎高江特派員報告 20200305
天候:晴れ/風は朝約3m/s、海は凪状態、昼近くなって風が7m/sほどに上がった。気温:日中で約22℃とあまり上がらず寒い感じ。
<抗議&阻止行動>
・カヌー16艇の行動、最近になく多い人数である。常時これぐらいはいて欲しい。
今日も本土から来た人がカヌーを漕ぐ、海の状態など多くのことを把握してないので結構気をつかう。
午前と午後の行動でそれぞれ約40合計約1時間20分のガット台船の出港を阻止した。
<コロナ対策>
赤羽国土交通大臣は、2月28日の閣議のあとの会見で、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、国の公共工事をおよそ2週間、一時中止する異例の方針を明らかにしました。
この中で赤羽国土交通大臣は「国が直轄する公共工事において、一時中止や工期の延長などの措置を行う」と述べ、来月15日までのおよそ2週間、国が直轄する公共工事を一時中止する方針を示しました。
しかし、辺野古新基地建設は急ピッチで続いている。国の要請はここまでは届かない。否、沖縄の労働者、および沖縄の県民は永田町から見たら日本国民とは見えないのかもしれない。😭💢😡
左側は第二桟橋、そこに接岸して赤土を積み込むガット台船、右側は第一桟橋琉球セメントから完成したセメントを運ぶ輸送船、第一桟橋は築50年と古いので3月いっぱいで使用終了との話が展開している。
2020年
3月
04日
水
たんぽぽ舎高江特派員報告 20200303
天候:晴れ/風は朝約3m/s、昼近くなって4m/sほどに上がったい。気温:日中で約25℃
<抗議&阻止行動>
・カヌー14艇の行動
本日は本土からカヌーを漕ぎに来たメンバーも含めいつもより多いメンバーで行動した。
午前と午後の行動でそれぞれ約1時間合計約2時間のガット台船の出港を阻止した。
日本中で学校や公共工事がストップしてる中で、なぜか辺野古新基地建設の公共工事はストップしない。これほど強行して行う公共工事とはなんなのでしょうか。沖縄は日本とは思ってないのだろうか? 沖縄だから許されるこのようなことは単に沖縄いじめだとしか見えない💢😡💢。
<海の安全>
海の安全とはどういうことを言うのだろうか?例えばチームプレイを無視して勝手に振る舞う人がチームの中にいたとしよう。これがサッカーだとしたらばとても試合には勝てない。でも海の場合はそれらの行動はなぜか大目に見られることが多い特殊な世界に見える。サッカーの例を取ったが例えば登山とてもそんな事は許されない。遭難=死につながるからだ。サッカーは負ければそれで終わりだが海の場合もそれで終わりとはいかない。
このようなことを理解した者だけが海の抗議行動に参加できるのではないでないだろうか。
安和の山を崩している巨大なユンボ、このようにして徐々に山は壊されてゆく
2020年
3月
03日
火
たんぽぽ舎高江特派員報告 20200302
天候:曇り、時々晴れ
風/波:松田ぬ浜 風(2m/s)、大浦湾 風(4〜5m/s)
<カヌー教室>
希望者がいたので、私はカヌー教室に回った。松田ぬ浜前の海で午前中3時間ほど練習を行った。これぐらいやると前後に進むことができ、左右に曲がることもできる。これから春になる暖かくなるので多くの人に参加してほしい。そしてあなたも辺野古ぶるーの一員として海に出て欲しい。年齢性別によらず漕ぐことができます。興味のある方は近くのカヌーメンバーか、カヌーチームに相談してほしい。
<K8護岸>
私は午後に、抗議行動のチームに参加した。昼食後、抗議船"不屈"にのりK8護岸に向かった。護岸から空のランプウェイ台船が離れつつあった。そして遠くには次の台船が赤土を満載して見えていた。K8護岸に着くやいなや11名のメンバーはフロートを越え抗議/阻止行動を行った。ランプウェイ台船に迫る事はできたが、ストップすることができなかった。残念だが現在はこれぐらいのレベルかもしれない。
カヌー教室、このような美しい環境で教室を行っています。
2020年
2月
29日
土
たんぽぽ舎高江特派員報告 20200229
天候:晴れ、
風/波:松田ぬ浜 風(4m/s)、大浦湾 風(4〜5m/s)、波(2mウネリあり)
朝一番で大浦湾開口部(ガット台船が出入するところ)で抗議&阻止行動を展開した。
カヌーメンバーは10名、そのうち大浦湾に急行したのは7名。
<大浦湾>
ガット台船4隻が開口部から大浦湾に入った。それに対して抗議/阻止行動を行う。
カヌーと海上保安庁GBがぐちゃぐちゃにいることにより、それなりの抗議の効果はあったと確信する。
<K8護岸>
大浦湾で拘束され松田ぬ浜につれ戻され、すぐに抗議船"不屈"にのりK8護岸に向かった。ダンプカーが列をなし赤土を運んでいるが2時間ほど待ち、入れ替えのタイミングで抗議/阻止行動を行った。いつも言うようにランプウェイ台船は遠く、なかなか成果が出ないように見えるが、抗議の姿勢は充分に示した。
ハイビスカスとカラスアゲハ
2020.02.29、撮影名護市内
2020年
2月
29日
土
たんぽぽ舎高江特派員報告 20200228
天候:はれ/風は朝から徐々に上がり午前11時には海上で約8m/s。気温:日中で約24℃
<1度目の阻止行動(午前)>
・カヌー10艇の行動
いつものように全員が拘束されるまで粘って約45分止めた。
午前11時:安和の海岸に送られ上陸し午後の対策を練る。12時にチーム全体が集合ゴムボートで一旦偵察、波/ウネリが高く、風も8m/s強との報告で、海上行動は中止とし琉球セメントゲート前抗議行動に切り替える。
<琉球セメントゲート前(午後)>
カヌーチームが参加することにより人数以上の元気が出る。
信号が変わるごとにダンプカーが一台ずつ入ってくるが、かなりきわどいタイミングで右折するので、赤に変わってからも交差点の中に取り残されることが多い。そもそもこの道路を右折してゲートに入るのには無理がある。もし我々が車で右折する時、度々交差点の中で立ち往生すれば交通渋滞を起こすし、危険である。警察官はだまっていないと思う。機動隊員が多くいるのにそれについては見て見ぬふりを装っているように私には見えてならない💢😡💢。
道路脇にカヌーを並べ、抗議集会に参加する。
2020年
2月
27日
木
たんぽぽ舎高江特派員報告 20200227
天候:晴れ、
風/波:松田ぬ浜 風(4m/s)、大浦湾 風(8〜9m/s)、波(2m)
朝一番で大浦湾開口部(ガット台船が出入するところ)で抗議&阻止行動を展開した。
カヌーメンバーは7名、そのうち大浦湾で抗議活動する人2名、2度目の人1名、風と波が強いのでこのような場合、万が一海に落ちた時、救助訓練などの経験も浅いので非常に気を使う。
当然のことだが、日ごろからの練習や訓練に積極的に参加してほしいと思った。
<大浦湾>
ガット台船3隻が開口部から大浦湾に入った。それに対して抗議行動/阻止行動を行う。
私たちが開口部にいることにより海上保安庁GBもいる。そして私たちが動くと彼らも動くので遠くガット台船からレーダーなどで見ると多くの小船が前方で動いてるように見えると思う。従って、台船は一時ストップして、徐々に開口部に近づいてくる。私たちがいないとストレートに入ってくるので、その差は10〜20分はあると思う。(私の計測による)
<K8護岸> 朝一番でK8護岸にランプウェイ台船が接岸していた。ダンプカーが列をなし赤土を運んでいる。私たちはそれを横目に大浦湾に向かった。
<K9護岸>
抗議船に乗りK9護岸に回った。 風は強く8〜9m/s、波:ウネリが伴い2m強(←しっかり漕ないとかなりきつい)
護岸近くの抗議船上で約1時間待ちランプウェイ台船が離岸するタイミングでフロートを越えた。台船に迫ったメンバー2名、10数分は止まったと思う。
抗議船"不屈"で大浦湾に急行する。
2020年
2月
26日
水
たんぽぽ舎高江特派員報告 20200226
天候:一日中曇り/時々小雨が降る。桟橋下は1〜2mのウネリが入り海に飛び込んだ海上保安官はかなりきついようだ。風:3〜5m/s、気温:日中で約25℃
<1度目の阻止行動(午前)>
・カヌー8艇の行動
10時過ぎ:積込み終了。
10時16分:海上保安官が海に飛び込む
11時01分:全員が拘束され
ガット台船一隻で45分止めたこととなる。
その後、安和の海岸に上陸し午後の対策を練る。ウネリが高く小雨模様なので、海上行動は中止とし琉球セメントゲート前抗議行動に切り替える。
<琉球セメントゲート前(午後)>
琉球セメントゲートにはダンプカーが信号が変わるたび赤土を満載して右折して入ってくる。その土は近くの琉球セメント安和鉱山から運んでくる。緑を剥ぎ取り山を削り、それをそのままダンプカーに積んで構内に備蓄、それをガット台船に積んで辺野古の海まで運び、海に投下する。
自分の所有の山と言うだけでその形がなくなるまで削り、自然を破壊すると言う行為は許されるのでしょうか。ただ同然の土で莫大な利益を上げる。
そもそも、この山は沖縄のものであり全県民のものであったはずだと私は思う。
<写真>
琉球セメント構内に備蓄する赤土。手前右の大型バスは通称かまぼこ、機動隊員を乗せてきている。本日は二台あった。中立であるべき警察の車両が何故か琉球セメントの構内にいて、そこから機動隊員が当然のように出てくる。またこのバスの中で休憩を取る。
2020年
2月
26日
水
たんぽぽしゃ高江特派員報告 20200226
天候:一日中曇り、昼ごろからたまに晴れ間が出る、風:2〜4m/s、気温:日中で約24℃かなり暑い。
カヌー12艇の行動
<1度目の阻止行動(午前)>
・カヌー12艇の行動
12時過ぎ:積込み終了。
12時25分:海上保安官が海に飛び込む
13時30分:全員が排除され→船の出港。
本日は、ガット台船一隻で1時間05分止めたこととなる。
時間的にも次の台船への抗議行動は無理と判断し一隻で終了した。
<県民投票から1年>
辺野古の新基地建設を巡る県民投票から、昨日(2月24日)でちょうど1年になる。 投票率52.48%。埋め立て「反対」は43万票を超え、有効投票数の72.15%に達した。 十分な説明もないまま「辺野古が唯一」と繰り返すだけの政府に対し、「埋め立て反対」の明確な民意が示されたのである。
この結果を聞いた安倍首相は「真摯受け止める」と応じたが結局は何もしなかった。
(真摯:真面目で熱心なこと)
これに対して私は「辺野古は唯一の解決策」と言う単なる思考停止であると思うし、そもそも民主主義国家としては非常にプァである。
また、軟弱地盤、活断層の問題も何ら解決していない。ただただお金をかけて工事を強行することが目的にしか見えない。いろんなことを言えばキリがないが、自然破壊も凄まじく沖縄北部の山を丸裸にし、その土で生物の宝庫、辺野古/大浦湾の生物5500種、絶滅危惧種242種とも言われているこのような豊かな海を簡単につぶし未来の人に豊かな自然を残さないと言う選択肢はありえない。そのような考えに至らない政治家は即退場してほしい。
安和の海岸に勢ぞろいしたカヌー。
2020年
2月
21日
金
たんぽぽ舎高江特派員報告 20200222
天候:晴れ、
朝:風弱く海はナギ状態
10時ごろから:大浦湾は波(2m)/風(約6m/s)
13時:波+うねり(2m強)/風(約8m/s)
朝1番で大浦湾開口部(ガット台船が出入するところ)とK8護岸とに分かれ抗議&阻止行動を展開した。
<大浦湾>
ガット台船3隻が開口部から大浦湾に入った。それに対してカヌー6艇抗議行動/阻止行動を行う。松田ぬ浜に戻されたのは10時。
<K8護岸>
朝一番でK8護岸にランプウェイ台船した。こちらは4艇がフロートを超え抗議行動/阻止行動を行う。拘束され松田ぬ浜に戻されたのは9時40分。
<K9護岸>
3度目は抗議船に乗りK9護岸に回った。
風:約6m/s、波:ウネリが伴い1〜2m。
護岸近くの海上で約1時間待ちランプウェイ台船が離岸するタイミングで12時10分フロートを越えた。台船に迫ったメンバーもいたが完全に止めることは出来なかった😭💦。
<名護署抗議行動>
本日、夕方6時から名護署前での抗議行動に参加した(4日連続)。昨年11月高江の米軍基地に入った"刑特法"違反とのこと。あまりにも???過ぎる。そもそも、"高江は基地との境目に金網が張ってない、即ち入ったかどうかもわからない"との事、こんなことがまかり通れば彼らの思いのまま恣意的になんでも出来てしまう。法治国家の破壊としか思えない。💢😡😭
本日(2月22日、18時30分ごろ)全員の釈放が決定したと言うニュースが入った。当然と言えば当然だがとても立件まではいけないのだろう。
名護署前、右が山城さん
2020年
2月
21日
金
たんぽぽ舎高江特派員報告 2020220
<K8護岸>
朝一番でK8護岸にランプウェイ台船か入った。護岸にはダンプカー17台が並び、土砂を積んで運んでいる。
私たちはフロートを超え全力でカヌーを漕ぐが届かない。あまりにも遠い、と言っても諦めるわけにはいかない。結局拘束され松田ぬ浜に戻されたのは9時20分早すぎる❗️
K8護岸、k9護岸朝にランプウェイ台船に赤土が山と積んであるので時間調整のため長島に上陸して1時間休憩をした。
その後、抗議船に乗りK9護岸に回った。
<K9護岸>
風:約8m/s、波:ウネリが伴い1〜2m。
K9護岸近くの海上で約1時間待ちランプウェイ台船が離岸するタイミングで11時40分フロートを超えた。今回は不発に終わった。こんなこともある。
今朝、大浦湾に入ったガット台船は6隻、それが9時ごろから一斉に空のランプウェイ台船の横に付けて赤土を移しかえる。その音やマリンセキリティのスピーカーからの大音量で静寂の大浦湾は騒音が激しい場に変わる💢。もちろん海底の砂や泥が巻き上げられ青い海が黄色っぽくなっている💢。これでも環境等監視委員会は「環境に与える影響は小さい」と言い切っていることがすごい。私はあえて言いたい"小さい"は"大きい"の間違いではないでしょうか。
長島に上陸して、左が辺野古、右が大浦湾、オーシャンブルーの海は美しすぎる。
2020年
2月
20日
木
たんぽぽ舎高江特派員報告 20200220
天候:午前中曇り、午後晴れ、1日中風は穏やか。気温日中で約17℃かなり寒い。水温も低い。
*県全域に波浪注意報
私は久しぶりの海だ。仲間と安和の海岸を漕ぎ出すのは本当に楽しい。赤土を運ぶ巨大なガット台船やベルト・コンベアで赤土を運ぶ風景がなければどれほど楽しいのかと思いながらカヌーを漕ぎ山橋の下に向かった。
<1度目の阻止行動(午前)>
最近はガット台船は大型になり当初の台船と比べて約2倍の赤土を積むことができる。毎回同じような時間や内容なので今回は事実だけを記録することにする。
水温も低く寒かったが全体としては約40分の成果であった。
<2度目の阻止行動>
2隻目の台船も10tダンプカーで300台以上積むことができるガット台船だ。
結局約40分粘り拘束される。
本日は、カヌー11艇の行動で合わせて1時間20分止めたこととなる。
海上保安官に拘束され高江の海岸に戻どされる。法的根拠は不明。
2020年
2月
04日
火
たんぽぽ舎高江特派員報告 2020204
<1度目の阻止行動>
9時10分:カヌーは安和の海岸を出艇する。今日、赤土を積んでいるガット台船は大型たが積むペースが早いので10時半には出港する可能性がある。なので早めに対応する。その読みがよく1時間位カヌーを固定する時間が取れた。
水温も低く寒かったが全体としては約45分の成果であった。
<2度目の阻止行動>
11時15分:2隻目の台船が着岸。これも大型なので出港が14時30分と予想される。昼食をはさんで約2時間の余裕があった。
13時30分: カヌーを出艇する。結局約40分粘り拘束される。
本日は、カヌー10艇の行動で合わせて1時間25分止めた。
*今日も水温が低く、GBから飛び込んでくる海上保安官の若者は「寒い」と言っている。私たち全体としてはゆるく縛り、早めにロープが解けるように考慮している。この状態は3月の中頃まで続くと思う。
琉球セメント構内に積まれている赤土、ここに見えるダンプカーが構内を走り回り、ベルト・コンベアに赤土を供給する。
2020年
2月
04日
火
たんぽぽ舎高江特派員報告 2020203
2月1日(土)、2日(日)、3日(月)
の三日間カヌー教室を担当した。
沖縄では珍しく三日間とも天候が良く比較的暖かく理想的な教室となった。
私たちは海に出てカヌーを漕ぎ工事に対して抗議をし、場合によってはフロートを越えて工事の阻止行動をする時もある。
息長くそのような活動を続けるには新しい人が参加することが重要である。
世の中にはいろんな人がいるので"教室"といっても、それほど簡単ではない。海や山は自然が相手なのでそれなりに危険が伴う。単にカヌーを漕ぐだけじゃなく、そのようなことも一緒にやっていかなければならない。
教室が終わって、それなりの力がつき辺野古ぶるーとして海に出ることが出来るような人が1人でも増えれば、私は非常に嬉しい。
辺野古(松田ぬ浜)の浜から、太陽が水平線から登ってくるのは非常に美しい。しかしその前方にはK3護岸が海を切り裂いている。
2020年
2月
01日
土
たんぽぽ舎高江特派員報告 2020131
天候:曇り、気温日中で約16℃で寒い。風:朝弱く約2m/s、10時ごろから徐々に上がり5〜7m/s
<1度目の阻止行動>
8時25分:安和からの連絡によると、ガット台船は初めてのもので非常に大きい。(10tダンプカーで約400台分)はじめての船なので仮に11時30分出港と推定し
10時30分:7艇のカヌーは安和の海岸を出艇する。船の周りで様子を見、11時から桟橋下ネットにカヌーを固定する。
12時10分:赤土を積み終わり出港の合図が出る。この巨大な対戦には10tダンプカー4128台分、今まで最大の量を積んだことが確認されている💢💢💢。
12時25分:海上保安官が海に飛び込み、各カヌーにせまる。水温が低く風も何もあったのでそれほどきつくは縛らなかった。なので約35分の阻止行動であった。
13時20分:全員が浜にもどされる。
13時35分:次の台船が着岸した。次も大きな台船だったので、それを待つと、阻止行動が終わるのはかなり遅くなることが考えられる。今日は一隻の台船の阻止行動だけで2度目の阻止行動は行わず終了とした。その理由の1つに風がさらに上がり冷たく波が高くなってきたのもある。
朝8時55分、安和に美しい虹がかかる🌈。これはきっと良い知らせだと一瞬思った,
2020年
1月
31日
金
たんぽぽ舎高江特派員報告 2020130
天候:晴れ、風:海上で5→10m/s、波浪注意報、強風注意報が出ている。風は冷たく朝9時ごろから風が徐々に上がってくる。
第二テントの朝のミーティングの時、本日の海の状況について話した「今現在、風も穏やかで海も穏やかに見えるけれど船長の発言の通り海上で最大で13mの風が予想される。強風/波浪注意報も出ている。今日のカヌーでの海上行動は中止が良いでしょう」
と言うわけでカヌーの行動は中止とした。希望者が抗議船に乗り監視活動をした。
辺野古港を出てK8護岸付近まで行くと風も強く波も高くなってきている。
・ K3/K4護岸上:動きは無い。
・ K8護岸 :ランプウェイ台船が接岸している。赤土が満載されていた。8時40分頃からダンプカーがが乗り込み赤土搬出が始まった。
・ K9護岸 :8時20ランプウェイ台船が接岸している。ユンボが盛んに動き、ダンプカーがが乗り込み赤土搬出の様子が見える。
平和な辺野古の海を破る米軍の軍艦。突然巨大な軍艦(ドック型輸送揚陸艦)が現れる😭。
全長208.4m。
2020年
1月
29日
水
たんぽぽ舎高江特派員報告 2020129
天候:曇り、気温日中で約16℃で寒い。風は2〜4m/s。
<1度目の阻止行動>
8時25分:朝の安和からの連絡によると、ガット台船は比較的小さく(10tダンプカーで約180台分)9時30分出港と推定される。第二テントでのカヌーの準備を急ぎ早めに出発する。安和到着後、カヌーメンバー2名はすぐに安和の浜を出発する。
海に一艇でもカヌーがあるとガット台船は出港できない。特別台船の前や近くによる必要は無い。それほど力の差は大きい(私の計算では約10万倍)
その後10分後に全員が海に出る。いつものように桟橋下ネットにカヌーを固定するが時間が足りなく約35分の成果であった。といっても前後合わせると50分位の効果はあった。
<2度目の阻止行動>
台船は規模が大きかったので私たちは十分に時間が取れた。昼食をはさんで2時間の余裕があった。13時にカヌーを出艇する。2隻目は約40分粘り拘束される。
本日は、カヌー午前10艇、午後9艇の行動で合わせて1時間15分止めた。
*いつもより止める時間が短いように見えるが、今気温/水温も低くGBから飛び込んでくる海上保安官の若者は「寒い」と言っている。中には手や体が震えているものもいる。このような状態で私たちはギリギリまで粘ることを躊躇する。カヌーメンバーは一様に固定しているカヌーが早めに離れやすいようにしている。
今日は気温が低く、太陽も出なかったので非常に寒い1日だった。
ベルト・コンベアから赤土がどんどんガット台船に積まれる💢
2020年
1月
28日
火
たんぽぽ舎高江特派員報告 2020128
天候:曇り、気温日中で約17℃で寒い。風は3〜4m/s。海はウネリが入りガット台船の後部付近は1mほどの波高がある。
<1度目の阻止行動>
8時50分:安和海岸に到着、本日の着岸しているガット台船も大きい、10tダンプカーで約300台分の赤土を積むことができる。最近は朝一番で大きな台船を使うことが多い。9時50分出港と推定される。カヌーの準備を急ぎ、いつものように桟橋下ネットにカヌーを固定する。私は船の後方(沖の方)を選んだ。ウネリが強く取り込んでくる海上保安官は危険なのでカヌー固定は緩めに行った。
10時20分:海上保安官が海に飛び込み私たちを剥がしにかかる。
全体として約45分頑張る。
<2度目の阻止行動>
11時40分:2隻目のガット台船に赤土の積み込みが始まる。台船は規模が小さいので、満載になるまで約2時間はかかる模様。私たちは昼食をとり、12時30分にカヌーを出艇する。2隻目は約50分粘り拘束される。
本日は、カヌー8艇の行動で合わせて1時間35分止めたことになる。この程度の少ない人数でも成果は上がる。
拘束され、浜に向かう。前方はは琉球セメント構内、赤土が山と備蓄してある💢
2020年
1月
28日
火
たんぽぽ舎高江特派員報告 2020127
天候:晴れ、風:海上で7〜10m/s、波浪注意報、雷注意報が出ている。
朝、松田ぬ浜(辺野古の浜)から沖を見るとK3/K4護岸付近はかなり波が高い。朝のミーティングの時みんなと相談して、今日のカヌーでの海上行動は中止とした。
それで希望者だけ抗議船で監視活動をした。
辺野古港を出てK3/K4護岸付近まで行くと風も強く波も高くなってきている。監視船は一隻も出ていない。K8護岸手前まで行き風が強いのですぐ引き返す。従って、K9の動きは見れなかった。
・K3護岸上:根固め袋材を釣って移動している。
・ K4護岸上:動きは無い。
・ K8護岸 :ランプウェイ台船が接岸している。赤土が満載されていたが8時50分現在動きはない。
旧正月で漁師は休みですが、辺野古漁港では大漁旗を掲げている船がありました。
2020年
1月
25日
土
たんぽぽ舎高江特派員報告 2020124
<1度目の阻止行動>
8時50分:安和海岸に到着、着岸しているガット台船は大きい、10tダンプカーで約300台分の赤土を積むことができる。喫水線まで近い。10時ごろ出港と推定される。いつものように私たちは桟橋下ネットにカヌーを固定する。
10時15分:海上保安官が海に飛び込み私たちを剥がしにかかる。
全体として約50分頑張る。
<2度目の阻止行動>
11時35分:2隻目のガット台船に赤土の積み込みが始まる。1隻目で1時間近く遅らせたのでこの時間から始まる。満載になるまで2時間はかかる模様。私たちは昼食をとり休みもとり、12時45分にカヌーを出艇する。2隻目も約50分粘り拘束される。
本日は、午前中9艇、午後8艇の行動で合わせて1時間40分止めたことになる。この程度の少ない人数で成果は上がる。
辺野古に来たらぜひカヌー🛶の練習をし"辺野古ぶるーの一員"として、カヌーでの阻止行動に参加してみませんか?
練習は1日2〜3時間程度で三日間やれば、ほぼ海にでることができます。
セメントの積み出しなどで、古い桟橋を使っている。これは明らかに違法で約束違反である。新しい桟橋ができたらばこの桟橋は撤去しなければならない。沖縄では、このようなことが普通に行われる。
2020年
1月
22日
水
たんぽぽ舎高江特派員報告 2020122
天候:曇り/晴れ、気温日中で約20℃で肌寒い。風は約1〜1.5m/s。波はほとんど無い。
<1度目の阻止行動>
8時40分:安和海岸に到着、着岸しているガット台船は喫水線まで近い。10時30分ごろ出港と推定される。私たちは桟橋下までカヌーを漕ぎ、固定する。
10時:海上保安官が海に飛び込み私たちを剥がしにかかる。
約55分、粘り拘束される。
<2度目の阻止行動>
1度目の拘束から解放されたのは
11時10分、既に2隻目のガット台船には赤土の積み込みが始まっている。私たちは昼食をとり即、カヌーに飛び乗る。再び桟橋下までカヌーを漕ぎ、固定する。
13時10分:海上保安官が海に飛び込み私たちを剥がしにかかる。
約45分、粘り拘束される。
本日は2度の行動で合わせて1時間40分止めたことになる。
海上保安官が私たちの固定ロープを解き始める。海の中は冷たいのでかなり大変だ。
2020年
1月
16日
木
たんぽぽ舎高江特派員報告 2020116
天候:曇り/晴れ、風:海上で6〜8m/s、波高:K8護岸付近で約1.5m(ウネリをを伴う)、気温日中約23℃。
*本日は朝、松田ぬ浜でも風が強くおよそ6〜7m/sの向かい風、波は0.8〜1m、とカヌーを漕ぐには厳しい。しかし、K8を目指して一応出発する。K3/K4のコーナーを曲がるとさらに風:8m/s、波:約1.5mと強くなり、途中赤白鉄塔前で抗議船に乗り込む。
以上のような状態でK8護岸近くのフロートまで到達、K8/k9の工事を監視した。
その後、船長とカヌーチーム メンバーと相談し本日は撤退することにした。
<K8護岸>
朝、護岸に到着するとすでにランプウェイ台船にユンボ、ダンプカーが乗り込み赤土の搬出が始まっていた。
台船には満載近く赤土が積まれている。空になるまでには午前中時間がかかると判断する。
<K9護岸>
長島附近から遠くにK9護岸を見ることができる。こちらも台船にユンボ、ダンプカーが乗り込み赤土の搬出が始まっていた。
**************
本日のような早めの撤退(判断に迷ったら安全サイドに)は海や山では重要であると思っている。ともすれば「せっかく来たのだから」と不満の人もいるかもしれない。もし、撤退の後に風がおさまり天気が回復すれば「判断ミス」と責められることもある。しかし、私はそれは結果論であり、その時点での判断は正しかったと自信を持って言うことにしている。
**************
撤退😭‼️
2020年
1月
15日
水
たんぽぽ舎高江特派員報告 2020115
天候:曇り/晴れ、気温日中で20℃で暖かい。風は一日中穏やか約1〜1.5m/s。波はほとんど無い。
*本日はカヌー11艇
<抗議&阻止行動>
8時35分:安和海岸に到着、着岸しているガット台船は喫水線までかなりある、満載まで予想では11時30。積み込み速度が遅い。数日前と昨夜の雨が効いていると思われる。雨が降ると赤土がドロドロとなりベルト・コンベアで運ぶのはかなり無理がある。故障の原因ともなる。
昼も休まず作業を行ない、結局13時40分に満載となり出港の準備が開始された。
13時48分:海上保安官による排除がはじまる。全員がよく粘り、全体として約1時間5分一隻で1時間越えは昨日に引き続き2日連続である。
安和の海で白鷺が飛んでいる。このような自然を未来の人に残したい。
2020年
1月
14日
火
たんぽぽ舎高江特派員報告 2020114
天候:晴れ、気温日中で約20℃太陽があると暑い位である。風は一日中穏やか約1〜2m/s。
<阻止行動>
8時45分:安和海岸に到着、着岸しているガット台船は喫水線が高く、おまけにベルトコンベヤが故障して11時ごろ出港するとの予想。実際はさらに1時間以上遅れた。
11時30分:私たちが安和の海岸を出艇した。そして桟橋の下に入りカヌーを固定する。
実際の工事は、昼も休まないで赤土を積んでいる。
12時55分:海上保安官によるカヌーの排除/拘束がはじまる。今日は時間的に余裕が十分にあり、かなり念入りにカヌーを固定した。
今回は驚異的な粘りを見せたのはKさん(女性)で、なんと1人で55分の最長記録を作った💯。従って、全体的には約1時間 10分ほど出港を遅らせた。
この1台目のガット台船はダンプカー297台の赤土を積んだとの報告がある。これが出港したのは14時15分、新しい台船が入ってきたのは14時30分、それから赤土を積み始まるので今日中に満載するのはかなり難しい。暗くなってもがんばれば可能ではあるが。
*終わってからの反省会でみんなの顔が明るかった。
本日1隻目のガット台船、出港は14時15分までかかった。
2020年
1月
11日
土
たんぽぽ舎高江特派員報告 2020111
天候:曇り/晴れ、風:海上で4〜 5m/s、海上:波高K8護岸付近で約80cm、気温日中約23℃。
<K8護岸>
朝、護岸に到着するとランプウェイ台船にダンプカーが乗り込み赤土の搬出が始まっていた。
台船には満載近く赤土が積まれている。空になるまでには午前中時間がかかるとの判断でK9護岸に回る。
<K9護岸>
K9護岸に到着するとまだ1/3位赤土が残っている。2時間ほど待った(しかしその間に海上カフェがオープンし、おいしい🍰とおいしいコーヒー☕️を飲むことができた)
11時過ぎ、ランプウェイ台船は空となり、それを離岸させるためにタグボートが来て牽引するロープをつなぎ引き始める。このタイミングで9名がツノ付きフロートを越え抗議&阻止行動をした。驚くことに今日はカヌーチームの1名が台船に到達した。当然、台船を引くタグボートはストップした。
昨日と同じように、海上保安庁GB (ゴムボート)、私たちのカヌー、タグボート、ランプウェイ台船が入り乱れていることにより、赤土を満載した次の台船が接岸できない。今日は作戦がズバリと当たったと思う💯🤗。
昨日よりも確実に10分ほど余分に時間が経過した。つまり25分ほど止めることとなった。
全員が拘束され、解放されたのは12時30分、それから抗議船に乗り松田ぬ浜にはおよそ13時に戻った。途中K8護岸の作業状況を見たが、昼食との関係もありK8護岸に対しての阻止行動は断念した。
ランプウェイ台船がタグボートに引かれK9護岸に向かう。
拘束されているカヌーメンバーは諦めずプラカードで抗議する。
2020年
1月
10日
金
たんぽぽ舎高江特派員報告 2020109
天候:曇り、風:海上で2〜4m/s、海は比較的穏やか、気温約18℃
私は今年最初の海上行動である。朝、松田ぬ浜(辺野古の浜)からカヌーを漕ぎ出しK8護岸に向かう。久しぶりのカヌーは心地よく、雲の間から漏れてくる太陽の光はなにか希望を感じさせる。しかし、現実はかなり厳しい年となりそうだ。
<K8護岸>
朝、護岸に到着すると、すでに赤土の搬出は始まっていた。ダンプカーがひっきりなしにランプウェイ台船に乗り込む、昼近くまでかかりそうだ。待ち時間に抗議船に乗りK9護岸に向かう。
1時間ほどでK8護岸に戻る。
11時30分、ランプウェイ台船の入れ替えが始まったのでオイルフェンスを超え抗議&阻止行動をした。あっけなく海上保安官に拘束される。新しい年になっても、彼らは「今年こそは正しい事をやろう」と言う気持ちは微塵もない。ただただ、命令に従っている
<K9護岸>
K9護岸に向かう途中大浦湾にいる作業台船を数えると
・ランプウェイ台船、、、7隻
・ガット台船(輸送船)、、5隻
である。これらの巨大な船が湾内にいる(走り回る)事は海が汚れ"環境"にたいしてすごい負荷がかかると想像できる。サンゴや他の生物には致命傷になっている事は間違いない💢💢💢。
K9護岸でも赤土の搬出が行われている。
大浦湾のこのような工事を見ていると、とても環境監視等委員会が機能しているとは思えない。いったい、この"専門家"は何をしているのでしょうか?県民/国民にこれらの説明をする責任は当然あるでしょう。
赤土をガット台船からランプウェイ台船に移してます。