気候科学者の受難(マイケル・マン氏の裁判から振り返る)

江守正多   東京大学 未来ビジョン研究センター 教授   5/12() 7:01

https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/ccb8feded4f2ee3f3137db855a7a0440df8c8bd0

米国の気候科学者マイケル・マン氏(ペンシルバニア大学教授)が裁判で勝訴したというニュースがありました。この裁判は、マン氏が保守派の論客2人を名誉棄損で訴えていたものです。

マン氏は二〇〇〇年頃から始まる「ホッケースティック論争」以降、政治的な対立に巻き込まれてきました。今回は、その論争を振り返り、気候科学への党派的攻撃について書きます。

ホッケースティック曲線

マン氏は、一九九八年九九年の論文で、過去数百年~千年の北半球の樹木の年輪のデータを解析しました。樹木は暖かい年によく成長するため、年輪の幅は過去の気温を推定するための代替指標として用いられます。

マン氏の研究の当初の目的は、過去の気候の自然の変動を解明することでした。しかし、結果として得られたグラフは、二十世紀の気温の上昇が、過去の自然の変動の範囲を明らかに超えた例外的なものであることを示していました。

このグラフは、変動の小さい過去の期間と二十世紀の急激な上昇をアイスホッケーのスティックのシャフトとブレードにそれぞれ見立てて「ホッケースティック曲線」とよばれるようになりました。そして、二〇〇一年公表の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第三次評価報告書の要約でハイライトされ、人間活動が地球温暖化を引き起こしている証拠として注目を集めました。クライメイトゲート事件

すぐさま、ホッケースティック曲線は、地球温暖化が人間活動によるものだと認めたくない(あるいは、人々がそう信じることを妨害したい)保守派の論客の標的になりました。

批判者たちは、マン氏のグラフが「中世温暖期」や「小氷期」といった歴史的に知られた気温変動を過小評価しており、データ処理の統計手法等に問題があるという疑惑を投げかけました。

そんな中で二〇〇九年に起きたのが、(大きなスキャンダルという意味でウォーターゲート事件になぞらえて)通称「クライメイトゲート事件」とよばれた、英国イーストアングリア大学のメール流出事件です。

この事件では、マン氏を含む研究者のやり取りした電子メールのデータが大量に盗まれて公開されました。その中から、研究者が年輪から復元した気温データの「下降を隠す」ために「トリック」を使う相談をしたと疑われるメールが文脈から抜き出されて注目され、研究者のデータ改ざん疑惑として騒動になったのです。

その後、英国議会、イーストアングリア大学等でいくつもの独立調査委員会が設置されて調査が行われましたが、いずれの委員会も、科学的な不正は無かったことを結論しています(「下降を隠す」ための「トリック」は、単にグラフの作図方法の相談であり、データの改ざんではありませんでした)。

一方で、メールを盗んだ犯人は未だにわかっていません。二〇〇九年は、コペンハーゲンで国連気候変動枠組条約の締約国会議COP15が行われ、京都議定書の次のルールが話し合われる重要な年でしたが、流出したメールはその会議の直前に、まるで会議を混乱させることを意図したようなタイミングで公開されています。

度重なる攻撃とマン氏の反撃

流出したメールにより生じた疑惑に基づいて、二〇一〇年には、保守主義者であったバージニア州の司法長官が、マン氏が州の助成金を使用した研究で詐欺を行ったなどの疑いを主張し、当時マン氏が勤務していたバージニア大学に対して、マン氏の勤務に関する膨大な資料の提出を要求する調査請求を行いました。

これはマン氏や大学に対する悪質な嫌がらせであるだけでなく、研究者コミュニティー全体に対して、保守派を刺激する研究を踏みとどまらせる委縮効果をもたらしうる行為でした。請求は裁判所により棄却されましたが、マン氏の研究活動を妨害する目的はそれなりに果たしたことになるでしょう。

データ改ざんの疑いが晴れて以降も、攻撃は止みませんでした。二〇一一年には、保守派の論客ティム・ボール氏が「マン氏は(当時勤務していた)ペンシルバニア州立大学ではなく、州立刑務所にいるべきだ」と発言し、マン氏はこれを名誉棄損で訴えました(この裁判は、マン氏側による遅延などの理由で二〇一九年に却下されました)。

二〇一二年には、やはり保守派の論客のランド・シンバーグ氏が、(当時ペンシルバニア州立大学のフットボールコーチが起こした児童性的虐待事件になぞらえて)「マン氏は児童を性的虐待する代わりにデータを性的虐待し拷問した」と発言し、別の論客マーク・スタイン氏がこれを引用しました。

今回判決が出た裁判は、このシンバーグ氏とスタイン氏をマン氏が名誉棄損で訴えていたものです。判決では、被告側に合計一億円以上の懲罰的損害賠償の支払いが命じられました。

ホッケースティックのその後

一連の論争と今回の判決についての筆者の受け止めを書く前に、ホッケースティック曲線がその後科学的にどう評価されたかを見ておきましょう。

IPCCの第四次(二〇〇七年)および第五次(二〇一三年)の評価報告書では、ホッケースティック曲線が報告書の要約に登場することはありませんでした。しかし、その間にこのテーマには多くの研究グループが参入し、異なるデータ、異なる統計手法を用いて研究が繰り返されました。

二〇一九年には、この分野の世界中の研究者が参加するコンソーシアム(PAGES2k)による、利用可能なすべてのデータを使い、複数の統計手法を用いた決定版ともいえる研究が発表されました。その結果は、一九九九年に発表されたマン氏のものと基本的に変わらないホッケースティックの形状を示していたのです。

二〇二一年に公表されたIPCCの第六次評価報告書では、この最新のホッケースティック曲線が再び要約でハイライトされました(ただし、二〇〇一年のときは対象地域が北半球のみ、期間は過去千年だったものが、今回は地球全体、過去二千年以上にバージョンアップしています)。ちょうど二十年の時を経て、ホッケースティック曲線がIPCC報告書の要約に返り咲いたのは感慨深いです。

ハンデを負った闘い

筆者は十数年前にマン氏とある会合でお会いし、一度だけ短い会話を交わしたことがあります。

筆者は以前から思っていたことを、こんなふうに言いました。

「気候変動懐疑論者との闘いはプロレスの試合みたいじゃないですか。悪役レスラーは反則し放題で、凶器も使う。一方こっちは反則無しで闘わないといけない。」

マン氏は「おお、そう思うかい?」と応じ、共感する表情を浮かべたように記憶しています。

実際のところ、批判者たちの攻撃は凶器になり得ます。保守系メディアで主要な論客が放つ主張は、価値観や利害を同じくする人々に「気候変動はやはり科学者の捏造だった」と信じ込ませるだけでなく、その人々を動員して標的となった科学者に殺害予告を含む大量のヘイトメールを送らせる効果をもち、科学者や家族や同僚のメンタルに深刻なダメージを与えると同時に、時間を奪い、仕事を妨害します。

それに対して、標的となった科学者側は、いくら相手の主張の欠陥を鋭く指摘して皮肉ってやりたい衝動にかられても、同じような品の無いやり方で報復するわけにはいきません。

マン氏の採った訴訟という選択は、それはそれでメンタルと時間を消耗する覚悟が要りますが、正当な反撃方法であり、それによって勝ち取った今回の勝訴には大きな意味がありました。

党派的な論争は続く

ホッケースティック曲線に対する批判派の科学的な認識はいかなるものでしょうか。

本当に科学者がデータを改ざんしており、気候変動の科学は疑わしいと心から信じているのでしょうか。もしくは、本当はそう思っていないけれども、気候変動対策を遅らせるための戦略としてそう主張しているだけでしょうか。あるいは、リベラルなアジェンダには無条件で反発するのであって、科学的な認識などどうでもよいのでしょうか。

それぞれの論客によって違うでしょうが、どれもあり得ると思います。もしかしたら一人の論客の心理の中でも、これらが入り混じっているのではないかと想像します。

日本のSNSを見ていても同様なクラスタの存在を感じますが、日本における気候変動に関する党派的な論争は米国ほど苛烈ではなく、筆者を含めて日本の気候科学者が深刻な攻撃を受けたという話は聞きません。

もちろんこのような問題は気候科学の分野に限ったことではありません。コロナ禍においてワクチン接種を奨励する専門家や医師に対する反ワクチン派からのSNSでの脅迫などの攻撃が、米国その他の国だけではなく日本でも深刻な問題になりました。他にもSNSでのヘイトの問題が様々なテーマに及んでいることは言うに及びません。

米国ではマン氏の勝訴が分野を問わず専門家への党派的な攻撃をある程度抑止する効果をもたらすことを期待する声があがっています。

しかし、大統領選の共和党予備選でのトランプ氏の躍進(初出原稿執筆当時)を見ていると、米国社会の党派性の極端化は衰えを感じさせず、なかなか楽観的な気持ちにはなれないところです。

(初出:岩波『世界』20244月号「気候再生のために」)

江守正多   東京大学 未来ビジョン研究センター 教授

1970年神奈川県生まれ。1997年に東京大学大学院 総合文化研究科 博士課程にて博士号(学術)を取得後、国立環境研究所に勤務。同研究所 気候変動リスク評価研究室長、地球システム領域 副領域長等を経て、2022年より現職。東京大学大学院 総合文化研究科で学生指導も行う。専門は気候科学。IPCC(気候変動に関する政府間パネル)第5次および第6次評価報告書 主執筆者。著書に「異常気象と人類の選択」「地球温暖化の予測は『正しい』か?」、共著書に「地球温暖化はどれくらい『怖い』か?」、監修に「最近、地球が暑くてクマってます。」等。記事やコメントは個人の見解であり、所属組織を代表するものではありません。

小若順一(食品と暮らしの安全基金)氏作成の

 「炭素のチリをゼロ」石炭火力で危機を克服-

 地球温暖化の原因はCO2でない-第2弾資料

以下のアドレスからプリントできます。

http://tabemono.info/cgi-bin/download/download.cgi?name=d0052-print.pdf

 英語版は、こちら

 

http://tabemono.info/IMAGE/CO2_eg.pdf

真鍋叔郎論文1967MAY.pdf
PDFファイル 1.2 MB
特別講演会「地球温暖化と海洋」.pdf
PDFファイル 2.9 MB

ココが知りたい地球温暖化

https://www.cger.nies.go.jp/ja/library/qa/print/

地球温暖化に対する懐疑論

wiki/地球温暖化に対する懐疑論


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12/25「二酸化炭素の恩恵-まっ先に食糧問題」<--クリック     広瀬隆

12/18「脱炭素」に騙されないために <--クリック-CO2温暖化は、ホント?-  川村晃生


新着情報 2021.12.25 たんぽぽ舎メルマガに掲載

「二酸化炭素の恩恵-まっ先に食糧問題」 広瀬隆

 

メルマガに掲載された記事を、そのまま以下に転載しました。

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┗■3.二酸化炭素の恩恵-まっ先に食糧問題 (上)(2回の連載)

 | 「大気中のCO2は植物の肥料そのもの」

 | 中学校で光合成による炭酸同化作用を習ったはず

 └──── 広瀬 隆(作家)

 

 最近の地球温暖化論者たちは、低炭素社会だとか、脱炭素社会だと言うけれど、頭がおかしいんじゃない?

 CO2を否定的に見ることをやめて、建設的に考えてごらん!!

 地球上の人口の爆発的増加は最も気がかりな問題の一つなので、人口増加による食糧問題から考えてみよう。

 二酸化炭素による植物の成長がその答だ。

 

1.食糧問題

 

「地球の気温をCO2が決定している」という説には同意できない。

 しかし「化石燃料の大量消費とCO2の排出を抑えるべき」ということには異論がない。─こういう意見がある

 

 この科学的意見は、世の中に、かなりの数の人が持っている。

 果たしてそれは世界人口を考えた時に、正しいのだろうか?

 地球温暖化論者がしきりに強調する「温室効果」というのは、二酸化炭素、メタンなどの温室効果ガスが地球を覆うと、ハウスのように気温を高くする「温室効果greenhouse effect」を起こす。

 だから、このガスが悪いので、排出を抑えろっていうんだよね?

 しかし温室で植物を栽培するんだよ。

 膨大な数の人口を養うのに、温室って、悪いものなのだろうか?

 

2.中学で、光合成による炭酸同化作用を習わなかった?

 

 光合成というのは、太陽の光の電磁波エネルギーを、化学エネルギーに変える光化学反応によって、光合成による炭酸同化作用が起こり、「生命の源」となる有機物がこの世に大量に生まれたというメカニズムのことだよね。

 地球温暖化論者はこの最も大事な地球の摂理を忘れているんだよ。

 

 炭素+2つの酸素=二酸化炭素

 2つの水素+酸素=水

 

 この二酸化炭素と、水から、炭水化物のブドウ糖と、酸素ができるんだ。

 動物は、この植物が出してくれる酸素を吸って生きているんだよね。

 つまり植物の光合成では、光から得たエネルギーを使って、空気中の二酸化炭素CO2と、根から吸い上げた水H2Oを使って、炭水化物(糖分)を合成し、 水を分解しながら酸素O2を大気中に供給してくれる。

 だから家にこもらないで太陽の光を浴びなさい!!っていうんだよね。

 

 CO2は、ホラー話の温暖化危機どころか、人類にとって植物の成長を促進する最重要の化学成分なんだよ。われわれ動物に必要な酸素O2も、水とCO2から出てくるんだ。低炭素社会に住みたい人間は、地球から出ていきなさいよ。

 

3.では、地球の二酸化炭素は、どこから出てきたの?

  温室内のCO2濃度を高くすると野菜の成長が  非常に早くなることが実証されている

 

 いいかい、石油と天然ガスと石炭を燃やして二酸化炭素CO2を大気中に排出すると、そのうち7割は、植物が光合成に利用しているんだ。

 だって、植物の主要な元素は炭素Cであり、その大部分は化石燃料から来ているので、化石燃料の燃焼によって、地球の緑が増えていることを知ってる?

 有機農業の有機っていうのは、炭素化合物という意味だよ。

 そのためハウス栽培では、CO2濃度を(2021年現在の大気中濃度)400ppmから、1000~1500ppmに上げて増収を図っているのだよ。

 次の表(注)をみてごらん!!

 ハウス内でCO2濃度を300ppm上げた時のあらゆる種類の農産物の収穫量の増加率は、みな2割~8割 もの増収になっている!!

 

 このように化石燃料を燃やして大気中のCO2濃度が上昇したので、穀物の生産量が上がってきたのだ。

 

 温室内のCO2濃度を高くすると、野菜の成長が非常に早くなることが実証されているんだ。

 つまり大気中のCO2は植物の肥料そのものなのですよ。

                         (下)に続く

 

(注):「表」は、本文と共に、たんぽぽ舎のホームページに

   アップする予定です。アップされ次第お知らせします。

 HP http://www.tanpoposya.com/ 

 

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┗■3.二酸化炭素の恩恵-まっ先に食糧問題 (下)(了)

 | 「植物の成長を遅らせ、人間と生物にとって最もこわい飢餓を

 | 起こす」のは、温暖化ではなく、寒冷化である

 └──── 広瀬 隆(作家)

 

◆世界の穀物  生産量・消費量・備蓄量(2007~2017年)と

◆インドの穀物生産量のグラフ(注)を見てごらん。

 

 この増産分が消えてもいいのか?

 実例を説明しよう。

 1765年にジェームズ・ワットが効率的な蒸気機関を発明して石炭火力からスタートした産業革命後、過去250年間で穀物生産量がおよそ2倍になったのは、農業技術の進歩のせいだけではなく、近年に化石燃料を燃やして大気中のCO2濃度が上昇したことによるのだ。

 このCO2に濡れ衣を着せて汚染物質に指定し、悪魔に仕立てたオバマ大統領たちは、犯罪者であると、2017年10月16日、60人の科学者が連名で批判した。

 

 さらに、─Nature Climate Change誌2016年4月号には、8ヶ国24機関所属の31人の科学者が衛星観測結果を解析した結果、以下のような結論を公表した!!

 1982~2012年の約30年間で

 ・地球全体で植物の量は10%増えた。

 ・植生がある場所のうち、25~50%で緑が増えた。減った場所は、わずか4%だけであった。サハラ砂漠南部、シベリア、アマゾン流域の緑化が特に顕著である。

 ・緑が増えた場所の総面積は、1800万平方キロメートルに達し、アメリカ本土の2倍以上である。

 ・このように緑が増えた要因のうち、ほぼ7割は、大気中のCO2の増加によると推定される。

 

 したがって、「地球の気温をCO2が決定している」という説には同意できない。

 しかし「化石燃料の大量消費とCO2の排出を抑えるべき」ということには異論がない。という科学的意見の後半部分─「CO2の排出を抑える

べき」は、植物の成長を考えた時に、正しくないのである。

 実際には、「植物の成長を遅らせ、人間と生物にとって最もこわい飢餓を起こす」のは、温暖化ではなく、寒冷化である。

 

4.現在は寒冷化に突入しつつあるって本当?

 

 そして今迎えた2021年の冬は、太陽の黒点が激減しているので、宇宙物

理学者たちが、極度の寒冷化が地球を襲う可能性が高いと警告を出した。

 そのため、地球温暖化論者が騒いで石炭火力を閉鎖させ、電力供給が不

安定な自然エネルギーの普及に熱中したおかげで、電力不足の影響が表面

化し、ガス価格と石炭価格が暴騰した。

 つまり地球温暖化論者の政策が、石炭火力を廃絶に追いこめば追いこむ

ほど、波状的に電気代とガス代の価格が4倍から6倍にも暴騰して、いよ

いよ寒い冬を迎えたのだ。

 

 IPCCの地球温暖化論者を支えるアメリカのバイデン大統領とEU議会の愚かさが生活を逼迫し始めたので、今や彼らに対する批判は、アメリカ・ヨーロッパでますます激しくなっている。 

 そして原油価格の高騰が引き金となって、日本のガソリン価格は、2021年10月11日時点で、7年ぶりの値上がりでリッター162円となった。

 さらにこの原油価格・天然ガス価格・石炭価格・ガソリン価格(輸送価格)灯油価格(暖房費)が連動して高騰し、電気・ガス料金値上げから、食品などあらゆるものの物価が値上げせざるを得なくなった。

 

 この世界的な地獄を招いている責任者は誰なのか?

 知りたくないですか?

 

(注):「表」は、本文と共に、たんぽぽ舎のホームページにアップする

予定です。アップされ次第お知らせします。

 HP http://www.tanpoposya.com/ 

 

新着情報 2021.12.18  たんぽぽ舎メルマガ編集部からの案内

(12/18~12/25:長期掲示) 

12/18より、以下のテーマについてメールマガジンで連載しました。 

メールマガジンでは「図・グラフ」を添付できませんでしたが、この頁の下部にも転載しました。参照願います。

「脱炭素」に騙されないために

-CO2温暖化は、ホント?-
川村晃生:「みどり・山梨」温暖化問題検討委員会
 

メルマガに掲載された記事を、そのまま以下に転載しました。

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┗■1.「脱炭素」にだまされないために

 | -CO2温暖化は、ホント?- (その1) (4回の連載)

 | 地球温暖化がCO2によるものではない-6つの理由

 └──── 川村晃生(「みどり・山梨」温暖化問題検討委員会)

【大見出し】5つの紹介

1.地球温暖化がCO2によるものではない-6つの理由

2.二酸化炭素温暖化説の非科学的すり替え

  「ヒートアイランド」の原因はCO2ではなく

  エネルギーの過剰な使用なのです

  気温の上昇は都市部の排熱が大きな原因

3.異常気象は地球温暖化のせい?

  偏西風によって引き起こされる

4.CO2と経済-資本主義再編化のもくろみ-

5.これからのエネルギーは?

☆ 地球が目下のところ局所的に温暖化していることは認められると言ってよいでしょう。

 しかし、それがCO2の増加によると言えるかというと、疑ってみる必要があります。

 世論や報道ではなく、科学的な議論と検討をしなければなりません。

 CO2のためだと思い込まされているあなたのために、このリーフレットは作られました。

 

1.地球温暖化がCO2によるものではない-6つの理由

(1)因果関係が逆です。

 温暖化しているからCO2が増えているのです。

 温暖化とCO2は確かに因果関係があります。

 しかしCO2が増えて温暖化しているのではありません。

 温暖化しているためにCO2が増えているのです。

 

 それはハワイにおけるCO2の長期観測者キーリングが作成した

気温とCO2との相関関係を示すグラフ(注)を見れば分ります。

 CO2は気温の変化の後追いをしているのです。

 

 グラフ:「気温の変化と二酸化炭素の変化の対応」

  CO2は気温の上昇よりは遅れて変化している。

  (C・D Keeling 1989 による)

  (根本順吉『超異常気象』中公新書 1994)

 

(2)温暖化の主因は天象の変動にあります。

 

 地球が温暖化しているのは、主に太陽の黒点活動や宇宙線の照射量などの天象の変動によるものです。

 つまり太陽の黒点が増えれば太陽からのエネルギーが増え気温が高くなります。

 また宇宙線の照射量が 増えると水蒸気が雲になりやすくなり、気温は下がりますが、逆に減ると気温は上がります。

 さらに地軸の傾きが変わることによって、地球と太陽の距離が変化します。温暖化に限らず寒冷化も、こうした天象の複合的関係にまず目を向けるべきです。

 

(3)CO2の温暖化への寄与率は、わずか3%です。

 

 温暖化の原因となる温室効果ガスにはさまざまな物質がありますが、水蒸気が95%の寄与率を占めて圧倒的に高くCO2はわずか3%にしかすぎません。

 複雑系の地球環境がわずか3%の寄与率のCO2だけで左右されるはずがありません。

 

(4)CO2では寒冷化の時期を説明できません。

 

 CO2は年を追って増加し続けているのに対して、1960年代、および1999年から2013年の間、地球は寒冷化しており、CO2との相関関係が認められません。つまり温暖化はCO2の増加では説明できないのです。

 

(5)地球は温かくなることもあれば、寒くなることもあります。

 

 地球は誕生以来、温かくなったり寒くなったりをくり返しています。

 現在は暖かくなっていますが、ごく長期的な40万年単位で見れば気温差12度Cでの温暖化ど寒冷化を何度も繰り返していますし、短期的な700年周期で見れば温暖化に向かっているとも言えるのです。

 悠久とも言える地球の歴史の中で、20~21世紀の気温変化などは寒暖史の一瞬のできごとにすぎないのです。

 

(6)IPCCのデータは意図的な握造を疑ってみる必要があります。

 

 CO2の温暖化を言い始めた組織IPCC(気候変動に関する政府間パネル)のデータは信用できません。

 その典型例は、1000年から最近までの気温変化を示したIPCCのいわゆる「ホッケースティック」と呼ばれる下記の図(注)が、過去の気温変化を正確に図示せず、1900年頃から急激に気温が高くなったように捏造されたのです。

 

 それは2009年にイギリスの気候研究ユニットのサーバーから多数の交信メールや文書が流出したことで明らかになったのですが、それが発覚するとその図がIPCC報告書かち消えてしまいました。

 これがクライメートゲート事件と呼ばれるものですが、日本では全く報道されませんでした。

(その2)に続く

 

 図:「ホッケースティック」

   2001年1月のIPCC第3次評価報告書。

   「人為的CO2温暖化の決定的証拠」として

   大々的に宣伝されたグラフ。

   その後、各界から大きな批判を受けて2007年の

   第4次評価報告書で削除され、現在は捏造されたことが

   明らかになった。

 

                (2021年12月1日発行・編集「みどり・山梨」

                               温暖化問題検討委員会より)

                     川村晃生 TEL FAX兼用 055-252-0288

 

【注】グラフや図は、本文と共に、たんぽぽ舎のホームページにアップされる予定です。

   アップされ次第、メールマガジンでお知らせ致します。

 HP http://www.tanpoposya.com/ 

 

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┗■2.二酸化炭素温暖化説の非科学的すり替え

 | 気温の上昇は都市部の排熱が大きな原因

 | 「脱炭素」にだまされないために

  |  -CO2温暖化は、ホント?- (その2) (4回の連載)

 └────  川村晃生(「みどり・山梨」温暖化問題検討委員会)

   

2.二酸化炭素温暖化説の非科学的すり替え

  「ヒートアイランド」の原因はCO2ではなく

  エネルギーの過剰な使用なのです

  気温の上昇は都市部の排熱が大きな原因

 

◎ 多くの人が、地球温暖化とヒートアイランド(都市部の局地的な温度上昇)という全く別の現象を混同しているようです。

 ヒートアイランドとは、冬にストーブをたいた室内(都市部)の温度がぐんぐん上がるような現象です。

 この現象は、都市化(都市への人口集中)に伴って増え続けたエネルギー消費によって起きたものなのです。

 

◎ またエアコンで室内温度を下げ屋外にその熱を放出することにより、熱帯夜や「ゲリラ」豪雨の増大などが起こるわけで、ヒートアイランドによって温暖化してもいるのです。

 戦前(1931~1940年)と近年(1991~2000年)を比べると熱帯夜(最低気温が25度C以上の夜)の増加は大都市に特有な現象で、福岡・東京・京都・松山・名古屋の順に多くなっています。

 太陽熱を吸収する土を取り去りコンクリ一卜・ジャングルとなつた都市での熱帯夜の原因の多くは、クーラーや自動車などによる膨大な廃熱の増加なのです。

 

◎ 関東地方の高温延べ時間(気温30度C以上の総時間数)の広がりをみると、1981年~1999年のほぼ20年間で2倍に増加しています。

 これは、首都圏の拡大によって大都市化が進んだからです。

 また関西地方では、京都・大阪から奈良市、丹波の山中にまで熱がおしよせています。これも関東地方と同様に周辺地域が都市化しているからです。

 

◎ さらに、冬1月の月平均値の気温上昇率についてですが、ワーストワンの東京に続いて、2位札幌、3位帯広と暖房が必要な北海道の都市が上位にあります。気温上昇の寄与率は夏より冬のほうが高いのですが、これをみても、気温の上昇は都市部の排熱が大きな原因であり、それが都市周辺の地域に拡散しているのです。

 温暖化を語るなら、地域を直接加熱する「ヒートアイランド」を重視しなければなりません。 

 

(その3)に続く (2021年12月1日発行・編集「みどり・山梨」温暖化問題検討委員会より)

                    川村晃生 TEL FAX兼用 055-252-0288

 

【注】グラフや図は、本文と共に、たんぽぽ舎のホームページにアップさ

れる予定です。

   アップされ次第、メールマガジンでお知らせ致します。

    HP http://www.tanpoposya.com/ 

 

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┗■5.異常気象は偏西風によって引き起こされる

 | 「脱炭素」にだまされないために

 | -CO2温暖化は、ホント?- (その3) (4回の連載)

 └──── 川村晃生(「みどり・山梨」温暖化問題検討委員会)

 

3.異常気象は地球温暖化のせい?

  偏西風によって引き起こされる

 

◎ 文明の進展とともに増加した人為的CO2が、地球温暖化をもたらすものでないことは、以上で明らかにしたどころですが、頻発する異常気象の原因が不用意に地球温暖化に求められています。

 高名な経済学者である宇沢弘文氏(『地球温暖化を考える』1995.岩波書店)は、「地球温暖化の予兆と考えられるような気候条件の変化において、異常気象が世界の各地でみられはじめ」ていると指摘しています。

 また、マス・メディアも、「地球温暖化に伴い干ばつ、洪水などの自然災害が多発(中略)

 脱炭素社会づくりは、世界の安全保障上も重要だとする『気象安全保障』という言葉が頻発に語られるようになってきた」

(山梨日日新聞、2021.7.26)と主張しています。

 

◎ 異常気象は大きな災害を発生させます。

 それゆえに、〈地球温暖化→異常気象→災害〉という思考が無前提に一般化されてしまっています。

 しかし異常気象は偏西風によって引き起こされ、偏西風が南北に大きく蛇行することで異常気象を引き起こすということが気象学の通説なのです。

 陸地が複雑に入り組む北半球では岩石は熱しやすく冷めやすい、逆に海水は熱しにくく冷めにくいのですが、このことが主な原因となって、偏西風を大きく南北に蛇行させていると言われています。

 

◎ 例えば、2007年に観測された40.9度C(熊谷市、多治見市)の異常気象は、偏西風が南北に蛇行し、それに伴ってチベット高気圧が東へ大きくはり出し、本州付近を越えるほどになったことが原因です。

 また2013年~15年にかけてカリフォルニア州・ロサンゼルスに、異常な高温と極端な小雨をもたらした異常気象の原因は、偏西風の大きく蛇行した部分に高気圧が停滞したためです。

 

◎ このような高気圧の固定化(ブロッキング高気圧)によって、同じ天候が中長期的に続き、長い期間の異常気象につながります。

 ここに一端を示したように、人類に多大な災害をもたらす異常気象は、偏西風が大きく南北に蛇行することが原因であり決してCO2による地球温暖化のためではありません。

 もし地球温暖化が原因だと言うのであれば、この偏西風の蛇行とCO2との関係が説明されなければなりません。 

 

(その4)に続く

 

図:丸山茂徳・他『地球温暖化「CO2犯人説」は世紀の大ウソ』

  (宝島社・2020)より

 

                (2021年12月1日発行・編集「みどり・山梨」

                               温暖化問題検討委員会より)

                     川村晃生 TEL FAX兼用 055-252-0288

 

【注】図は、本文と共に、たんぽぽ舎のホームページに

   アップされています。

 HP http://www.tanpoposya.com/ 

 

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┗■3.CO2と経済-資本主義再編化のもくろみ

 | 「脱炭素」にだまされないために

 | -CO2温暖化は、ホント?- (その4) (了)

 └──── 川村晃生(「みどり・山梨」温暖化問題検討委員会)

 

4.CO2と経済-資本主義再編化のもくろみ-

 

◎ 経済グローバル化の砦であるダボスの世界経済フォーラム2020年の会議では、「地球を救う方法」と題して、地球温暖化が主要テーマになりました。

 証明されていない仮説をもとにCO2削減の世界的キャンペーンが仕掛けられ、これに世界的な投資ファンドや主要な中央銀行が加わっています。停滞する資本主義のなか、気候変動を歴史的な投資機会ととらえているようです。

 しかし、その負担は決して小さいとは言えません。

 

◎ 2021年7月14日、EUの欧州委員会は、気候変動に対する包括的な取り組みを発表しました。

 そこでは、脱炭素社会に向けて、ガソリン車・ディーゼル車の市場からの排除、排出権取引制度と炭素税の強化、グリーンエネルギーヘの一層の転換などが盛り込まれました。

 こうした脱炭素の政策は、経済活動を制限して失業や倒産を生み、経済に新たな弱肉強食をもたらします。

 

◎ 日本でも、2021年の5月に改正温暖化対策法が国会を通過しました。

 企業に対しては、投資家のために温室効果ガスの排出量をデジタル化して公表することが義務付けられ、地方自治体に対しては脱炭素の目標を具体化させることなどが示されています。

 脱炭素にむけた大号令が吹き荒れそうです。

 

◎ そもそも気候対策の起源は、工業を中心とする産業社会への批判から始まっています。

 2015年のパリ協定の立案者であった国連のクリスティナ・フィゲレスは「これは、産業革命以来の経済発展モデルを意図的に変革するものだ」と本心を明かしました。

 今日、こうした立場が、世界経済フォーラムを中心としたグローバル企業の戦略に結びついています。

 気候変動を「ショック」として言説を支配し、資本主義を再編しようとする動きが始まっています。

 

5.これからのエネルギーは?

 

◎ では、今後私たちはどのような方向でエネルギーを求めたらよいのでしょうか。

 もちろん原子力からは完全撤退しなければなりませんが、その上で現在のエネルギー需要を考える場合、どのような方策がベストなのでしょうか。

 

◎ まず第一に挙げられるのが、自然エネルギー(太陽光、風力、水力、地熱、バイオマスなど)です。

 しかし、自然エネルギーですべて賄うのは不可能でしょう。

 また無理にそれで賄おうとすれば、別の形の自然破壊(森林や河川や景観)が起ります。従ってその場合どうしても火力(石炭、石油、天然ガス)のエネルギーが必要となります。

 私たちは地球温暖化はCO2に拠るものではないと考えていますし、またCO2の増加は食料や緑地の増加に寄与するとも考えています。

 

◎ さて、最近石炭火力発電の目覚ましい改善と進展があります。

 たとえば日本には、世界トップレベルのクリーンな石炭火力発電所が3機あります。

 2002年4月と2009年7月運転開始の横浜市磯子火力発電1号機、2号機と、2020年6月運転開始の広島県竹原火力発電所1号機。

いずれもJパワー(電源開発株式会社)の石炭火力発電所です。

 

◎ 2011年8月26日付の東京新聞の記事には磯子火力発電所の硫黄酸化物(SOx)は99%以上、窒素酸化物(NOx)は90%以上、煤煙はほぼ100%除去され、ヨーロッパに比べてもそのクリーンさは世界一と

書かれています。

 しかもCO2も20%程度低く抑えられているのです。

 ですから「脱炭素」に眩惑されるのではなく、石炭を含む火力発電の利用も視野に入れたエネルギー供給を考えるべきでしょう。

 

◎ 宇宙の中での気象や事象は複雑に絡んでいます。

 人間が地球上を席巻することによる弊害が大きすぎる点もありますが、その複雑ざの中でCO2という1点のみを問題視して作られた世論には、より慎重な目を向けさまざまな観点から見極める理性と感性が

大事だと思われます。

 そして何より重要なのは、私たちができるだけエネルギーを使わない暮らし方や社会のしくみを作っていくことでしょう。

 

  ※もっと知りたい人のために

1.槌田敦『CO2温暖化説は間違っている』(ほたる出版 2006)

2.池田清彦・他『暴走する「地球温暖化」論』(文藝春秋 2007)

3.赤祖父俊一『正しく知る地球温暖化』(誠文堂新光社 2008)

4.広瀬隆『二酸化炭素温暖化説の崩壊』(集英社新書 2010)

5.渡辺 正『「地球温暖化」狂騒曲』(丸善出版 2018)

6.広瀬隆『地球温暖化説はSF小説だった』(八月書館 2018)

 

【注】これらの図書の中には、原子力について私たちと異なる考え方が示されているものがありますが、私たちはそれに同意するものではありません。

                (2021年12月1日発行・編集「みどり・山梨」  温暖化問題検討委員会より)

                     川村晃生 TEL FAX兼用 055-252-0288

以上

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以下は、HP編集者が参考用に転載したその他のWEBで発表された関連資料です。

その他数多くの様々な見解が発表されています。

 

地球環境研究センター

https://www.cger.nies.go.jp/ja/

ココが知りたい地球温暖化

https://www.cger.nies.go.jp/ja/library/qa/qa_index-j.html

https://www.cger.nies.go.jp/ja/library/qa/print/

 

「地球はもう温暖化していない。気候変動の主犯はCO2ではない」

1,BBC YouTube

https://www.youtube.com/watch?v=nBcXwLJygfk

 

2,YouTube 「地球温暖化説」を冷静に見るための11の視点~東大名誉教授が語る~渡辺正 

https://www.youtube.com/watch?v=3vK28nS8AWE&t=96s

 

3,講演会 ~地球温暖化―CO2主犯説を斬る~ 飯尾俊二 東京工業大学

第2回クオリアAGORA/~/クオリア京都 (goodkyoto.com)

 

地表温度より温室効果ガス(二酸化炭素、水蒸気)による熱放射の吸収率を推定

http://godfoot.world.coocan.jp/kyusyuritsu-keisan.htm

 

The Discovery of Global Warminghe 

http://www.aip.org/history/climate/ 

 

温暖化いろいろ終了分アーカイブ
http://sgw1.seesaa.net/article/127880077.html

 

伊方原発の廃炉のために
https://blog.goo.ne.jp/ikatanoplu/c/a811868fc96bf3ea2d4fc76f0f0d9211

 

温暖化懐疑論・否定論について

 

https://ieei.or.jp/2020/04/opinion200401/

 

 

 

広瀬隆「二酸化炭素温暖説の嘘が警告する地球危機」
広瀬隆.pdf
PDFファイル 678.7 KB
数値モデルによる地球温暖化研究.pdf
PDFファイル 1.9 MB

近藤邦明_地球温暖化論.pdf
PDFファイル 1.2 MB
時間追跡による気候予測は不可能.pdf
PDFファイル 1'023.0 KB

地球温暖化という現象.pdf
PDFファイル 658.1 KB
二酸化炭素地球温暖化仮説と巨大マスコミと学者たち.pdf
PDFファイル 257.1 KB

気候変動テキスト_D-all.pdf
PDFファイル 26.0 MB

気候シミュレーションとは何か.pdf
PDFファイル 387.6 KB
攪乱付の自己回帰過程からの出力と攪乱との相関・・・.pdf
PDFファイル 390.2 KB

地球の温暖化という現象
KJ00005412359.pdf
PDFファイル 324.0 KB
地球温暖化論と科学的予測の問題
KJ00008072719.pdf
PDFファイル 671.9 KB

原発と温暖化拡張版.pdf
PDFファイル 4.3 MB
D1縄文時代海進で見える地球温暖化.pdf
PDFファイル 1.9 MB

地球温暖化とカネ.pdf
PDFファイル 682.5 KB
甲斐沼美紀⼦ 気候変動
20191111kainuma-気候変動.pdf
PDFファイル 8.1 MB

CLIMATE_ CHANGE.pdf
PDFファイル 1.7 MB
気候変動テキスト 一般社団法人環境創造研究センター
D-all.pdf
PDFファイル 26.0 MB

地球温暖化論と懐疑論
globalwarming.pdf
PDFファイル 18.9 MB
終焉に向かう原子力と温暖化問題
JCC100119.pdf
PDFファイル 346.3 KB

人為的気候変動1907.00165.pdf
PDFファイル 1.7 MB
再考・地球温暖化論.pdf
PDFファイル 4.1 MB

懐疑論と科学的知見.pdf
PDFファイル 239.2 KB
槌田敦「CO2温暖化説は間違っている」を読む(2).pdf
PDFファイル 299.0 KB

(地球)温暖化の基礎: 温暖化の仕組み
kai_omnibus2.pdf
PDFファイル 3.9 MB
コラム温暖化科学の虚実 研究の現場から「斬る」!クライメートゲート.pdf
PDFファイル 1.3 MB

クライメート.pdf
PDFファイル 299.3 KB
クライメート②.pdf
PDFファイル 561.1 KB

原発と温暖化拡張版.pdf
PDFファイル 4.3 MB
地球温暖化論争・椚座圭太郎.pdf
PDFファイル 2.3 MB

高校生のための地球温暖化論.pdf
PDFファイル 554.2 KB
地表温度より温室効果ガス(二酸化炭素、水蒸気)による熱放射の吸収率を推定(Exc
PDFファイル 836.0 KB






気候変動とは、化石燃料の燃焼をはじめとした人間の活動を主な要因とする、気温と気象 パターンの長期的なシフトを指します。

気象学者    マレー・サルビーは観測された気温データとCO2濃度データを用いて、気温とCO2濃度の相互相関関数を導いて、「気温変化の後で、CO2濃度が変化している」ことを主張しました。

Climate Scientist Murry Salby Demolishes the Global Warming Alarm - YouTube

海洋学者、ジョーア工科大学教授 Judith Curry

Judith Curry - Climate Science and the Uncertainty Monster - YouTube

 ROGER  PILKE教授

 Why We Shouldn’t Fear a Climate Apocalypse - YouTube

 Roger Pielke Jr: An inconvenient truth about the climate debate || October 2021 - YouTube